「免許を取得した」、「引っ越しをした」、「仕事で必要になった」。はたまた「結婚をした」、「家族が増えた」、「親の介護に必要」など、人によって理由は様々ですが、生活の中で急に車が必要となることがあります。そうなった場合、あなたはどのように自分に合った車を選びますか?
そもそも、車に興味がなければ、初めて車を選ぶ際にどのように選べばいいのかわからないものです。しかし生活の一部としての車は、的家族構成や生活環境などによっても適したものが変わってくるため、慎重に選ぶべきです。
そこで今回は、特に初めて車を選ぶ方に向けて、車選びの方法やどのような条件を考慮すべきかなどを解説します。車のような大きな買い物をした後に失敗した…と後悔をしないように、予め知っておくべきことや、やっておくべきことなど参考にしてくださいね。
INDEX目次
なんとなく欲しい、は危険?!車が欲しい理由は明確に
まず、明確にしておくべきなのが、なぜあなたが車を必要としているかです。なぜ車が必要なのでしょう? 免許を取得したからなんとなく欲しい、ではなく「どういった理由で欲しいのか」、「どんな条件の車が必要なのか」を整理してみることから始めましょう。
「なんとなく」だけで決めてしまうと、間違った車選びとなってしまう可能性があります。後悔のない車選びに必要なのは、まず、欲しい理由を明確にし、条件を定めていくことです。
① 乗車人数で選ぶ
最初に考えるべきは、車に同乗する可能性がある家族や友人、仕事仲間などの構成、最大乗車人数を考えましょう。4人以上乗る可能性があるなら2人乗りのクーペはもちろん論外ですね。また、多人数乗車の機会が多いなら4人乗りの軽自動車も外すべきでしょう。
かといって乗車定員が多ければ何でも良いというわけではありません。駐車場やガレージに収まる大きさでないとどうしようもありません。特に全高は重要です。
アルファードなどLLクラスミニバンは、室内が広く快適ですが全高は2mクラス。マンションなどの駐車場には停められない可能性もあります。そういったことも考えておかなくてはいけません。
② 利用するシーンで選ぶ
次に、車をどういったシーンで使いたいのかなど用途も検討材料です。日常の買い物、親や子供の送り迎えなどであれば、大きなミニバンでなくても構わないでしょう。扱いやすい軽自動車やコンパクトカーなどが適しているかもしれません。
しかし、仕事などで大きな荷物を運んだり、両親と同居をしているなど多人数での移動が頻繁に想定される場合は、車内スペースに余裕があり、スライドドアで後部座席の乗り降りがしやすいボックス型のミニバンが便利です。
日常生活での利用
通勤などの日常生活で、車が必要となるというケースもあるでしょう。通勤距離がさほど長くないなら軽自動車やコンパクトカーでも問題ありません。
しかし、高速道路を使っての移動が多くなるなら、ある程度走りの余裕のあるセダンやミドルクラスのSUV、ミニバンなどが適しています。また、毎日車を使う場合は、燃費のことも考慮して、ハイブリッドカーを視野に入れても良いでしょう。
アウトドア
日常生活での利用よりも趣味で車を使いたいという場合は、レジャーに適した車を選ぶべきです。例えばキャンプやアウトドアスポーツが趣味なら、ちょっとしたオフロードも問題なく走行できるSUVがおすすめです。
最近は、SUVといいながら町乗りに特化したクロスオーバーSUVも少なくありません。しかし、アウトドアでの利用を考えるなら、車高が高く、車中泊も可能な広さを備えた、4WDモデルがおすすめです。
とはいえ、ランドクルーザーやジムニーなどといった本格的なクロスカントリー4WDでなくても大丈夫です。最低地上高が確保されたフルタイム4WDであれば国内のアウトドアシーンなら特に不足なく走行可能です。
③ だれがメインで乗るのかで選ぶ
その車を運転する機会が最も多いのは家族のだれなのか、といったことも車選びには重要なポイントでしょう。その理由は以下の通りです。
ママも子どもの送迎で使う
車のオーナーがパパであっても、お子さんの送迎や、日常の買い物など普段運転するのはママのほうが多いのなら、クルマ選びには運転しやすさや、使いやすさを重視すべきです。
自分の好みだからと、大型のミニバンや背の高いSUV、車内の狭い2ドアのクーペなどを選んでしまうと、ママにとっては運転しにくくなってしまうことも。
小回りが効き、室内も広く、なおかつスーパーなどの駐車場にも駐車がしやすい、そんな車が適しているのではないでしょうか。もちろん経済的であるかどうかも重要なポイントです。
例えばハイブリッドのコンパクトカーや軽自動車のスーパーハイトワゴン、さらに、ファミリーカーの王道ともいうべきフリードやシエンタなど、ハイブリッドが用意されたSクラスミニバンがパパ・ママどちらにも使いやすいですよ。
④ 予算・年収で選ぶ
