2021年8月20日 (2023年2月10日 更新)
デリカD5の燃費とは?他のミニバンとの比較や走行性能を徹底解説!
オフロードも走れるミニバンとして、幅広く支持され続けているデリカD:5。
2019年にはフルモデルチェンジといっても過言ではない、驚きのマイナーチェンジを果たし、さらに親しみやすいミニバンとなりました。
SUVの性能を兼ね備えたクロスオーバーなデリカD:5の燃費性能は、いったいどれほどの物なのでしょうか。
今回は、新型デリカD:5のカタログ燃費と実燃費について、ライバル車種との比較もしながら解説していきます。
ジョイカルの「NORIDOKI」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。
デリカD:5の燃料
新型デリカD:5は国産ミニバンの中で唯一、粒子物質や窒素酸化物などの排出量を減らしたクリーンディーゼルをエンジンに採用。
燃料は「軽油」となっており、通常のガソリン車よりも燃料費を抑えることができます。
参考までに2021年5月8日現在のガソリン代全国平均は以下の通りです。
- レギュラー:144.1円
- ハイオク:154.7円
- 軽油:122.8円
レギュラーガソリンと軽油の差は21.3円となっています。
新型デリカD:5の燃料タンクは64L。燃料は軽油なので、満タンにしてもガソリン代は7,859円です。
これが仮にレギュラーガソリンだったとすると、ガソリン代は9,222円となり、その差は1,000円以上。
新型デリカD:5の力強い走りの裏側には、環境とお財布への配慮が垣間見えています。
デリカD:5の燃費性能は?
ディーゼル車というとまだ世に浸透していないため、デリカの大きさからしても「燃費が悪い」というイメージが先行しがちですが、実際にはどれほどの燃費性能を発揮してくれるのでしょうか。
ここでは、新型デリカD:5のカタログ燃費について見ていきましょう。
デリカD:5(4WD)
P |
JC08モード:13.6km/L WLTCモード:12.6km/L |
---|---|
G Power Package |
JC08モード:13.6km/L WLTCモード:12.6km/L |
G |
JC08モード:13.6km/L
WLTCモード:12.6km/L |
M |
JC08モード:13.6km/L WLTCモード:12.6km/L |
デリカD:5URBAN GEAR (4WD)
P Edition |
JC08モード:13.6km/L WLTCモード:12.6km/L |
---|---|
G Power Package |
JC08モード:13.6km/L WLTCモード:12.6km/L |
新型デリカD:5のグレードは全6種類ありますが、グレードによって燃費性能に違いはありません。
より実際の燃費率に近い測定方法であるWLTCモードでは「12.6km/L」と、アクティブ走行が可能なミニバンとしては高い燃費性能だと言えるのではないでしょうか。
また、実際のオーナーの口コミを見てみると、新型デリカD:5の平均実燃費は「11.68km/L」となっており、カタログ燃費に引けを取りません。(e燃費調べ)
他社ミニバンとの燃費比較
新型デリカD:5の燃費率が分かったところで他社ミニバンとの比較も見ていきましょう。
ここでは、数あるミニバンの中でも最大級にして最高級となる「トヨタ アルファード」と、ハイブリッドミニバンとして人気を集めている「日産 セレナ」の2車のカタログ燃費と比較してみます。
トヨタ アルファード
トヨタのアルファードは2020年、ミニバンの中で最も売れた車です。
現行モデルはガソリン車とハイブリッド車があり、カタログ燃費はガソリン車で「9.9km/L~10.8km/L」、ハイブリッド車で「14.8km/L」となっています。(WLTCモード)
アルファードの排気量は最大クラスの3.5Lエンジン。
この大きさにしてこの燃費率なので、特にハイブリッド車の燃費性能は優れているであろうことが伺えます。
日産 セレナ
日産といえば、「セレナ e-POWER」という名前はよく耳にするのではないでしょうか。
セレナには現在、「e-POWER」と「S-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)」の2種類のハイブリッド車があり、全グレードにおいていずれかのハイブリッドシステムを採用しています。
カタログ燃費は「e-POWER」で「18.0km/L」、「S-HYBRID」で「13.2km/L」(共にWLTCモード)となっており、ハイブリッドの実力を発揮していると言えます。
デリカD:5の走行性能は?
