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車の維持費

2021年10月20日 (2023年11月29日 更新)

軽自動車の任意保険は加入すべき?保険料の相場や安くするポイントは?

軽自動車の任意保険は加入すべき?保険料の相場や安くするポイントは?

車を持つと移動範囲が広くなったり生活が便利になったりと、運転に抵抗がない人にとっては欠かせない移動手段であるといえるでしょう。しかし車の維持にはそれなりの費用がかかるため、軽自動車に乗り換えようと考えている人も多いのではないでしょうか。軽自動車は車体価格も維持費も安いうえ、最近では軽自動車でも室内空間が広くなるよう工夫されていたり、エンジンも良いものが使われていたりと、一層乗りやすくなりました。

とはいえ、軽自動車においても必須だといえるのが、任意保険への加入。軽自動車に乗り換えようと考えている人にとっては、保険料の相場は気になるところでしょう。

今回は軽自動車の任意保険料の相場と、保険料を安くする方法について詳しく解説していきます。

軽自動車でも任意保険に加入すべき!

普通自動車と同様、軽自動車であっても任意保険には加入すべきであるといえるでしょう。
実際に、損害保険料率算出機構の「2020年度版自動車保険の概況」において、軽自動車の任意保険普及率は約80%近いことがわかります。

参考:自動車保険の概況 (118ページ目)

自賠責保険だけでは事故の被害者に対する最低限の補償しか受けられず、補償内容が足りなくなるケースが多いため、軽自動車でも任意保険に加入すべきでしょう。

任意保険について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

参考:任意保険はなぜ必要?加入すべき理由や補償内容について

軽自動車の任意保険の相場

軽自動車の任意保険の相場

損害保険料率算出機構のデータによると、軽自動車は事故率が低く、また相手に与える被害が普通自動車よりも少ないことなどから、保険料は普通自動車に比べ安く設定される傾向にあります。
ここでは実際に、三井ダイレクトの簡易見積もりを利用して、軽自動車の任意保険料を算出してみました。

条件

東京都 30歳
主な用途:通勤
免許証の色:ブルー
運転者の範囲:本人のみ
年間走行距離:10,000km未満
等級:10等級

軽自動車の場合

スズキ ワゴンR ダイハツムーヴ
年間保険料 33,130円 30,090円
車両保険追加の場合 52,210円 51,730円
人身傷害特約追加の場合 38,410円 34,550円

小型乗用車(5、7ナンバー)

ホンダ フィット トヨタ アクア
年間保険料 34,420円 44,920円
車両保険追加の場合 60,030円 74,600円
人身傷害特約追加の場合 38,780円 50,130円

普通自動車(3ナンバー)

トヨタ プリウス ホンダ ヴェゼル
年間保険料 34,490円 36,960円
車両保険追加の場合 78,860円
人身傷害特約追加の場合 38,640円 41,800円

普通自動車に比べて、軽自動車の方が年間保険料が安くなっており、車両保険を付帯した場合にいたっては2万円以上の差があることがわかります。
ただし実際の保険料は、年齢や等級、事故歴の有無などあらゆる条件によって変動するため、必ずしもこちらの相場に当てはまるとは限りません。

2020年から型式別料率クラス制度が実装

2020年から型式別料率クラス制度が実装
出典:https://www.honda.co.jp/

2020年1月より、保険料の算出には「型式別料率クラス」が適用されるようになり、車の型式ごとに料率を定められています。
具体的には「対人賠償」「対物賠償」「人身・搭乗者傷害」「車両保険」の4つの項目ごとに、普通自動車は1~17までの17段階、軽自動車は1~3の3段階に区分され、料率クラスが大きくなるほど保険料が高くなる仕組みとなっています。

軽自動車は最大でもクラス3となるため、普通自動車と比べて保険料が安く設定される傾向にあることが分かります。

軽自動車の任意保険を安くする方法

軽自動車の任意保険を安くする方法

軽自動車と普通自動車、どちらの場合においても、保険料を安くする方法には同じことがいえます。これまで普通自動車で任意保険に加入していた人は、軽自動車に乗り換えることによって保険料が安くなると予想されますが、加入方法や保険の選び方によってさらに保険料を抑えられることが期待できます。具体的にチェックしていきましょう。

ダイレクト型(通販型)の保険会社を選ぶ

任意保険には代理店型とダイレクト型の2種類があります。代理店型には代理店手数料がかかる分、割高となるのに対し、ダイレクト型は直接保険会社と契約を結ぶため、手数料がかかりません。そのため、代理店型に比べると保険料が安くなる傾向にあるため、保険料を安く済ませたいと考えている人は、ダイレクト型の保険を視野に入れると良いでしょう。

