2021年7月26日 (2021年9月06日 更新)
学生はカーリース契約できる?審査に通りやすい条件やNGポイントはあるの?
車の購入には頭金が必要になったり、購入後にも車検などの費用がかかったりと、維持費を考えると学生には負担が大きいですよね。
車は購入する以外にもカーリースをするという方法がありますが、カーリースの契約には審査があります。
そこで今回はカーリースの審査の特徴や、学生でも審査に通りやすくなる条件やNGポイントなどを解説していきます。
車の購入を視野に入れている学生の方は、ぜひ参考にしてください。
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カーリースとは?
カーリースとは、一定の料金を毎月支払うことで車を所有できるサービスです。
リース会社が提供している車の中から好きな車種やオプションを選んで契約。所有者であるリース会社に対して利用料を支払うことで、乗車権を得ることができます。リース期間内に定められた走行距離内で、マイカーのように自由に乗ることができます。
都度予約が必要なレンタカーとは違い、カーリースは自分の車のように所有でき、好きなタイミングで車に乗れるのが最大のポイントです。
カーリースの審査の特徴
一般的な車購入のようにローンを負う必要のないカーリースは、気軽に車を所有することができますが、利用するためには一定の審査があります。
ここではどのような審査があるのか、カーリースの審査の特徴について詳しく見ていきます。
ポイント1:収入
問題なく支払い可能かどうかを判断するために、年収のチェックを行います。
リースでは年収200万円がボーダーラインと言われており、これを下回ると審査に通るのは難しくなってしまいます。
また、年収が200万円を超えていても、個人事業主の方などで毎年の収入が安定していないと判断されてしまったら、マイナスポイントになってしまいます。
ポイント2:債務状況
CIC(指定信用情報期間)またはJICC(日本信用情報機構)などの信用情報機関に保管されている情報を照会して、過去に自己破産・任意整理・個人再生など、法的手段での債務整理や免責をしたことがあるかをチェックします。
とはいっても、20代前半の学生にはよっぽどのことがない限り、債務整理などはしないでしょう。しかし支払いの延滞は一度でもあると審査に響きやすくなります。
また、カードローンやクレジットカードのリボ払い、スマートフォンの分割払いなどは借り入れと判断されてしまうので注意が必要です。
ポイント3:属性
年齢や職業、勤続年数などから判断をします。学生でアルバイト収入のみの場合、正社員に比べるとどうしても不利になってしまいます。
学生の場合、属性だけで判断するのは難しいと言えるでしょう。
このため、「支払いの滞納歴がないか」「借り入れが多すぎないか」などは厳しくチェックされてしまいます。
社会的に信用を得るためにも、支払いは滞りなく行えるように日頃から心掛けておいた方が良いでしょう。
このようにカーリースの審査では、一定の経済力や社会的な信用かあるかなどが問われます。
審査に通るには一見不利にも見える学生ですが、仮に収入が少なくとも審査に通りやすくなる条件があります。次の項目では、そのポイントを見ていきましょう。
学生アルバイトが審査に通るには?
前述で紹介をしたように、カーリースの審査における収入のボーダーラインは200万円です。しかし学生がアルバイトをして、この金額を稼ぐのは至難の業でしょう。
またアルバイトは正社員と比べると安定した収入源とされないために、さらに厳しくなってしまいます。
そこで、アルバイト収入しかない学生がカーリースの契約をするためにはどうすれば良いのかをご紹介していきます。
連帯保証人を立てる
仮に収入が200万円以下または無収入でも、連帯保証人を立てることで、審査に通る可能性が上がります。
連帯保証人は一般的に、両親や兄弟などの契約者に近い親族が該当します。友人や知人などでは、連帯保証人になれませんので注意してください。
自分に近い親族で保証人本人の安定した収入があるというのが通過のポイントです。
勤続年数を長くする
同じ職場で何年も働いていれば、例えアルバイトでも審査ではプラスになります。継続して働くことが支払う能力が見込めるとして評価がされるからです。
もし今アルバイトをしているという方は、なるべく短期間で勤務先を変えずに継続して勤務し続けることを心掛けましょう。
NGポイントは?
カーリースでの審査の特徴から、「支払いの滞納」「借り入れ額(スマホの分割代等も含む)」の2つがNGポイントと言えます。
収入のない学生の方は、連帯保証人を立てることで補うことができます。また、現在アルバイトをしている学生の方は、なるべく同じ勤務先で長く勤めるようにすることで、審査ではプラスの要因にすることができます。
カーリースを利用するメリット
そもそも学生がカーリースを利用するメリットはどんなところにあるのでしょうか。次に、カーリースの3つのメリットをお伝えしていきます。
①マイカー購入よりも出費を抑えられる
カーリースでは頭金や初期費用を用意する必要がありません。
また、残価を設けているリースでは、契約者が乗る分だけを支払うイメージで購入よりもお得に乗ることができます。
マイカー購入と比較をして出費を抑えつつ車を持てるので、収入の少ない学生にも優しい仕組みになっています。
②支出管理がしやすい
リース料金には、税金・車検などの費用が含まれているので、月々定額の支払いだけで利用ができます。追加の支払いが発生しないので、支出管理がしやすいのも特徴です。
③ライフスタイルに合わせて乗り換えしやすい
短期リースをうまく活用することで、その時々の生活にあわせたカーライフを送ることができます。
例えば1年ごとにキャンパスが変わる学生で「この年は郊外のキャンパスだから車を使いたいけど、翌年は都心のキャンパスなのでとりあえず必要ない」という場合、1年で契約満期を迎える設定にすれば無駄なく利用ができます。
このようにライフスタイルにあわせた便利な車の乗り方ができます。
まとめ
今回は、カーリース審査の特徴と、学生でも審査通過率が上がるポイントとNG要件をお話してきました。
カーリースの審査基準には、年収や属性のチェックに加え、負債状況などから総合的に判断されますが、学生の場合は連帯保証人を立てることで考慮される可能性が上がります。
車の所有を検討している学生の方は、ぜひお伝えしたポイントを参考にカーリースの審査にも調整をしてみてください。