SUV×ミニバンと他にはない個性的な特徴をもつ、新型デリカD:5。
ここではその走行性能について、詳しく見ていきましょう。
環境にも配慮したクリーンディーゼル
エンジンは直列4気筒2.2リッターのクリーンディーゼルターボを採用。
ディーゼルエンジンが排出する「窒素酸化物」を浄化するシステム、「尿素SCRシステム」と独自に開発したエンジンシステムにより、環境にも優しく、スムーズな走りを実現しています。
さらにフリクションの低減や、車体・エンジンなどの軽量化により、静かで滑らかな走りを可能にしました。
走行シーンに合わせて選べるドライブモード
新型デリカD:5では、走行シーンに合わせて3つのドライブモードを選択することができます。
標準の走りとなるのが「4WDオートモード」。走行状況に合わせて、2WD走行か4WD走行かを瞬時に判断し、自動で切り替えてくれるモードです。
街乗り走行に適しているのは「2WDモード」。こちらは燃費性能重視の走りをしてくれます。
最後にデリカD:5の真骨頂ともいえる「4WDロックモード」。
常時4WD走行をし、悪路走行にも耐える力強さを見せてくれます。
これら3つのモードを、ダイヤル式のドライブモードセレクターにより、走行中においても簡単に設定を変えることができます。
悪路でも優れた走行性能を発揮できる機能
新型デリカD:5は、悪路走行も可能なSUVミニバンとして、あらゆる技術を駆使してより高い走行性能を実現しています。
中でも、横滑りなどの不安定な動きを感知してブレーキやエンジンを自動的にコントロールする「スタビリティコントロール機能」や、雪道などでのスリップを感知した際、自動的にブレーキをかけエンジン制御をしてくれる「トラクションコントロール機能」の2つの機能は、悪路でも優れた走行安定性を発揮してくれます。
1ヶ月にかかるガソリン代の目安
新型デリカD:5の実際のオーナーの口コミなどから割り出した平均実燃費を参考に、1カ月にかかるガソリン代の目安を算出していきます。
500km走行した場合:5,256円/月
1000km走行した場合:10,512円/月
新型デリカD:5の燃料は安価な軽油なので、その分ガソリン代も抑えることができます。
デリカD5がおすすめのユーザー
新型デリカD:5はクリーンディーゼルエンジンを採用しており、環境性能にも優れていますが、SUVの性能を兼ね備えているため運転には少しコツのいる車となっています。
街乗りのみならず、キャンプや雪道などの悪路走行もアクティブに乗りこなしたいという人におすすめの車です。
旧型と比べて内装もグレードアップされており、車中泊も可能なのでロングドライブにも難なく対応することができます。
しかしながらマイナーチェンジを果たした新型デリカD:5は、その新車価格もグレードアップされています。
例えば「G Power Package」は車体価格だけでも425万円以上となり、そこからさらに諸費用などが上乗せされるため購入には莫大な費用が必要となってしまいます。
まとめ
そこでもっと気軽に新型デリカD:5を楽しみたいという人におすすめしたいのが、カーリースです。
「新車リースNORIDOKI(ノリドキ)」なら、新車購入にかかる初期費用や、購入後の維持費などは一切不要。一定の月額料金のみの支払いで、新型デリカD:5に乗ることができます。
参考までに「G Power Package」のリース料金は、3年契約で43,800円(税込)となっています。
カーローン利用の場合との支払総額をぜひ比べてみてください。
今回は、新型デリカD:5の燃費や走行性能について、解説してきました。
唯一無二のSUVミニバンとなる新型デリカD:5は、クリーンディーゼルを搭載しているため燃費性能にも優れ、環境にもお財布にも優しい車へと進化を遂げました。
しかしその新車価格は、とてもお財布に優しいとは言えず、購入後の維持費なども考えると気軽に購入するのは難しいと言えるでしょう。
そこで新型デリカD:5の購入を考えている人におすすめしたいのがカーリースです。
この機会にぜひお得なカーリースで、新型デリカD:5の購入を検討してみてはいかがでしょうか。