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車選び

2022年12月9日 (2022年12月26日 更新)

普通車と軽自動車の違いを解説!どっちに乗り換えるのがおすすめ?

普通車と軽自動車の違いを解説!どっちに乗り換えるのがおすすめ?

近頃は軽自動車の性能が向上したこともあって、普通車から軽自動車へと乗り換えを検討しているという方が増えています。性能や機能など、さほどそん色がないなら、より経済的(とされている)軽自動車に乗り替えるのは確かに合理的といえるのかもしれません。

でも、絶対的な大きさや広さには間違いなく差がありますし、動力性能に関しても普通車に比べれば排気量の小さい(制限のある)軽自動車のほうが間違いなく劣っています。

しかし、そういった差に関しても現在の軽自動車なら十分許容範囲で、乗り替えて不満を感じることはないという方も少なくありません。

では、実際のところはどうなのでしょうか。そもそも普通車と軽自動車は何が違っているのか、キチンと把握されていないという方もきっといるはず。

そこで、ここでは、軽自動車と普通車の違いは何なのか、また今乗り替えるのならどちらの方がお得なのかについて解説します。

普通車とは?

普通車とは?

普通車と軽自動車のその違いについて整理してみましょう。まずは普通車です。普通自動車の区分には道路交通法上の区分と道路運送車両法上の区分がありますが道路交通法での区分では、車両総重量が3.5トン未満、最大積載量が2トン未満、車両定員が10人以下の条件を満たす自動車となっています。

つまり道路交通法上では普通車も軽自動車も同じく普通自動車ということになります。

しかし、道路運送車両法では、普通車とは小型自動車と軽自動車と大型特殊自動車と小型特殊自動車以外の自動車となっています。

こちらの道路運送車両法による区分が一般的で、乗用車で普通乗用車(3ナンバー)と小型乗用車(5ナンバー、7ナンバー)がいわゆる普通車とされています。ようするに軽自動車よりも大きな乗用車が普通車と理解すればいいでしょう。

軽自動車とは?

軽自動車とは?

軽自動車は日本独自の車両規格の車です。道路運送車両法では乗車定員数は4人以下で、車体サイズは全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下。

そして、貨物積載量は350kg以下で総排気量は660cc以下エンジンを搭載する、小型で小排気量の車が軽自動車と定められています。

普通車とは違って、車体サイズやエンジンの排気量が明確に決められている、普通車よりも小型の自動車が軽自動車ということになります。

普通車と軽自動車の違いとは?

普通車と軽自動車には上記のような大きさやエンジンの違いがありますが、他にもいくつか違いがあります。

維持費

普通車と軽自動車の違いの代表といえるのが維持費です。もともと軽自動車は、発展途上にあった日本で、庶民層に車を普及させるための大衆車というものでした。ボディサイズや排気量の規格を普通車よりも制限する代わりに、税金や保険料などの維持費を安く設定するなど経済性がとにかく重視されていたのです。そのため、自動車税や自動車重量税、自賠責保険料が普通車よりも負担が軽いものとなっています。

それは今でも続いており、例えば自動車税(軽自動車税)なら、普通車のコンパクトカー(1000㏄以下)でも25,000円/2年であるのに対して、軽自動車は10,800円/年と半額以下。

自動車重量税もコンパクトカーが10,000円なのに対して半額の5,000円と、負担が大幅に軽くなっています。より大型の普通車と比べるとこの差はさらに広がります。

他にも、高速道路の通行料も軽自動車のほうが安いですし、コイン駐車場などでも軽自動車の料金が安く設定されている場合もあるなど、車の維持にかかる費用は、軽自動車のほうが普通車よりも明らかにお得といえるでしょう。

車体価格

車両価格に関しても軽自動車は普通車よりもお得である場合が少なくありません。ただし、その差は年々狭まっており、軽自動車でも新車価格が200万円をこえるものもあり、逆に普通車でもエントリーグレードなら150万円のものもあります。

軽自動車だから必ずしも安いというわけではありませんが、一般的には軽自動車のほうが、車両価格は安い傾向となっています。

走行性能

軽自動車と普通車ではエンジンの排気量の大きな違いがあります。普通車では排気量に制限(限度はありますが)がありませんが、軽自動車は660㏄と上限が設けられています。

