2021年11月11日 (2021年11月11日 更新)
車検時に払う税金をチェック!車検費用を抑えるポイントとは?
車の維持に必須となる車検。車検では車の検査費用以外に税金などの法定費用も課せられています。車検費用を抑えたいと考える人は、何にいくらかかるのかといったポイントを抑えさえるべきといえるでしょう。
今回は、車検で発生する税金の種類と、車検費用を抑えるポイントについて詳しく解説していきます。この記事では車検費用を意識したコスパの良い車選びのコツを知ることができます。ぜひ参考にしてください。
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INDEX目次
車検費用にはどんな税金が含まれている?
まずは車検にかかる費用項目について、具体的にチェックしていきましょう。
車検費用は「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つに分類されます。
法定費用とは
法定費用は主に国に納める税金や、法律で加入が義務付けられた保険にあたるもの。具体的には「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」の3つがあります。
法定費用はどこの業者に依頼してもかかる費用は同じで、店舗ごとによる値引きなどは受けられません。
車検基本費用とは
車検基本費用とは、「法定24ヶ月点検」にかかる費用のことで、こちらは依頼する業者ごとによって基本料金が変わります。車検基本費用は、車の大きさによっても異なるケースが多いです。また、業者によって、どこまでを基本費用とするかといった基準も明確ではないため、料金の幅も広くなっています。
部品交換費用とは
点検したうえで交換した方が良いとされるパーツの交換費用が「部品交換費用」に値します。車検ごとに交換が必要だとされる主なパーツはエンジンオイルやブレーキオイルなどのオイル類やバッテリーなど。その他にもブレーキパッドやフィルター類、タイヤなど、次回の車検まで安全に車に乗るためにと、さまざまな部品の交換を推奨されることがあります。
車検費用は大きくこの3つに分類され、このうち法定費用に含まれる「自動車重量税」が車検時にかかる税金に該当します。
車検時に支払う税金「自動車重量税」とは?
自動車重量税とは、車体の重量ごとにかかる税金のことです。排気量と勘違いされることもありますが、車両重量と排気量は異なります。
重量税は新規登録時と車検ごとに支払い義務が発生し、税額は重量や年数などの条件によって変動します。「エコカー減税」が適用されるのは重量税。国土交通省が定める燃費基準を達成している車が減税制度を受けられ、車検時にかかる費用を抑えることができます。
自動車重量税を決める要素
重量税の算出には以下に挙げる4つの要素が関係しています。それぞれ具体的にチェックしていきましょう。
車種
ここでいう車種とは、「軽自動車」や「普通乗用車」など大きく分類した車の種類のこと。
さらに「自家用」か「事業用」といった用途別に分けられ、それぞれ税率が異なります。
年数
重量税は、新規登録から一定の年数が経過すると税額が上がります。
1回目の増税は13年目、2回目は18年経過したタイミングで増税となります。
中古車購入の際は、初期登録が何年かを頭に入れておき、増税のタイミングを把握しておくと安心です。
車両重量
重量はその名の通り車の重さのこと。車の重さには「車両重量」と「車両総重量」がありますが、重量税で見るのは「車両重量」です。0.5トン以下から税額が設定されており、0.5トンごとに最大3トンまで税額が上がっていきます。
エコカー減税
電気自動車やハイブリッド車など、環境性能や燃費性能に優れた車は、国が定めた燃費基準の達成率に応じて重量税が減税されます。
2021年5月1日に発表された改正において、エコカー減税は2023年4月30日まで延長されました。重量税を抑えたい人は購入予定の車の燃費性能を確認し、より環境性能に優れたハイブリッド車などを検討すると良いでしょう。
はじめての車検で払う自動車重量税はいくら?
