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カーリース

2022年10月7日 (2022年10月25日 更新)

カーリースは高齢者でも利用できる?年齢制限の有無や利用する注意点などを解説

カーリースは高齢者でも利用できる?年齢制限の有無や利用する注意点などを解説

お得で便利な車の利用方法であるカーリース。その利用者は年々増加の傾向にあります。いままでは車を購入してきたという方の中にもそろそろ自分もカーリースを利用してみようかな、などと検討されている方も多いのではないでしょうか。

でも気になるのはカーリースには年齢制限があるという噂です。それは本当なのでしょうか。特に高齢者は、カーリースが利用しづらいという話もあります。そこで今回はカーリースを申し込みに年齢制限はあるのかについて、解説していきましょう。

カーリースに年齢制限はあるのか?

カーリースに年齢制限はあるのか?

まず、カーリースに年齢制限は果たしてあるのか。まず、原則としては免許を所持している対象年齢内であれば、だれでもカーリースの申し込みが可能となっています。

しかし、多くのカーリース会社では利用できる方の年齢に20〜75歳という制限が設定されていることが多いようです。その理由は、まず、未成年者は、一般的に支払能力が高くないと考えられるからです。

また、運転に関しても初心者であり、車の操作に不慣れで事故を起こすリスクも高いということから制限されているのです。

そして、76歳以上の高齢者の場合は、一般的に年金で生活している方がほとんどです。そのため、まとまった収入がなく支払いに関するリスクが考えられる。

また、近年高齢者による事故も増え、加齢による判断力の低下によって事故を起こす可能性が高いとも考えられます。そのことから高齢者に関してはカーリースの申し込みに制限が設けられているのです。

つまり、必ずしもそうでない場合もあるでしょうか、多くの場合未成年者や76歳以上の高齢者はカーリースが利用できないことが少なくないということです。

しかし、高齢者であっても75歳以下の方であれば、もちろん問題なく利用できます。というかむしろ高齢者の方こそカーリースの利用が向いているといえるかもしれません。

カーリースが高齢者の方にオススメな理由

カーリースが高齢者の方にオススメな理由

高齢者の方でも日々の買い物や通院などのため、車が欠かせないという方も多いでしょう。しかし、車の購入費用や、ランニングコスト、車の管理や整備などの手間などを考えると、購入は難しいという方もいるのではないでしょうか。

だからこそ、オススメなのが、初期費用が掛からず、頭金なども不要なカーリースなのです。他にも高齢者の方にカーリースがおすすめの理由には以下のようなことがあります。

定額制だから諸々の出費を節約できる

まず、カーリースは月々定額のリース料金を支払うだけで新車に乗ることができます。登録のための諸費用も不要ですし、税金や自賠責保険などを別途支払う必要もありません。

前述したように頭金も不要ですし、長期のリースなら車検代もリース料金に含まれます。つまり、急にまとまった出費が必要となることもなく、基本的には定額のリース料金を支払っているだけでいい。そのため、家計の管理がしやすいということです。これは大きなメリットでしょう。

車のメンテナンスをサポートするプランがある

また、車を所有すると、日々の車の管理や整備が大変という心配もあるのではないでしょうか。

その点カーリースにはメンテナンスリースという仕組みがあります。こちらは、故障や破損が発生した際にかかるメンテナンス料金も月額のリース料金に含まれているリースです。

さらに、法定12ヵ月点検費用やエンジンオイル、タイヤといった各種消耗品交換費用なども含まれます。こちらを利用すれば車のメンテナンスに不慣れな高齢者の方でも安心でしょう。

自身に合った契約期間を選べる

カーリースはカーローンとは違って、短期契約を選ぶこともできます。1年や3年、5年などと必要な期間だけ選ぶことができてとても自由度が高いという特徴もあります。

例えば、年齢のことを考えて、3年後に免許返納をしようと検討されている高齢者の方でも、これなら将来を見据えた計画を立てやすくいのではないでしょうか。

カーリース審査で高齢者の方が押さえておきたいポイント

カーリース審査で高齢者の方が押さえておきたいポイント

高齢者でも75歳までならカーリースの審査通る可能性は高いでしょう。しかし、年金生活の高齢者の方の場合、必ずしも審査を受けても通るかどうかはわかりません。では、カーリースではどのような審査が行われるのでしょう。

カーリースの主な審査内容

カーリースでの審査の一番のポイントは、リース代金の支払い能力の有無です。契約するにあたって毎月のリース代金が支払えるかどうかが厳しく審査されます。結果支払い能力が疑わしいとなった場合は審査が通らないこともあるのです。

カーリースの審査に通らない理由

会社勤めであれば、定期的な収入がありますのでカーリースの審査は問題なく通るでしょう。しかし、アルバイトで生計を立てていたり、年金生活の高齢者の場合は、収入が低く、リース料金の支払いが厳しいのでは、と考えられることから審査が通らない可能性があります。

また、他のローンの支払いが滞っていたり、多額の債務がある場合。さらに携帯電話の料金支払いが滞ってしまったことがあるという場合も、信用情報にそれらが記載されてしまうため、審査に引っ掛かってしまう可能性があるでしょう。