そのため、パワーやトルクに差があり、坂道や高速道路では、軽自動車はアクセルを強く踏まないと加速しにくく、流れに乗るのもある程度の距離が必要となります。

ただし、ターボ付きのエンジンであれば、パワーに関してはさほどストレスを感じることはないでしょう。とはいえ、排気量が絶対的に大きな普通車ほどの絶対的な余裕はないのはまちがいありません。

また車体サイズの制限もあるので、直進安定性やコーナリング、横風への耐性なども軽自動車はサイズ的に不利なため走行性能的にはやはり普通車のほうが優れています。

軽自動車もコンパクトカーもバッテリーは基本的に同じです。同じサイズを使用しているものもあります。

高速料金

軽自動車は、道路に与える負荷が他の車種より低く、車両が高速道路を空間的・時間的に占有する度合いが少ないため、高速料金が普通車よりも安く設定されています。

高速料金は車両によって1kmあたりの料金が変わってくるのですが、NEXCO3社(NEXCO東日本・中日本・西日本)によると軽自動車は、普通自動車の1kmあたりの料金×0.8に設定されているとのこと。つまり同じ距離を走るなら、軽自動車は普通車の2割引の料金で走行が可能ということになります。

ナンバープレートの色

軽自動車と普通車を見分ける簡単な方法がナンバーの色です。普通車のナンバープレートは白(営業車は緑)ですが、軽自動車は黄色(軽の営業車は黒)となっています。

これは、もともと高速道路ができた際に、料金所で、目視で簡単に軽自動車か普通車かを見分けられるよう、このように色が変えられたからです。そのため、高速道路ができる以前は軽自動車のナンバーも白でした。

そして、近年は高速道路の料金収受にETCが普及したため、限定的ですが軽自動車でも白ナンバーを選ぶことができるようになっています。

別途申請や料金の寄付金などの支払いが必要ですが、東京オリンピック、ラグビーワールドカップ仕様などのナンバープレートを申し込むと、軽自動車でも白いナンバープレートを装着することができました。

普通車と軽自動車のメリット・デメリット|乗り換えるならどっち?

普通車と軽自動車には上記のような違いがありますが、もし、これから乗り替えるとなった場合、双方どのようなメリット、デメリットかあるでしょうか。

普通車のメリット・デメリット

普通車のメリット・デメリット

普通車のメリットは主に以下のようなことです。

メリット

なんといっても軽自動車のように明確なボディサイズの規格がないため様々なボディサイズのものが選べるということでしょう。そのため10人乗り(軽自動車の乗車定員は最大4人)のワンボックスカーなどにも乗ることも可能です。

またサイズが大きな分ホイールベースが長くとることができ、トレッドも広いので走行安定性にもすぐれており、乗り心地も快適です。

加えてボディサイズに余裕があるので室内も広く、ミドルサイズのミニバンであれば、車中泊なども余裕で楽しむことが可能です。

そしてもちろん動力性能的な余裕もあります。2,000㏄や3,000㏄、輸入車なら6,000㏄などといった大排気量エンジンも選べるので、4人や5人、7人などたくさんの人を乗せてもパワー不足はありませんし、高速道路でも余裕ある走りが味わえます。これは軽自動車では得られない大きなメリットです。

デメリット

デメリットとしては、車両本体の価格が軽自動車よりも高いということでしょう。ただし、これも車種やグレードによって変わってきますので一概に軽自動車よりも高いとも言えません。

ただし、維持費に関しては前述とおり軽自動車よりも確実に高くなります。特に税金や保険に関してはかなり割高で、余裕ある走りが味わいたいからと排気量の大きな普通車を選んでしまうと、相当割高となります。

例えば660㏄の軽自動車の自動車税は25,000円/年ですが、6,000㏄の大排気量車となるとその自動車税は4倍以上の110,000円/年となります。

また、タイヤなどの消耗品の価格も普通車は軽自動車よりも高い場合が多く、エンジンオイルなども必要な量が多くなるため、日々のランニングコストも高くなるというのもデメリットでしょう。

