2021年9月28日 (2021年9月29日 更新)
軽自動車の年間維持費は普通車と比較すると安い?年間維持費を節約する方法4つ
見た目から走行性能までコンパクトカーと変わらないほど進化をし続けている軽自動車。
1989年(平成元年)の軽自動車保有比率は26.1%でしたが、2020年(令和2年)には約39.7%を占めるようになりました。日本独自のボディサイズや排気量を持つ軽自動車は、住宅事情や道路事情にあうことに加えて、経済的な面からも人気が年々上昇しております。
今回は、最近の軽自動車事情や軽自動車にかかる維持費などについて解説していきます。
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ぜひご覧ください。
最近の軽自動車ってどう?
一昔前の軽自動車といえば、近くを走るだけの車でありメインカーという立ち位置ではありませんでした。1949年当時は、サイクル車150cc以下、2サイクル車100cc以下の排気量でボディサイズも長さ2,800mm、幅1,000mm、高さ2,000mm以内という規定があったのです。
ここからスタートした軽自動車ですが、時代の流れとともに目覚ましい進歩を成し遂げ、現在では排気量660ccとコンパクトですがボディサイズは長さ3,400mm、幅1,480mmまで大きくなりました。これが今日の軽自動車の規格です。
他にも、安全性能や走行性能などの進化も急成長して普通車にひけを取らない進化をし続けるています。また、昨今の住宅事情や道路事情にも順応できる車としてユーザーは増加傾向となっています。
人気の理由
軽自動車がこれほどまでに人気の車となったのでしょうか?その理由を挙げていきます。
運転がしやすい
コンパクトカーとは、ボディサイズA区分(全長3,750mm以下)とB区分(3,750~4,400mm)で、排気量が主に1500cc以下の車のことをいいます。
軽自動車のボディサイズは3,400mmで、狭道や幅寄せなどを含む場所での運転がしやすいボディサイズです。
車両価格が安い
コンパクトカーの平均車両価格は、約130~250万円となっています。一方、軽自動車の平均車両価格は、約100~200万円とコンパクトカーより車両価格が安くなっているのです。
維持費がかからない
軽自動車の魅力の1つといえるのが維持費の安さです。特に毎年支払う自動車税は、1,500cc以下の普通車で29,500円ですが軽自動車では7,200円(地域により異なる)と半額以下となります。
燃費が安い
コンパクトカーは、ガソリン単価の変動により増減はありますが、満タンにすると1回につき6,000円〜8,000円ほどかかります。一方、軽自動車は、5,000円程で抑えられるでガソリン代の節約が可能です。
定期的に交換する部品が安い
軽自動車は、コンパクトカーに比べるとタイヤサイズが小さく、エンジンオイル量も少ないので部品代を安く抑えられます。
軽自動車がおすすめの人とは?
軽自動車は、運転しやすく車両価格や維持費も抑えられます。2019年の軽自動車利用実態調査では、7割の人が毎日運転していることがわかりました。
それでは、軽自動車がおすすめな人とはどのような人なのかみていきます。
買い物や通院などのチョイ乗りが多い人
普通の買い物や通院、習い事の送迎など自宅周辺での移動手段として乗ることが多い人に軽自動車はおすすめです。
子育て中の方や女性
小さな子どもにとってチャイルドシートは必須です。また、荷物が多い子育て世代の女性にとってスライドドアの軽自動車は重宝します。
運転が苦手な方や初心者
軽自動車はボディサイズが小さくホイールベースも短いので、狭道での対向や幅寄せなどもスムーズに行えます。運転が苦手な人や初心者に軽自動車はおすすめです。
軽自動車の年間維持費
軽自動車の魅力の1つが年間維持費の安さです。軽自動車にかかる年間維持費の平均は15万円、車検のある年は20万円ほどになります。
維持費の内訳
維持費には月々必要となる費用と1年または2年に1度必要となる費用があります。
自動車税
軽自動車税は、自分が住んでいる自治体に納税するため、地域によって納税額に違いがあります。排気量1,000cc普通車に比べると納税額は、半分以下という点から維持費を安く抑えられていましたが、2015年以降に購入した新車の自動車税は7,200円から10,800円となります。
自動車保険
軽自動車は、普通車のように自動車保険の料率によって保険料を決めるのではなく一律でした。しかし、近年軽自動車の保有率が高くなったことを踏まえ、2020年1月に軽自動車にも料率が設定されました。
車検・メンテナンス費
車は、初年度登録後3年、それ以降は2年に一度車検を受けなければ公道を走れません。軽自動車の車検費用相場は50,000円程度ですが、それ以外にも部品や車検メンテナンスが必要な時は別途料金がかかります。
走るための費用
車を走行させるためのガソリン代や駐車場の費用、任意保険料などが必要です。
普通車と比較した時、維持費の違いは?