高齢者や未成年者が審査に通りやすくなるポイント

では年金生活者である場合カーリースの審査に通らないのかというと、必ずしもそうでもありません。年金生活であっても、持ち家があるなど資産状況によっては、とくに問題なく審査が通る場合もあるのでそれほど心配はいりません。


また、連帯保証人を立てることで審査をクリアできることもあります。連帯保証人は契約者が支払いを行えなくなった際、そのかわりに債務を引き継ぐ義務を負う人のこと。契約者の支払い能力に多少の不安があっても、連帯保証人を立てれば問題なしとなって審査に通る可能性が高くなります。

また、車種やグレードを見直し、リース料金のトータル額を下げることで審査が通りやすくなるというケースもあるようです。

ただし、このカーリースの審査の基準については、リース会社によって異なり、またさまざまな観点から行われるもののため、実際に審査が通るかどうかは、受けてみなければわかりません。

カーリース利用で注意したいこと

カーリース利用で注意したいこと

カーリースは車を購入するよりもハードルが低く、家計の管理もしやすくて、高齢者にとってもとても便利なサービスですが利用するにあたって、知っておくべきこと、注意すべきことがいくつかあります。

カーリースには主に2種類の契約がある

まずカーリースにはオープンエンド方式とクローズドエンド方式があります。これは知っておくべきことです。

オープンエンド方式は、リース契約する際に車の「残価」が契約者にも公開されるという契約方法です。リースの終了時(エンド)の車の残価が、リース契約時に公開(オープン)されているのでオープンエンド方式と呼ばれます。

契約時に、その車のリース満了時の残価をリース会社と契約者とで決めることができるので、残価設定を高く設定すれば月々のリース料金を安くすることが可能です。

しかし、リース契約終了時に車を返却する際、当初の契約で決めた車の残価と、返却時の車を査定した際の価値に差額があった場合は、リースの契約者側がその差額を払わなくてはいけません。つまり、場合によっては契約終了時に、追加の精算を行なわなければならない可能性があるということです。

もう一方のクローズエンド方式は、リース期間中、車の「残価」は契約者には非公開となっています。リース契約が満了となった時点(エンド)での残価が、非公開(クローズ)なのでクローズドエンド方式と呼ばれます。

オープンエンドと違い、クローズドエンド方式はリース契約時に設定された残価より、リース契約満了時の車の価値が査定によって低くなっても、その残価に対する追加精算が契約者に発生しません。残価精算の義務はあくまでリース会社の側にあります。利用者は、追加精算の心配がないのです。

ということを考えると、年金生活の高齢者であればクローズドエンド方式のほうが安心感も高いのでオススメといえるでしょう。

基本的に中途解約はできない

カーリースで気を付けるポイントとしては、ほかに基本的にリースは中途解約ができないということもあります。高齢者であれば、今は運転に自信があっても、5年後10年後はどうなるかわからないという不安もあると思います。

そういった場合に、長期のリース契約をしてしまうと、免許証を返納したのに車が返却できず、契約期間満了まで乗らない(乗れない)車のリース料金を支払い続けるということになってしまいます。

もし高齢者でそういった長期のリース契約が不安という場合は、1年や3年といった短期のリースプランを利用するといいでしょう。リース会社によっては、そういった豊富なプランが用意されていますので、そういったリース会社を利用するのがオススメです。

契約終了時には原状復帰が必要

カーリースでは、リース車を利用している際の事故などのトラブルで車にダメージを負った場合、その修理は、利用者側で費用を負担して行なわなくてはなりません。傷やへこみ、故障などは修理が必要になります。

そしてリース契約満了時には、しっかり原状回復を行った状態で返却しなくてはなりません。もし原状回復ができてない場合は、カーリース会社から原状回復費用が請求されることになります。

そういった費用負担をなくすためには、安全運転を心がけ事故にあわない、事故を起こさない慎重な運転が重要となります。また事故などのリスクに備えてドライブレコーダーの装備は必須でしょう。

まとめ

まとめ

カーリースは高齢者の場合、その年齢によっては利用に制限を受ける可能性があるということを説明していきました。その一方、高齢者こそカーリースの利用にメリットがあるということもご理解いただけたと思います。

生活に車が必要だけれど、年金による収入が主となる高齢者の方は少しでも車にかかる費用は抑えたいはずです。カーリースなら車にかかる日々の出費額を管理しやすいですし、また、予定外の出費も抑えることが可能です。

リースの審査に通過できるのか、連帯保証人が必要ではないのかなどの心配があるかもしれませんが、是非利用を検討してみてください。自分でも利用できるのか心配だという方は、事前にリース会社に相談してみることをオススメします。

WRITER筆者

飯野 貢司 (いいの こうじ)株式会社ジョイカルジャパン リアル事業部 U-CARSELECT4号草加店 店長

資格・免許
・大型自動車第一種運転免許
・自動車牽引免許
略歴・職歴
TAXジャンボ蓮田店にて中古車販売事業に7年携わる。その後株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社、2年の店舗勤務を経て、本社での新車事業、法人営業、新規企画など様々な分野に携わり合計19年間勤務。現在は株式会社ジョイカルジャパンの新車事業部を経てマーケティング本部商品開発ユニットに配属。
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