ここでは具体的に車種を挙げて、実際に初回車検時にいくらの自動車重量税がかかるのか、グレード別に確認していきましょう。普通自動車はハリアーを、軽自動車はNboxを例に挙げて自動車重量税を算出していきますのでぜひ参考にしてください。
普通乗用車(ハリアー)の場合
【ハイブリッド車】
グレード | 車両重量 | 重量税 | エコカー減税 | 減税適用後の重量税 |
---|---|---|---|---|
S | 2WD:1,620kg 4WD:1,680kg |
32,800円 | 100%減税 | 約12,800円 (約20,000円の減税 |
G | 2WD:1,650kg 4WD:1,720kg |
32,800円 | 100%減税 | 約12,800円 (約20,000円の減税) |
G Leather Package | 2WD:1,660kg 4WD:1,730kg |
32,800円 | 100%減税 | 約12,800円 (約20,000円の減税) |
Z | 2WD:1,680kg 4WD:1,740kg |
32,800円 | 100%減税 | 約12,800円 (約20,000円の減税) |
Z Leather Package | 2WD:1,690kg 4WD:1,750kg |
32,800円 | 100%減税 | 約12,800円 (約20,000円の減税) |
【ガソリン車】
グレード | 車両重量 | 重量税 | エコカー減税 | 減税適用後の重量税 |
---|---|---|---|---|
S | 2WD:1,530kg 4WD:1,590kg |
32,800円 | なし | 32,800円 (適用なし) |
G | 2WD:1,570kg 4WD:1,630kg |
32,800円 | なし | 32,800円 (適用なし) |
G Leather Package | 2WD:1,580kg 4WD:1,640kg |
32,800円 | なし | 32,800円 (適用なし) |
Z | 2WD:1,590kg 4WD:1,650kg |
32,800円 | なし | 32,800円 (適用なし) |
Z Leather Package | 2WD:1,600kg 4WD:1,660kg |
32,800円 | なし | 32,800円 (適用なし) |
軽自動車(Nbox)の場合
グレード | 重量税 | エコカー減税 | 減税適用後の重量税 |
---|---|---|---|
G 2WD | 6,600円 | 50%減税 | 約4,100円 (約2,500円の減税) |
G 4WD | 6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
L 2WD | 6,600円 | 50%減税 | 約4,100円 (約2,500円の減税) |
L 4WD | 6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
EX 2WD | 6,600円 | 50%軽減 | 約4,100円 (約2,500円の減税) |
EX 4WD | 6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
L・ターボ 2WD |
6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
L・ターボ 4WD |
6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
EX・ターボ 2WD |
6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
EX・ターボ 4WD |
6,600円 | 25%軽減 | 約5,350円 (約1,250円の減税) |
※軽自動車は車両重量関係なく一律6,600円のため、重量の記載は割愛しています。
※税額の計算方法は経済産業省の特設サイトを参考に算出しています。
(https://www.car-tax.go.jp/ecocar/)
自分が払う自動車重量税を簡単に知るには?
国土交通省のホームページでは、次回の車検でかかる重量税の算出を簡単にしてくれるサービスを提供しています。車検証を手元に用意し、車台番号と次回の検査予定日を入力するだけで、重量税の照会ができるのでぜひ活用してください。
普通自動車はこちら
https://www.nextmvtt.mlit.go.jp/nextmvtt-web/
軽自動車はこちら
https://www.kei-nextmvtt.jp/kei_nextmvtt-web/
※どちらも照会可能時間は9:00~21:00となっています。
車検前に払う「自動車税」について
自動車税は排気量に応じて課される税金のこと。こちらは車検時に支払う税金ではないものの、自動車税の未納車は車検が受けられません。
また、自動車税の支払い証明書である「自動車納税証明書」が車検時に必須となっているため、自動車税の納税証明書は、必ず取っておき車検証と一緒に保管しておきましょう。
「自動車納税証明書」を紛失してしまった時は