普通車がおすすめな人

家族が多いなど、4人以上で乗車する機会が多い方には、多人数乗車でも動力性能に余裕があり、車内スペースも広い普通車がおすすめです。

またアウトドアスポーツやキャンプなどに車を使うという方も、ラゲッジスペースが広く、荷物がたくさん積める普通車が向いているでしょう。

デザインにこだわりがあるという方にも、ボディサイズに制限がなく、流麗なクーペに本格的なスポーツカー、オープンカーにフルサイズのSUVなどが選びたい放題の普通車が適しています。

軽自動車の中にも個性的な車はありますが、明確な規格サイズがあるため、普通車のようなデザインの自由度はないのでどうしても似通ったデザインの車が多いのが現状です。

他には400馬力や500馬力といった本格的なハイパワーモデルも普通車のみでしか味わえません。スポーツ走行を楽しむには軽自動車は少し無理があるでしょう。

軽自動車のメリット・デメリット

軽自動車のメリット・デメリット

では普通車に対しての軽自動車選んだ際のメリットとデメリットは何でしょうか。

メリット

まずは車両価格が安いというのがあります。一部の車種では新車価格が200万円を超える高額なものもありますが、おおむね軽自動車は普通車よりも割安です。

また、軽自動車のセダンの中には、乗用モデルでも新車価格が100万円を切る車種(スズキアルトなど)もあります。ここまで低価格の車両はさすがに普通車では選択肢がほぼありません。

とにかく、安く新車を手に入れたいという方には軽自動車はぴったりといえるでしょう。

また維持費に関しても前述のとおり、軽自動車は自動車税が一律(排気量が同じなため)で、普通車よりも割安です。エンジンオイルなどの量も排気量が小さい分少なくて済みますし、交換パーツなども比較的安く、ランニングコストも抑えられます。

車体が小さいというのも、狭い道でも小回りが利きやすいという意味ではメリットいえるでしょう。都市部にお住まいの方なら大きなミニバンでは、運転が大変です。

他には、地域によりますが、軽自動車は車庫証明が不要というのもメリットといえます。取得のための費用がかかりませんし、その手間も省けます。わざわざ月極駐車場を確保しなくても自宅にそれなりのスペースがあれば問題ありません。こういった手軽な点は軽自動車ならではのメリットです。

デメリット

デメリットとしてはやはり動力性能では普通車にかなわないというのがあります。エンジンの排気量が660㏄以下と決められているため、ターボを装着してもパワーやトルクは決して十分とはいえません。

そのため、4人でフル乗車となると坂道を上るのが大変だったり、高速道路でも加速しないなど、走りに不満を感じることもあります。

また、コンパクトであることは運転しやすいというメリットになりますが、車内が狭いというのは快適性という意味ではデメリットでしょう。

安全性能に関してもクラッシャブルゾーンを大きくとれる普通車に比べるとどうしても、ボディサイズの小さな軽自動車は不利です。

さらに、最大乗員数は4人までと決まっていますし、一人分のスペースも限りがあります。最新のスーパーハイトワゴンであれば、前後方向や上下方向には余裕がありますが、左右に関しては決して広くありません。これは軽自動車の車幅が1.48m以下と決まっているため、余裕がとれないためです。

どうしても隣との距離が近くなってしまうので、身体の大きな人はやはり狭く感じてしまうでしょう。また、荷室に関しても車体が小さい分決して広くはありません。これもデメリットです。

軽自動車がおすすめな人

とにかく経済性を重視する方には、維持費が安く抑えられる軽自動車がおすすめです。軽自動車は自動車税や保険など割安ですし、メンテナンス費用も安く済むので、長く乗るほど普通車との差が開きお得に車にのることができます。

また、主な車の使用目的が買い物や近所へのお出かけ、という方にも軽自動車が適しています。小回りが効き、燃費も良く、駐車場などに停める際にもスペースを取らないので簡単に停めることができます。

また、初心者で運転がまだあまり得意ではないという方にも、ボディ小さい分車両間隔がつかみやすく、運転の容易な軽自動車はおすすめです。もし、万が一こすってしまっても修理代が安く済む(パネル面積が小さく板金費用が割安)かもしれません。

普通車も軽自動車も人気車種が豊富!ジョイカルのカーリース!

普通車も軽自動車も人気車種が豊富!ジョイカルのカーリース!

