国土交通省のホームページによると、令和3年8月にETCを利用した車の割合は93.2%となっており、ETCを利用して高速道路を走行することが主流となりました。
ETCは、キャッシュ決済で簡単に通行できることに加えて、深夜や休日には割引もあるドライバーにとって嬉しいサービスです。現在では殆どの車に取り付けられているETCですが、リース車につけることができるのでしょうか。
今回は、リース車にETCの後付けはできるのか?ETCのメリット、デメリットについて解説していきます。
ジョイカルの「NORIDOKI」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。
ETCとは?
ETCとは、高速道路や有料道路に設置された料金所ゲートで、車や自動二輪に搭載した車載器と無線通信させて車種や通行区間を判別して認証や決済を行うシステムのです。ETCは略語であり、正しくは「Electronic Toll Collection System(エレクトロニック・トール・コレクション・システム)」といいます。
ETCのメリット・デメリット
ETCは大変便利なアイテムで普及率はほぼ100%に近づいていますが、まだ100%に届かないのには理由があります。
それでは、ETCのメリット、デメリットについて挙げていきます。
メリット1. 高速道路の通行料金が安くなる
ETCの最大のメリットといえるのが、高速道路の通行料金が安くなるという点です。代表的な割引が下記のものとなります。
平日朝夕割引
平日の朝6時〜9時と夕方17時〜20時に回数に応じて30%~50%が全車種に対して還元されます。但し、対象となる高速道路が比較的地方部に限定されているため、東京や大阪地域は割引対象から除外されます。
高速道路を利用する頻度の多い人にはお得なETC割引です。
休日割引
土・日曜日の週末や祝日に地方部のETCを使って高速道路を利用すると高速料金が30%割引されます。こちらの割引は、普通車と軽自動車、自動二輪に限定です。また、平日朝夕割引同様、東京や大阪地域では対象外となっています。
レジャーや旅行を車を使って楽しむ人には、お得な割引です。
メリット2. スムーズに料金レーンを通行できる
高速道路や有料道路に入る時チケットを取ったり、料金を支払うために料金所での停車が必要です。この停車にかかる時間が渋滞を招くことがあります。しかし、ETCを使えば料金レーンを通過するための減速は必須ですが、停車をする必要はありません。
デメリット ETC車載器の購入やセットアップ費が発生する
ETCを使えば通行料金が安くなったり、スムーズに料金レーンを通過できるといったメリットがある一方で、デメリットもあります。
ETCは、車載器を購入してセットアップを行った後、車に取り付けます。その費用の相場は、下記の通りです。
- 車載器:10,000円〜15,000円
- 車載器取付料:5,000円〜8,000円
- セットアップ:2,000円〜3,00円
これだけの費用に加えて、ETCカードの年会費が500円程度必要です。高速道路や有料道路を殆ど走行しない人にとっては、現金で通行料を支払う方が得する場合もあります。
話題の「ETC2.0」ってなに?ETCとの違いは?
最近、ETC2.0が話題となっています。ETC2.0は、簡単にいうと従来のETCがバージョンアップしたものです。支払いだけでなく、渋滞回避や安全運転を支援してくれる便利なシステムです。それに加えて、従来のETCは東京や大阪地域は割引対象外でしたが、ETC2.0を取り付けることで首都圏でも約20%の割引が可能となります。
リース車にETCは後付けできる?
ETCは、高速道路や有料道路の通行料を支払うためだけでなく、渋滞回避や安全運転などの支援を行う便利なアイテムとなりました。
購入した車であれば、購入後でもカー用品店や整備工場に依頼すればETCの取付けは可能ですが、リース車の場合、リース会社によって見解が違うため注意しなければなりません。リース車の場合、原則として車のカスタマイズは禁止とされています。その理由として、カスタマイズをすると元の状態で返却することが難しいためです。
それでは、ETCがこのカスタマイズに該当するか否かという点ですが、結論からいうとETCはカスタマイズは該当しません。ETCを後付けしたとしても、取り外すのは簡単で、違法改造や明らかに内装が変わるものでもないため、カスタマイズにはなりません。
リース会社によっては、オプションとしてETCの取り付けができるところもあるのです。
ジョイカルのカーリースNORIDOKIはETC選択オプション有!
ジョイカルのNORIDOKIでは、ETCやナビといったオプションパーツについては、2つの方法から選択が可能です。
1.リース料に含める
契約前に希望のETCを申し込めばリース料に組み込んでお支払うことができます。また、リース満了時に取り外しをしても構いません。
2.自分で取り付ける
車を納車後、自分でカー用品や整備工場などでETCの取り付けを依頼することが可能です。この場合、リース料にパーツ代を組み込むことはありません。1と同様にリース満了時に取り外すことができます。
上記のように、リース料に含むことも自分で取り付けることもできるので自分の欲しい車載器を取り付けることが可能です。
3年毎に新車に乗り換えできるカーリースはNORIDOKI
NORIDOKIとは、3年ごとに新車に乗換えることのできる新しい車の乗り方です。車を購入するためには、まとまった資金が必要です。さらに購入後の維持費もかかり、所有するだけで家計を圧迫することもあります。もっと気軽に車に乗りたいという要望に応えたのがカーリースです。車は所有する時代から利用する時代へ変化していきました。NORIDOKIは、3年ごとに新車に乗換えるサブスクリプション(カーリース)サービスなのです。
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NORIDOKIは週末ドライバーにも利用しやすい3年単位のカーリースです。ライフスタイルに合わせて新車を乗り換えできます。
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まとめ
今回は、リース車にETCの後付けはできるのか?ETCのメリット、デメリットについて解説してきました。ETCは、高速道路や有料道路をスムーズに通行できるだけでなく、割引もあり、大変便利なアイテムです。最近注目されているETC2.0では、料金を支払うだけでなく渋滞回避や安全運転を支援してくれるドライバーにとって心強いシステムも搭載されています。
購入した車にETCを取り付けるのは自由ですが、リース車となると、リース会社により見解が異なるため自己判断で取り付けは注意が必要です。3年リースNORIDOKIのように、ETCの取り付けが選択可能で、満了時には取り外しもできるのであればリース車でも安心して後付けできます。
リース車を検討しているのであれば、ETCの後付けが可能なNORIDOKIのカーリースがおすすめです。