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車の買い方

2021年9月28日 (2022年5月20日 更新)

新車購入時の諸費用は何にいくらかかる?内訳でみる諸費用

新車購入時の諸費用は何にいくらかかる?内訳でみる諸費用

新車を購入する際に必要になる費用は、車両本体価格のみではありません。保険料や税金といった法定費用が必要になり、毎月の維持費が数万円を超えることも珍しくありません。

今回は、自動車税や自賠責保険・印紙税といった法定費用の内訳を解説するとともに、諸費用を抑えてお得に車を購入する方法をご説明します。

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「法定費用」の内訳

法定費用とは、新車を購入する際、必ず納めなければならないと定められている諸費用のことを指します。ここでは、法定費用の内訳をご説明します。

自動車税

まず、自動車税と呼ばれる税金がかかります。自動車税とは、定置場の所在する都道府県において、その所有者に課される税金のことです。

自動車税にはいくつかの種類がありますので、ここではそれぞれを解説します。

自動車税/軽自動車税

自動車税・軽自動車税は、車を購入したタイミングに加えて、以降毎年4月1日に車を所有している人に対して課されます。税金の額は車種によって異なり、普通車であれば排気量に応じて税金が決まります。

また、1年の途中で車を購入した場合は、3月までの残月数を月割で算出した額を納める必要があります。

環境性能割

環境性能割は、「自動車取得税」の代わりに導入された税金です。「自動車取得額×性能割税率」の数式で出された金額を税金として納めます。

なお、取得額=車両本体価格ではなく、「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に定められた費用に、オプション費用を追加した金額が取得額として設定されています。

自動車重量税

自動車重量税は、普通車・軽自動車によって税金が異なります。普通車の場合は、年数・燃費等に応じて課される金額が変わる仕組みとなっており、軽自動車は毎年一定額を納める決まりとなっていることが特徴です。

加えて、新車購入時には、初回車検までの3年分の税金・以降は車検を受けるたびに2年分の税金を納める必要があります。

自賠責保険(強制保険)

自賠責保険は、自動車を乗る人全員に加入が義務付けられている保険です。対物・運転者補償は含まれておらず、あくまでも「被害者」を助けるための保険になります。

こちらは、新車購入時、及び以降の車検ごとに支払います。

消費税

消費税は、車両本体に加えて、車両のオプション費用にかかる税金です。2021年時点では10%の消費税が課されており、今後増税が行われれば、その変更後の税率がかかる仕組みとなっています。

印紙税

印紙税は、車検を通し、合格した際に発行されるステッカーにかかる費用です。車種や車検内容によって費用が変わることが特徴です。

リサイクル料金

リサイクル料金とは、車を廃車する際にリサイクルできるであろう部分の費用を、購入時に支払う必要のことです。文字通りリサイクルであるため、下取り及び買取り等で手放すのであれば、支払った料金は返戻される仕組みとなっています。

「諸費用」の内訳は

「諸費用」の内訳は

ここまで、法定費用の内訳を解説してきましたが、法定費用に加えて、諸費用も必要となります。ここでは、諸費用の内訳となる4つの項目についてご説明します。

登録代行費用

まず、車庫証明手続き・法定費用納付の代行・新車登録などの代行を依頼した際に登録代行費用が発生します。また、遠方の車屋で新車を購入した際、自宅まで車を届けてもらうことを依頼した場合は、納車手数料も登録代行費用として加算されます。

車庫証明取得代行費用

上述したように、新車を購入する際は車庫証明をする必要があり、こちらの代行を依頼した場合は車庫証明取得代行費用が発生します。こちらは、駐車場として使用する地域の警察署に申請をする必要があります。

なお、車庫証明の取得に関しては、購入者自身が行うことも可能であるため、状況に応じて方法を選択するようにしましょう。

納車費用

納車費用とは、新車を購入し、指定の場所まで車を届けてもらう際に必要となる費用です。遠方の車屋で新車を購入した場合や、なんらかの事情で車を取りに行くことが困難な場合に代行を依頼します。

