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車選び

2023年3月22日 (2023年4月21日 更新)

中古車は何年落ちがおすすめ?年式の選び方やポイントを解説

中古車は何年落ちがおすすめ?年式の選び方やポイントを解説

中古車を購入する場合、走行距離と共に多くの方が気にされるのが年式ではないでしょうか。車の年齢ともいえる年式は、中古車を選ぶうえで確かに重要な基準といえるでしょう。では、年式によってどのような違いがあり、どの年式がベストなのでしょうか。

車の年式とは?

車の年式とは?

車の年式とはその車が登録された初年度、もしくは車が製造された年をさします。ようするにその車の年齢のようなものです。国内で製造された車の場合は、年式は初度登録年月を指すのが一般的となっていますが、製造されてから日本に輸入さるような、製造から登録までにある程度時間がかかる輸入車の場合は、「モデルイヤー」と呼ばれる製造年によって年式を表すことも少なくありません。

中古車選びで年式が重要な理由

中古車選びで年式が重要な理由

中古車を選ぶうえでなぜ車の年式が重要なのか。それは、車が古くなるほど製造から年数が経過し、パーツなども劣化していくので購入後に不具合が起きる可能性が高まるからです。そのため中古車としての価値も、限定車などの例外を除けば年式が古くなるほど基本的には下がっていきます。

中古車を購入した際も古い年式の場合、納車整備に多くの消耗品交換に迫られることもあるでしょう。単に車両価格が安いからと安易に年式の古い車を購入してしまうと、支払総額ではかえって高くつくということもあり得ます。中古車を購入する場合は、走行距離や車のコンディションなどをチェックするだけでなく年式でもしっかり判断しましょう。

年式と走行距離はどっちか大切?

年式と同様に中古車選びで大切なのが走行距離です。一般的に乗用車の走行距離は1年1万キロが平均とされています。もし、狙っている中古車が、1年1万km以上走行しているような場合、年式が新しくても車の劣化が進んでいる可能性もあります。

また、年式は古くても、走行距離が少なく、定期的なメンテナンスを受けていればコンディションが良い中古車であることもあります。走行距離と年式はどちらも中古車のコンディションを測るためのポイントですが、どちらのほうが重要というのではなく、年式と走行距離のバランスが取れているかどうかをチェックすることが大切です。

中古車の年式の選び方|何年落ちがおすすめ?

中古車の年式の選び方|何年落ちがおすすめ?

中古車の中でも特に流通量が多い年式が、3年、5年、7年落ちの車です。これらのほとんどは車検を通すタイミングで手放された車です。

車検を通すには通常100,000円ほどの費用がかかるので、車検を迎える前に別の車へ乗り換える人が多くなり下取りや買取りに出されることが多いため、これら、3年落ち、5年落ち、7年落ち、さらに10年落ちなどの中古車が市場に多く出回るのです。

これらの中古車は流通量も多く、また車種も豊富にそろっているのでねらい目といえるでしょう。

3年落ちの特徴

3年落ちの中古車は、登録後の初回の車検タイミングで手放された車です。3年落ちの車は年式的にも新しいため、比較的状態の良い車が多くそろっています。そのため故障や不具合などのリスクが少ないのが特徴です。また、最新の機能などが搭載されているものも多いのも魅力といえるでしょう。

ただ、状態が良い分車両価格は当然高いものが多く、お得感としてはあまりないかもしれません。しかし、できるだけ新車に近いコンディションの良い中古車に乗りたいという方にはおすすめといえるでしょう。

5年落ちの特徴

2回目の車検タイミングで手放された中古車です。3年落ちの中古車に比べると比較的リーズナブルです。最近の車は耐久性も高いため5年落ち程度ではあまり古さは感じません。そのためコスパ的には非常に優れているといえるでしょう。

ただし、5年間使用されてきた車である以上、3年落ちよりもパーツなどが劣化しているのは確かで、ボディのキズや室内の汚れなどは3年落ち以上に進んでいます。そういった点が納得できるならねらい目です。ただし走行距離をしっかりチェックして5年落ちなのに、10万キロ近く走っているような場合は酷使されパーツの消耗が進んでいる可能性が高いので避けたほうが賢明です。

7年落ちの特徴

7年落ちの中古車は3回目の車検タイミングで手放された車です。登録から7年経過しているので中古車としての価値は下がっており、その分手ごろな価格で購入できるのが大きな特徴です。車を購入するにあたって少しでも出費を抑えたいという方にはおすすめです。 

よほど酷使されていない限り、最近の車であれば7年落ち、7万キロ走行程度では特に問題が起こることはないでしょう。モデルチェンジ前の旧型となってしまいますがそのことが気にならないならコスパ的にも魅力的です。

ただし、車両価格が安い分、コンディションは車によってまちまちでメンテナンスがきちんと行われているかなどしっかりチェックする必要があります。コンディションの判断ができない方は狙うのは避けたほうがいいかもしれません。

10年落ちの中古車は選ばないほうが良い?