自分に合った補償内容を選ぶ

当然のことですが、補償をつけた分だけ保険料が高くなってしまいます。もちろん、必要な補償はつけるべきだといえますが、例えば補償範囲を正しく設定したり、車両保険の必要性を考え不要な場合は外すなど、自分に合った補償を適切に選ぶようにすると、保険料の節約にも繋がるでしょう。
また、車両保険を付帯する場合、補償範囲が限定されている「エコノミー型」も視野に入れるだけで保険料を抑えられるかもしれません。一般型とエコノミー型、両方の見積もりを取って、金額を確認してみると良いでしょう。

免責金額を設定する

車両保険には「免責」といって、本来保険会社が全額支払うはずの保険金を、契約者が一部負担する金額をあらかじめ設定することができ、免責金額に応じて保険料を抑えることができます。
免責金額は保険会社によって、主に5万円、10万円、15万円と、5万円単位で設定していけるのが一般的です。

セカンドカー割引を利用する

軽自動車の購入をセカンドカーとして考えている場合、保険会社に申告すればセカンドカー割引が適用されるケースがあります。
セカンドカー割引とは、すでに契約済みの車が11等級以上の場合、新たに購入した車に関して、通常6等級になるところを7等級からスタートできるといった制度です。

セカンドカー割引は、1台目に契約中の保険会社とは別の保険会社で契約しても適用されますが、2台目の車であることをこちらから申告しない限り、セカンドカー割引が適用されないため注意が必要です。
等級が高くなる分、保険料が抑えられるので、セカンドカーを購入したら忘れずに申請しましょう。

複数の保険会社の見積もりを取る

複数の保険会社の見積もりを取り、その中からもっとも安い保険会社の任意保険に加入することで、保険料を抑えることができます。複数の会社から見積もりを取るには「ほけんの窓口」のような店舗型の保険相談窓口か、インターネットの一括見積もりサイトを利用すると良いでしょう。

ネット型は必要事項を入力するだけで、簡単に数十社以上もの保険会社の見積もりを取り寄せることができるため、大変便利なサービスです。
また、同じ保険会社でも毎年保険料率が変わるため、場合によっては翌年は割高となっているケースも。少しでも保険料を安くしたいと考えている人は、毎年更新のたびに見直しを行うと良いでしょう。

事故は誰にでも起こるもの

事故は誰にでも起こるもの

どんなに気を付けて運転していたとしても、事故というのは思いがけず起こってしまうものです。時には自分に非がなくても事故に巻き込まれるケースもありますが、場合によっては過失割合が多少なりとも自分側に降りかかってくることも。そんなとき、任意保険に加入しておらず十分な補償を受けられなかったり、相手への損害賠償が賄えなかったりすると大変な事態に陥ってしまうでしょう。
最悪の事態を避けるためにも、任意保険への加入は必須だといえるでしょう。
万が一に備え、任意保険には必ず加入するようにしましょう。

まとめ

今回は軽自動車の任意保険料の相場や、保険料を安くする方法について詳しく解説してきました。
軽自動車は普通自動車よりも保険料率が低く設定されていることが多く、同条件において保険料が安くなる傾向にあります。

さらに保険料を少しでも安く済ませるためには「ダイレクト型に加入する」「複数社見積もりを取る」「補償を適切に設定する」などについて実行すると良いでしょう。
軽自動車をセカンドカーとして購入する場合には、「セカンドカー割引」の適用を受けるとお得になるので合わせてチェックしておきましょう。

事故率が低いとされる軽自動車であっても、任意保険への加入は必須であるといえます。
万が一に備え、自分に合った補償内容の保険に加入してください。

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WRITER筆者

橋本 敏弘 (はしもと としひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニット所属

資格・免許
・普通自動車免許
・大型自動二輪免許
・二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
・自動車検査員
・自動車保険募集人
略歴・職歴
自動車整備専門学校卒業後、2級自動車整備士資格取得。千葉県某日産系ディーラーにて整備士として6年、営業として1年勤務。その後、コバック加盟店の地元自動車修理工場にて3年勤務。この期間中に自動車検査員資格も取得後、退社。そして、現在は株式会社ジョイカルジャパンにて新車業販部を経て、マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニットで活躍中。
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自動車整備の資格を活かし、販売のことから日頃のクルマのメンテナンスのことを中心に、幅広くみなさまへお伝えできたらと思っております。

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