軽自動車の維持費は、普通車に比べると安いといいますが、どのくらい安くなるのか比較してみました。
自動車税 | 自動車保険(20等級) | 車検費用 | 年間ガソリン代(8000km) | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
軽自動車 (スズキアルトラパン) |
10,500円 | 約22,000円 | 約50,000円 | 約30,000円 | 112,500円 |
普通車 (トヨタ アクア) |
34,500円 | 約33,300円 | 約75,000円 | 約48,000円 | 190,500円 |
両車を比べると、軽自動車の方が年間の維持費は8万円ほど安く抑えられます。
もっと安く乗りたい!軽自動車の維持費を抑える方法は?
普通車に比べると維持費は安く抑えられる軽自動車ですが、他にも抑えられる方法があります。
燃費の良い軽自動車を選ぶ
最近の軽自動車は燃費が良く、リッターあたり37km/Lで走行できる車もありますので、燃費のよい軽自動車をみつけましょう。
定期的にメンテナンスを行う
定期的にメンテナンスをすることで、部品の交換や整備の回数を減らすことが可能です。タイヤの空気圧を測る装置はガソリンスタンドに置いてあります。自分でも測れるのでこまめにチェックしましょう。
任意保険を見直す
最近は、ネット保険の種類も増えています。代理店型より2割ほど安くなる会社もあるので、任意保険を見直してみましょう。
料金が一定なカーリースを利用する
車は、購入後も税金やメンテナンスなどの費用がかかります。維持費のなかには、決まった金額ではない費用もあるので正確な維持費は算出できません。一方、カーリースは維持費も含まれているので料金が一定で予算を立てやすくなります。
軽自動車のカーリースのメリットとは
カーリースにはさまざまなメリットがありますが、その1つは「税金や車検込みの月々定額払い」という点です。また、軽自動車は中古車市場でも人気が高く、車両本体価格は普通車に比べると安いですが、残価設定を高く設定してくれる会社も多いです。毎月、数千円のリース料を支払えば新車の軽自動車に乗れることもあります。
まとめ
今回は、軽自動車の年間維持費を普通車と比較を解説、年間維持費を節約する方法を4つ挙げました。軽自動車は、運転に自信のない人や子育て中の人などにとって、欠かせない車となりました。維持費の安さも魅力的で、年々需要は高まっています。
普通車や軽自動車の維持費を抑えて乗りたいという方はカーリースがおすすめです。維持費も含まれた定額払いで費用を最大限に抑えることができますので、マイカーを検討する際にはチェックをしてみてください。
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近年、軽自動車はコンパクトカーに匹敵するほどの外装・内装や性能を兼ね備え進化しています。維持費も普通車より安く抑えられ経済的な車です。しかし、広範囲の走行やメインカーとして車を乗りたい人にとっては、どうしても普通車を選択せざるを得ません。
NORIDOKIのカーリースサービスは、維持費込みの月々定額定額払いで普通車に乗れるので、軽自動車のように費用を抑えることが可能です。