予算は言うまでもなく重要なポイントです。車の購入価格の目安は、およそ年収の半分といわれています。予算オーバーにならないように、余裕をもって購入可能な適切な車両価格の車を選びましょう。
先にあげた乗車人数、利用シーンなどの条件に合った車をピックアップし、そしてその中からデザインなど好みに合ったものを絞り込んでいきます。
絞り込んだ候補から、予算に合わせて車を選びましょう。支払い方法には、カーローンや残価設定ローンなどもありますが、分割払いだからといって支払いに無理が生じるプランは避けるべきです。また、そのほかに車の維持には車検などのランニングコストこともかかることを考えておきましょう。
車の維持にかかるランニングコスト
- 駐車場代
- 保険
- 車検費用
- オイルやタイヤなどの消耗品
- ガソリン代
など、車を維持していくには様々なお金がかかります。
買う時の事だけでなくそういった買った後にかかる維持費も考えて選ぶようにしてください。
もし現状で用意できる予算と、欲しい車の車両価格やランニングコストに乖離がある場合は、中古車も検討してみると良いでしょう。
自動車メーカーの認定中古車などなら、品質も確かですし、保証やメンテナンスの面でも安心なのでおすすめです。
⑤ 必ず実際に試乗する
欲しい車が決まったら、ディーラーなどに赴いて必ず試乗しましょう。実際に運転してみると、カタログやWEBの情報だけではわからないことが確かめられます。
運転のしやすさや乗り心地、加速感や静粛性などは、できれば自分だけではなく、家族も同乗し、一緒に試乗してチェックしておくのがいいでしょう。
例えば、3列シートのミニバンでもコンパクトなものの場合、意外にサードシートが狭く日常的に使うのは難しいなどということもあり得ます。
また、自分以外の家族も運転する場合は、いっしょに運転感覚を確かめてみましょう。ドライバーによって周囲の見やすさや、シートの高さやホールド感やハンドルの重さの感覚は変わってきます。
店舗のスタッフへ相談する
いろいろ検討してみたけれど、どうしても決めきれないという場合は、ディーラーのスタッフに相談してみるという手段もあります。
ディーラーのスタッフは車のプロであり、知識もあるため、あなたに合った車選びを手助けしてくれるはずです。
新車だけではありません。正規ディーラーでもメーカー認定中古車を扱っていますので、条件によっては中古車まで選択肢として勧めてくれ場合もあります。
はじめから中古車を狙うなら、多くの車種を扱う大型の中古車店に行ってみるのもいいでしょう。そちらで店舗スタッフに相談すると、幅広いメーカー、車種、年式、予算の中から適した車をセレクトしてくれるはずです。
ただし、そういった場合でも、まずはご自身がどういった理由で車が欲しいのか、どのような条件の車がいいのかなどは、明確にしておきましょう。そうでないと車のプロも、あなたにあった一台を見つけることが難しいからです。また、条件提示すれば、別の提案を受けることができるかもしれません。
まとめ
車はとても高価な財産であり、また趣味のツールであり、実用アイテムでもあります。そして、メーカー、車種、乗車人数に、車体のタイプ、実に幅広い選択肢があります。
そのなかからベストな一台を決めるというのは決して簡単ではありません。しかしご紹介したような、選ぶべき車の条件をまずは明確にしておくことで、あなたにぴったりな一台が見つかるはずです。
ただ、実際に購入可能かどうかは結局予算次第なところもあります。もし、車選びの諸々の条件はぴったりなのに、その車を購入するのは予算的に厳しいといった場合は、購入ではなく別の手段で車を手に入れる事も可能です。
初めての車選びはカーリースがおすすめ
マイカーが欲しいという方におすすめなのが「カーリース」です。
車というものは、ライフステージやライフスタイルの変化によって、自分にあうものも日々変化していくものです。
欲しい車の条件を決める際に、今後はどうなるかわからないということもあるかもしれません。短期リースのカーリースであれば、ライフスタイルの変化に合わせて車を乗り換える事ができます。
そこでおすすめなのが、ジョイカルのカーリース「NORIDOKI」です。3年ごとに新車を乗り換えることができるカーリースです。
また、予算の都合で欲しい車の新車を諦めた…という人でも、カーリースなら欲しい車種の新車に月々定額で乗れる可能性があります。
さらに、カーリースなら税金などの一部のランニングコストも毎月のリース代に含まれるので維持費も節約できます。 もしあなたが車選びにお悩みであるのなら、新車や中古車の購入もいいですが、選択肢の一つとして、是非カーリースもそこに加えてみてはいかがでしょうか。きっと、車選びの幅も大きく広がるはずです。
NORIDOKIは3年ごとに新車を乗り換えることができるので、毎月の維持費を節約しながら、予算の都合で諦めていた車種にも新車でおトクに乗ることができます。