2021年9月28日 (2022年5月20日 更新)
車の新しい乗り方、「カーリース」のメリット・デメリット
最近、CMやネット広告などでもお馴染みのカーリース。カーリースは、レンタカーやカーシェアのように不特定の人に車を貸すのとは違い、数年単位で車を契約者に貸与します。ローンで車を購入するのと支払い方法が似ているため「安く車にのれる!」と、思うかもしれません。今回は、車の新しい乗り方であるカーリースのメリット・デメリットについて解説をします。
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カーリースとは?
カーリースとは、リース会社が契約者の要望する車を用意します。契約者はその車の借りるために毎月リース料をリース会社に支払うのです。
それではカーリースが安い理由はどこにあるのでしょうか。その理由についてみていきます。
カーリースの安さの秘密は「残価設定」
カーリースが安い理由は、残価設定をするからです。残価設定とは「残存価格設定」のことを略しています。例えば、300万円の新車を購入しました。
3年後には価値が下がります。その価値は走行距離や車の状態で大きく変わりますが、3年後についた車の価値を残存価格というのです。
カーリースでは、残存価格を契約の時に前倒しで設定します。設定することで、本来なら乗り出しに300万円かかる車でも、⅔程度の価格で乗ることが可能です。
カーリースのメリット
カーリースは、車に安く乗れるだけではありません。他にも快適なカーライフが過ごせるためのメリットがあります。
頭金なし・月々定額で車を持てる
車を購入する時には頭金が必要です。それに続き、購入後には税金や自動車保険、車の維持費がかかります。しかし、カーリースは頭金不要、月々定額支払うだけで車を購入したユーザーと同じ感覚で乗ることが可能です。
納車までの手続きをネットで行える
カーリース会社との手続きから契約、納車までネットで行います。24時間365日申し込みができるので、忙しい人でも自分の空いた時間を使って手続きをすることが可能です。
乗り換え時の手続きが簡単
車は動産なので、乗り換え時には所有権に関する書類が必要です。印鑑証明や譲渡証、委任状など取り付けるのは時間も手間もかかります。しかし、カーリースは乗り換え時の手続きが簡単に済ませることができます。公的書類も必要ありません。
法人・個人経営者は経費計上ができる
企業や個人経営者は車を購入すると資産として計上しなければならず、減価償却も必要です。カーリースは、車を貸与しているのでリース料として経費計上ができます。
カーリースのデメリット
カーリースは、ローンに比べると手続きに時間もかからず金銭面も予算を立てやすい車の新しい乗り方といえます。しかし、カーリースも生活スタイルによってデメリットとなります。
自由なカスタマイズができない
貸与している車なのでカスタマイズはできません。社外品の取り付けや自分好みの外装、内装をしたい人にカーリースは不向きです。
走行距離に制限がある
前述にもある残価設定の基準に走行距離があります。例えば、新車から乗りはじめ3年後の走行距離が10000Kmと30000kmとでは、残価の差は大きいです。契約時に残価設定をするカーリースは、契約期間に走行距離を制限するので走行距離を超えないように使うことが大前提となります。
途中解約ができない
契約者は、車をリース会社に代わりに購入して貰っているだけでなく、車の維持費や諸費用もリース会社が立て替えて借りているため、中途解約ができません。仮に、途中解約をしなけばならない時は、違約金が発生します。
返却時に追加料金が発生する場合がある
車をリース契約するためにはいくつかの規約を守らなければなりません。返却時、規約に違反していたり、残価設定時の走行距離を超過していると追加料金が発生する場合があります。
カーリースに向いている人
車を購入するのかリースにするのか悩みますが、両者ともにメリット、デメリットはあります。それでは、カーリースに向いている人とはどのような人なのか挙げていきます。
初期費用を抑えて車を持ちたい人
車は、頭金だけでなく初期費用がかかります。初期費用は、車両本体価格の1割ほど必要です。カーリースでは初期費用が不要なので少しでも費用を抑えたい人にオススメです。
月々の支払いを定額に安定させたい人
「月々の支払いが定額はローンも同じでは?」と思う人は少なくありません。しかし、ローンの場合、定額なのは車の購入代金のみです。購入後にかかる維持費は含まれていないためその都度必要となります。一方、カーリースは維持費も含まれているので月々の支払いを安定させたい人にオススメです。
ライフステージに合わせて車を乗り換えたい人
就職や結婚など、ライフステージの変化は車種にも大きな変化をもたらせます。ライフステージの変化に応じて、簡単に乗り換えをしたい人にカーリースはオススメです。
カーリースに向いていない人
カーリースに向いている人がいれば、向いていない人がいます。カーリースが向いていないのに利用して後悔しないために、向いていない人について挙げていきます。
現金一括で車が購入できる人
車は安い買い物ではありません。大半の人が頭金程度の現金を用意してあとはローンで支払います。しかし、現金一括で車を購入できる人は、カーリースは向いていません。
自分名義の車が欲しい人
カーリースは、車を貸与するため名義はリース会社です。自分名義の車が欲しい人は、車を購入することが条件となります。
遠方への運転が多く、走行距離が長い人
残価設定をする時、必ず返却時の走行距離を決めます。遠方に行ったり普段からよく車を利用する人は、多走行になりやすいのでカーリースは不向きです。
自分に合ったカーリースを探すポイント
カーリースのメリット、デメリットや向き不向きな人について客観的にみるとよく理解できます。しかし「自分はカーリースに向いているのか?向いていないのか?利用する場合、どのようなリース契約をすればいいのか?」と自分のことになると的確な判断ができなくなりがちです。
それでは、自分に合ったカーリースを探すポイントについてみていきます。
契約期間
カーリースの契約期間は、3年もしくは5年が一般的です。しかし、最近では、ライフステージの変化や短期間車が必要な人向けに柔軟な対応ができる1年リースもあります。自分には、どの契約期間が相応しいのか定めましょう。
契約終了時の車両
契約終了時、車の返却かそのまま車を買い取るか、2つの選択肢があります。色々な車種に乗りたい場合はへ返却ができるリース会社を選びましょう。
料金の内容
リース会社によって、リース料に含まれるサービスがどこまでなのか違いがあります。リース料が高いと自動車税や車検代からメンテナンス、オプションまで含まれているケースが多いですが、リース料が安いと自動車税と車検だけとなるケースが大半です。
取扱車種
カーリース会社は、自分の欲しい車を購入してくれますが、欲しい車によっては取扱不可な車種もあります。自分の欲しい車があるのか調べておきましょう。
カーリースならジョイカル!
カーリースを取り扱う会社は、年々増加しています。それだけカーリースが注目されている証です。カーリースNORIDOKIでは、新車から3年以内の契約なので故障リスクが非常に低く、ライフスタイルに合わせたお車の選択ができます。
もちろん、購入後にかかる維持費も全て定額払いに含まれるので予算が立てやすいです。
軽自動車のリースなら、車種も豊富なセブンマックスがおすすめです!
まとめ
今回は、車の新しい乗り方であるカーリースのメリット・デメリットについて解説してきました。
車を購入時はまとまったお金が必要で、その後の維持費もある程度の金額しか予想できません。ライフステージの変化で車を乗り換えたい時も簡単には換えられず、購入したことを後悔する可能性もあるのです。
カーリースはメリット、デメリットをよく理解したうえで自分に合ったサービスを利用すれば、快適なカーライフを過ごすことができるでしょう。