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車の維持費

2021年10月5日 (2022年5月20日 更新)

車の買い替え時の「任意保険」切り替えのタイミングと必要なものをチェック

車の買い替え時の「任意保険」切り替えのタイミングと必要なものをチェック

自動車の買い替え楽しみになる同時に乗り慣れない自動車で事故を起こしてしまったらと不安になることもあります。そんな不安を解消するのが自動車保険です。

しかし「どうすればスムーズに切り替えができるのか?」「どこに問い合わせれば良いのか?」という手続きに関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、車の買い替え時の「任意保険」を切り替えるタイミングや切り替えの際に必要なものについても解説をしていきます。

自動車を買い替えた時の各保険の手続き

自動車を買い替えた時の各保険の手続き

自動車の買い替えと同時に保険も切り替えが必須です。それでは、自動車保険の切り替え方法について見ていきます。

自賠責保険の場合

自賠責保険は、車検付きの中古車を購入した場合、名義変更をしてくれる業者もあります。自分で名義変更をする場合は、証券に記載された保険会社に問い合わせましょう。保険会社から指示された必要書類を提出すれば、名義変更は完了します。

任意保険の場合

任意保険は、自分で加入知る保険で強制ではありません。通常、車両入替をする際には自分で入れ替えの手続きを依頼します。仮に手続きを怠った場合、事故を起こしてしまっても保険が適用されない、もしくは免責となる可能性もあります。

車両入替とは?

車両入替とは、現行車から買い替えた自動車へ保険を替える手続きのことです。この手続きをしなければ、乗り換えた自動車は任意保険に加入していないことになります。

車両入替ができる条件

自家用車の場合、下記の条件を満たしていないと車両入替はできません。

  • 入替前の自動車を廃車や譲渡、返還することになっていること
  • 自家用8車種(キャンピングカーを含む)から自家用8車種であること
  • 自動車の所有者が入替前の所有者本人か記名被保険者、配偶者、同居している親族であること

これらに当てはまらない自動車への車両入替は不可となります。

車両入替の手続き方法と必要なもの

車両入替の手続き方法と必要なもの

次に、車両入替の手続きの方法と手続きの際に準備しておくものについてご覧ください。

車両入替の手続き方法

車両入替をするための方法は下記の通りです。自分のしやすい方法で入替を行いましょう。

保険会社に連絡する

自分が加入している保険会社に自動車を買い換える旨を伝えます。注意する点は、保険会社の営業時間は、平日9時から17時までなのでその時間に連絡をしましょう。

代理店に連絡する

代理店を介して加入している場合は、代理店に連絡をして手続きを依頼します。保険会社に比べると、連絡のつく時間は長く土日祝でも対応してくれる代理店もあります。

インターネットで手続きする

通販型保険は、インターネット手続き可能です。24時間365日手続きができるので、昼間は手続きができない人でも安心です。

車両入替に必要なもの

次に、車両入替をする際、準備しておくものについて確認していきます。

新しい車の車検証

車両入替をするには新しい車の車検証は必須です。保険会社や代理店の場合、FAXでの送信を依頼されることがあります。インターネットでの入替は車検証の情報に基づき自分で入力していくため車検証(コピー可)は必ず準備しておきましょう。

自動車のオドメーター(累計走行距離)の情報

任意保険は、リスク細分化保険が主流です。年間走行距離によって保険料が変わるため、累計走行距離を問われる場合があります。

保険会社によって、上記以外にも必要な書類や情報を問われる場合があるので、事前に契約している保険会社や代理店などに問い合わせてみるとスムーズな車両入替ができます。

保険を切り替えるときに注意しておきたいこと

保険の切り替えは自動車を買い替えたことだけでは終わりません。切り替えの際に注意しておく点がいくつかあります。

保険料が変わる場合がある

例えば、軽自動車から普通車に車両入替をしたり、車両価格80万円の自動車から250万円の自動車に入れ替えたりすると、保険料が追徴となる可能性が高いです。

逆に低年式の自動車からエコカーに入れ替えると安くなるケースもあります。

等級の引継ぎができない場合がある

基本、車両入替は前述の条件を満たしていれば、等級を引き継げます。しかし、なかには車検証の名義が妻、契約者が夫といった場合に等級を引き継げないこともあるので注意しましょう。

保険が新規加入扱いになる場合がある

今まで750ccのオートバイに乗っていて、軽自動車に乗り換えたという人は、オートバイの任意保険へ軽自動車を入れ替えることはできません。この場合、オートバイの任意保険は中断をして、新たに軽自動車の保険に加入する必要があります。

保険の切り替えタイミングは納車前がベスト

保険の切り替えタイミングは納車前がベスト

保険の切り替えがスムーズにできていないと、仮に事故を起こした時、保険が適用できない恐れもあります。万が一、事故を起こしても、猶予期間の30日以内であれば古い自動車でも補償を受けられますが、入れ替えたと思い込み30日以上経過してしまった場合、取り返しのつかない事態を招く恐れもあるのです。

また、猶予期間での事故でも車両入替を怠ったという理由から免責扱いで全ての補償をしてもらえない場合もあるのです。

買い替えが決まった時点で、納期を把握し納車前には車両入替の手続きを完了させておきましょう。

車を乗り換えるときは保険の切り替えも忘れずに

自動車の乗り換えを検討する際には、保険の切り替えも同時進行で考えることで、車両入替を忘れないことに繋がります。加入済み保険が買い替える自動車と車両入替のできるのか確認をしておきましょう。

また、車種が変われば補償内容を見直すきっかけにも繋がるため、保険料の増減も考えられます。あらかじめ余裕を持って車両入替をしておくと保険料の段取りもしやすくなります。

ディーラーや自動車販売店で購入すれば、車検証を保険会社や代理店に前もって納車日や車両価格を記載してFAXをしてくれます。保険会社や代理店に届いていれば、連絡が来るので安心です。

まとめ

まとめ

今回は、車の買い替え時の「任意保険」切り替えのタイミングと必要なものについて解説してきました。

自動車の保険は2種類あります。自賠責保険は、自動車に強制付帯している保険です。一方で任意保険は、ドライバーが任意で加入している保険なので自動車を買い替える旨を必ず通知しなければなりません。通知を怠ると事故を起こした時、補償がされない危険もあります。

車の買い替えの際には、自分が加入している保険会社や代理店などを把握しておき、買い替えが決まった時点で早めに連絡を行うことを心掛けましょう。

WRITER筆者

橋本 敏弘 (はしもと としひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニット所属

資格・免許
・普通自動車免許
・大型自動二輪免許
・二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
・自動車検査員
・自動車保険募集人
略歴・職歴
自動車整備専門学校卒業後、2級自動車整備士資格取得。千葉県某日産系ディーラーにて整備士として6年、営業として1年勤務。その後、コバック加盟店の地元自動車修理工場にて3年勤務。この期間中に自動車検査員資格も取得後、退社。そして、現在は株式会社ジョイカルジャパンにて新車業販部を経て、マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニットで活躍中。
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自動車整備の資格を活かし、販売のことから日頃のクルマのメンテナンスのことを中心に、幅広くみなさまへお伝えできたらと思っております。

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