万が一紛失しても、納税証明書は基本的に手数料無料で再発行が可能です。普通自動車と軽自動車で再発行手続きが異なるので、それぞれチェックしましょう。
普通自動車の場合
普通自動車の自動車税納付先は都道府県です。そのためナンバーが登録されている都道府県の税事務所や運輸支局の自動車税事務所に赴き、再発行手続きを行います。県税事務所は税務署や市役所などの税務課とは異なる施設となるので間違えないように注意しましょう。
再発行に必要となる持ち物は、車検証、印鑑、身分証明書です。自治体によって手数料が発生する場合や持ち物が異なる場合もあるため、事前に確認をすることをおすすめします。
軽自動車の場合
軽自動車は税金の納付先が市区町村となるため、再発行手続きは住民票が登録されている市区町村の役所で行うことができます。
こちらも基本的な持ち物は、車検証、印鑑、身分証明書の3つですが、お住いの地域によって異なる場合もあるため事前に確認をとると良いでしょう。
車検費用を抑えるポイント
ここまでで車検にかかる税金について解説してきました。これらを踏まえたうえで、車検費用を抑えるポイントについておさらいしておきましょう。
エコカー減税などの減税制度を利用する
自動車重量税は案外高く、まともに支払うと車検費用がかさんでしまうため、ぜひエコカー減税を利用したいところです。また、環境性能の良い車はエコカー減税だけでなく、自動車取得時に減税される「環境性能割」や、自動車税の減税が受けられる「グリーン化特例」といったお得な減税制度が受けられるのもポイントです。
これから車の購入を考えている人は、環境にやさしい車を視野に入れ、減税制度をうまく取り入れてみてください。
車検基本費用が安い店舗に依頼する
税金は車に対してかかる費用なので、今の車を乗り換えない限り減税制度を利用することはできません。そこで、次に車検費用を抑えられるポイントとして「車検基本費用が安い店舗に車検を依頼する」ことが挙げられます。
車検基本費用は車種によって、安いところでは1万円台~5万円台になる店舗まで、依頼する業者によって料金形態はさまざまです。できるだけ複数の店舗で見積もりをとり、基本費用が安く抑えられる店舗に依頼するのがおすすめです。
車検時の税金を気にせず車に乗れる「カーリース」
車検費用を気にせず車に乗るならカーリースがおすすめです。カーリースなら車検費用も月額料金にコミコミなので、車検時にかかる税金も自賠責保険料も、リース期間中の支払いは一切発生しません。車検時にまとまったお金を用意しなくて済むので、お金の心配をせず安心して車に乗れます。
カーリースとは
カーリースとは契約終了後の残価をあらかじめ設定し、車両価格から差し引いた金額を契約年数で割って算出することで、ローンで購入するよりお得に車に乗れるサービスです。月額料金の中に、税金、自賠責、車検費用が含まれているため、契約期間中にまとまったお金を準備する必要がありません。
どうしてカーリースは車検費用がお得なの?
カーリースの契約期間にもよりますが、例えば3年満期の新車リースであれば、そもそも車検を受ける前に契約満期が訪れるため車検自体受ける必要がありません。3年以上の長期リースの場合、車検時にかかる法定費用・基本費用が月額料金の含まれており、オプションのメンテナンスパックをつければ消耗品の交換費用も賄ってくれるサービスもあります。
ただし、リース会社によっては車検費用が別途かかる業者もあるので、契約前にはしっかり確認することをおすすめします。
お得に車に乗るならジョイカルのカーリース!
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ジョイカルならライフスタイルに合わせて、短期リースの「NORIDOKI」と長期リースの「セブンマックス」、2つのサービスから選ぶことができます。
NORIDOKIなら3年単位で新車を乗り換え!
NORIDOKI(ノリドキ)は3年単位で新車リースができるサービスを提供しています。車検が訪れる時期に契約満期となるので、車検費用の心配もいりません。
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セブンマックスなら車検料もコミコミの月額定額制!
7年単位の新車カーリース「セブンマックス」なら、契約期間中に発生する車検費用は月額のリース料金にコミコミです。月々2,750円(税込)のメンテナンスパックを付帯すれば、車の維持に必要なメンテナンスや部品交換費用も賄ってくれます。充実のサポートで7年のリース期間も安心のカーライフを送れます。
セブンマックスは充実のサポートで7年のリース期間も安心のカーライフを送れます。
まとめ
今回は、車検で発生する税金の種類と、車検費用を抑えるポイントについて詳しく解説してきました。
車検時にかかる税金は自動車重量税。重量税は基本的に車体の重さごとに税額が決まり、用途や年数、エコカー減税の有無によって大きく変わってきます。
車検にかかる費用を抑えたい人は、新車購入時に減税制度が適用される環境性能の良い車を検討してみてはいかがでしょうか。
車検費用が月額にコミコミのカーリースなら、車検を気にせずお得に新車に乗れます。気になる人はぜひチェックしてください。