最近は軽自動車であっても普通車と変わらない高額な車両が増えていますが、お得に新車に乗りたいなら、購入するのではなくカーリースという選択もあります。

カーリースは利用する期間分のリース代金を毎月支払って、新車をマイカーのように一定期間使用するという新しい車の利用方法の一つです。

リース代金にはリース期間中の税金や諸費用も含まれている上、頭金もいらず、まとまった出費もなく気軽に新車に乗ることが可能です。

カーリースには現在様々なサービスがありますが、その中でもおすすめなのが「ジョイカル」「セブンマックス」と「NORIDOKI」です。

3年単位のカーリースで車検のタイミングで乗り替えられる「NORIDOKI」もおすすめですが、乗るべき車に迷っていて普通車と軽自動車どちらにしようか検討中であれば、普通車、軽自車どちらも選べる「セブンマックス」は特に注目でしょう。

『NORIDOKI』車検費用や税金の心配なしの3年カーリース

「NORIDOKI」は頭金不要、新車を購入してから3年後に訪れる車検のタイミングで乗り換えできるカーリースです。3年単位のカーリースなので車検費用も必要ありません!

つまり、その分の費用が節約できます。3年ごとに、最新スペックの新車に乗り換えることもできる、というのも大きな魅力です。

POINT

NORIDOKIは3年間の短期リースで、車検を気にせず3年ごとに、最新スペックの新車に乗ることができます。
NORIDOKIの詳しい情報はこちら

『セブンマックス』は普通車も軽自動車も選べて車検やメンテナンス費用もすべてコミコミ

「セブンマックス」は7年単位の長期カーリースサービスです。軽自動車から普通車の大型ミニバンまで幅広い車種がそろっていて好きな車を選ぶことができます。長期のカーリースですので毎月の負担も軽く済み、より経済的に新車に乗りたいという方には1万円以下のプランも選ぶことができます。

さらに、自動車税や車検費用も毎月の定額利用料に含まれており、長く乗り続ける中でも突発的に発生する費用の負担が軽減できます。とにかく新車にお得に乗りたいという方にはとてもおすすめのカーリースです。

POINT

セブンマックスは、車検費用や維持費も込みの、7年間の長期リースです。軽自動車から普通乗用車まで人気の車種を新車でご利用できます。

セブンマックスの詳しい情報はこちら

まとめ

まとめ

今回は普通車と軽自動車の違いと、それぞれを選ぶメリットとデメリットについてご紹介しました。

昔は走りの余裕や快適性では普通車、経済性なら軽自動車というのが一般的でしたが、最新の軽自動車は性能も向上しており、快適性や機能性もレベルアップしていて、一概に両車の優劣つけるのは簡単ではなくなってきています。

そのため、近年は普通車から軽自動車のスーパーハイトワゴンに乗り変えるという方も多く、また乗り替えてみて特に不満はなく、走りも快適性にも十分満足しているという感想も聞こえてきます。

そういった情報を聞き、次の車は、普通車にするか、それとも軽自動車に替えるかどうしようか、迷っている方もきっといることでしょう。最新の軽自動車は驚くほど進化していますので、迷っている方は是非一度双方を実際に乗り比べてみることをおすすめします。そのうえで自分のカーライフにどちらがマッチしているのか慎重に判断してみてください。

そして、新車に乗り替える選択肢として、より経済性を重視するなら買うのではなくカーリースという新しい車との付き合い方もありますので、そちらに関しても是非一度検討してみることをおすすめします。

WRITER筆者

飯野 貢司 (いいの こうじ)株式会社ジョイカルジャパン リアル事業部 U-CARSELECT4号草加店 店長

資格・免許
・大型自動車第一種運転免許
・自動車牽引免許
略歴・職歴
TAXジャンボ蓮田店にて中古車販売事業に7年携わる。その後株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社、2年の店舗勤務を経て、本社での新車事業、法人営業、新規企画など様々な分野に携わり合計19年間勤務。現在は株式会社ジョイカルジャパンの新車事業部を経てマーケティング本部商品開発ユニットに配属。
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長年の経験から、自動車に関する知識やアドバイスも行います。試乗レポートなども今後は展開していく予定です。お楽しみに。

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