自動車製造の技術や品質の向上によって車の耐久性も上がり、10年落ちとなった車でも特に国産車なら故障などの問題が起きることはほとんどないと言われています。たしかに中古車市場には、10年落ちでもそれほど古さを感じさせない状態の良い中古車はあります。

しかし、10年落ちとなれば、やはりそれなりの時間が経過しており、見えない部分にダメージが蓄積しパーツの劣化も進んでいます。その分故障リスクが高いのも間違いありません。中古車を見る目に自信があれば購入は問題ありませんが、中古車のコンディションは素人目ではなかなか判断しにくいものですので、自信がない方は10年落ちの中古車は選ばないほうが賢明です。

新古車(未使用車)を探すのもおすすめ

中古車市場には、新古車や未使用車などといった新車ではなく、中古車とも少し違う車が売られていることがあります。この新古車とは簡単にいうと中古車と新車の中間に位置づけられる車です。ディーラーの試乗車や展示車が新車登録され、それが役目を終え中古車市場に流れたものや、ディーラーなどが在庫車をいったん登録し中古車として販売している車を指します。

ちなみに新古車という呼び方は新車との区別がつきにくく混乱を招くとして、広告に掲載する場合は「登録済未使用車」や「届出済未使用車」と表示するというルールが決められています。つまり新古車は通称で正しくは未使用車です。

いずれにしても未使用車は、新車同等のコンディションでありながら価格は新車よりも安いのが大きな魅力です。ただ、新車と違いグレードなどは選べませんし、メーカーオプションも追加できません。さらに、未使用車はつねに市場にあるわけではないので、自分の欲しい車やグレードが手ごろな価格で売られているのをタイミングよく見つけられたら、かなりお得な買い物といえるでしょう。

出費を抑えて車に乗りたいならカーリースをチェック

出費を抑えて車に乗りたいならカーリースをチェック

中古車の購入を検討されている方は、ご紹介したように年式をチェックすることが非常に重要です。そして、車にかかる出費をできるだけ抑えたいのなら、コンディションがよくそれでいて3年落ちや5年落ちなどさほど古くないものかつ価格が手ごろなものを見つけられたら最高ですね。

とはいえ、そうそうそのようなお買い得の中古車が見つけられるとは限りません。もしあなたが初期費用などがネックで中古車の購入を検討されているというのなら、いっそ、買うのではなく新しい車の乗り方カーリースを検討してみてはいかがでしょう。カーリースなら頭金などのまとまった初期費用がいらず、月々定額のリース料金を払うだけで、マイカーのように自由に好きな新車に乗ることができます。

カーリースのサービスには様々なものがありますが、おすすめしたいのがジョイカルの「セブンマックス」「NORIDOKI」です。

セブンマックス|最長7年の長期利用が可能

「セブンマックス」は短期で指定車種カラーの3年型と、国産全車種全メーカー全カラーの7年型カーリースです。軽自動車からコンパクトカー、大型のミニバンまで幅広い車種がそろっている上、自動車税や車検費用も毎月の定額利用料にコミコミとなっています。

さらに長期のカーリースですので毎月の負担がとても軽く済み、月々1.1万円~というお得なプランも用意されています。できるだけ少ない出費で新車に乗りたいという方におすすめです。

POINT

「セブンマックス」は短期で指定車種カラーの3年型と、国産全車種全メーカー全カラーの7年型カーリースで、幅広い車種がそろっている上、自動車税や車検費用も定額利用料に含まれており、少ない出費で新車に乗りたいという方におすすめなカーリースです。

セブンマックスの詳しい情報はこちら

NORIDOKI|3年おきに新車乗り換えが可能

もう一つが「NORIDOKI」です。「NORIDOKI」は頭金不要、新車を購入してから3年後に訪れる車検のタイミングで乗り換えできるカーリースです。3年単位のカーリースなので車検費用も必要ありません。つまり、その分の費用が節約できます。

最新の人気車種も取り扱っているので、3年ごとに最新機能を搭載した新型車に乗換えるということも可能です。3年ごとに新車に乗り換えるので中古車にありがちなトラブルとも無縁です。

POINT

「NORIDOKI」は頭金が不要で、3年ごとに新型車に乗換えることができ、中古車にありがちなトラブルとも無縁のカーリースです。

NORIDOKIの詳しい情報はこちら

まとめ

まとめ

中古車の年式ついて解説していきました。中古車市場での特に数の多い3年落ち、5年落ち7年落ちの車はそこまで古くもありませんし、コンディションも比較的良好で数も多く、車種も豊富にそろっているのでねらい目の年式といえるでしょう。

ただ、年式だけでは中古車のコンディションを判断できるわけではありません。中古車はそれまでどのように使われてきたのかはわかりませんし、一台一台消耗度合いなどのコンディションは違います。点検整備簿がちゃんと記載されているか、外装だけでなく、エンジンルームやインテリアはくたびれてないかなど、細かなチェックは欠かせません。また、一見きれいに見えても、実は事故車が修理されたものだったなどということもあり得ます。

もし、中古車選びに自信がないのであれば、ご紹介したようにカーリースを利用してみるのがおすすめです。少ない負担でピカピカの新車に乗ることができるのですから、むしろ賢い選択といえるのではないでしょうか。

WRITER筆者

飯野 貢司 (いいの こうじ)株式会社ジョイカルジャパン リアル事業部 U-CARSELECT4号草加店 店長

資格・免許
・大型自動車第一種運転免許
・自動車牽引免許
略歴・職歴
TAXジャンボ蓮田店にて中古車販売事業に7年携わる。その後株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社、2年の店舗勤務を経て、本社での新車事業、法人営業、新規企画など様々な分野に携わり合計19年間勤務。現在は株式会社ジョイカルジャパンの新車事業部を経てマーケティング本部商品開発ユニットに配属。
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