なお、納車費用に関しても自身で車を取りにいける場合は費用がかかりませんので、できる限り諸費用を抑えたい人は、自身で取りにいける日程等を調整するようにしましょう。

下取り査定料・手続き代行費用

下取り査定料は、新車を購入したからといって必ず必要になる費用ではありません。下取り査定料が必要になるのは、新車購入以前に乗っていた車を下取りに出す場合です。

加えて、下取り手続き代行費用も必要となります。諸費用をできる限り抑えることも重要ではありますが、下取り額が下取り査定料を超えれば十分に下取りする価値はありますので、車の状況等に応じて検討してみましょう。

諸費用を抑えてお得に車を購入するには?

ここまで、法定費用や諸費用として必要なものを解説してきましたが、思っていた以上にお金が必要になることを懸念している人は多いのではないでしょうか。しかし、諸費用を抑えてお得に車を購入するためのポイントが存在します。

下記、お得に車を購入するためのポイントを2つ紹介します。

まずは車両本体価格の値下げ交渉をする

お得に車を購入するためにも、まずは車両本体価格の値下げ交渉をしてみましょう。「値下げ交渉をしても断られる」「気分を悪くしたら申し訳ない」と感じる人も多いかも知れませんが、事実値下げ交渉をすることによって値段が変わるケースは往々にしてあるため、十分交渉してみる価値はあると言えます。

また、同じ車種であっても、複数の会社に相見積もりをしてみることも大切です。同じ車種・同じ条件の車であっても、取り扱っている会社によって料金が変わることもありますので、損をしないためにも複数の会社の利用を検討してみましょう。

代行サービスを利用しない

次に、代行サービスを利用しないことも大切です。この記事でも解説しているように、登録手続きや車庫証明・納車などは、代行サービスを利用しなくとも、自身で比較的容易に手続きすることが可能です。

自身で行うことで、数万円〜10万円ほど費用が変わることもありますので、代行サービスは利用しないことを推奨します。

カーリースなら複雑な費用もコミコミ!

これまで、新車の購入における費用などを解説してきましたが、費用がかかることはもちろん、複数の手続きが生じ手間に感じる人も多いかも知れません。

しかし、カーリースであれば、これまでに紹介した複数の手続きが不要であり、簡単に新車に乗ることができます。また、リースする車に税金等の必要な費用が組み込まれているため、安価に乗れることも大きなメリットです。

POINT

維持費や複雑な手続き等の煩わしい問題がカーリースで解決できるため、新車を購入することに少しでも迷いがある人は、カーリースの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

新車購入時にかかる法定費用や、諸費用について解説をしてきました。新車購入時には、消費税や自賠責保険などの法定費用、登録代行費用などの諸費用が必要となります。これらの費用をできる限り抑えるためにも、まずは車の値下げ交渉をしてみると同時に、代行サービスを利用せず、自身で取り組めるものは自身で対応するようにしましょう。

また、カーリースであれば、複雑な手続きが一切費用で新車に乗ることが可能です。状況によっては新車購入以上に大きなメリットを享受できますので、カーリースの利用も検討してみてください。

WRITER筆者

久保谷 千尋 (くぼや ちひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部WEB・企画ユニット所属

資格・免許
・普通自動二輪車免許
・普通自動車免許(初心者マーク中)
略歴・職歴
大学時代はイギリス鉄道の研究を行う。在学中にバイクの免許を取得し、モビリティの沼にはまる。大学卒業後、株式会社ジョイカルジャパンに入社マーケティング本部WEB・企画ユニットへ配属。
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ライダー目線、4輪は初心者マーク目線で、車に関する情報をお伝えします! また、女性ならではの目線でもみなさんに車の楽しさをお伝えできたらと思います。
キャンプが好きなのでアウトドアシーンでの車遊びはお任せください!

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