2023年3月8日 (2023年3月13日 更新)
カーリースの利用者は増加中?!その理由や魅力を解説
車との新しい付き合い方として近年注目されているのが個人向けのカーリースです。カーリースといえば一昔前は会社などの法人が利用するもの、といったイメージがありましたが、近年は一定の金額を支払い契約期間中自由に利用することができる様々なサブスクリプションサービスが浸透したことで、個人で利用するカーリースへの注目度も増しているのです。
また、2016年ごろから個人向けカーリースのサービスが急激に増えてきたこともあり、その便利さやお得さも徐々に一般の方に浸透してきています。そんなカーリースですが、そのような流れもあってここ数年急激に利用者が増えているのですが、その理由とは単に認知度が上がってということ以外何があるのでしょう。単純に実はお得だ、などといわれていますが具体的にはどのような点がお得なのでしょうか。まだカーリースを利用したことがない、という方のためにわかりやすく解説します。
ジョイカルの「NORIDOKI」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。
INDEX目次
カーリースとは?
カーリースとは、簡単に言ってしまうと車のサブスクサービスです。契約者が選んだ車をリース会社から一定期間(契約期間)借りて、月々定額のリース料金を支払うことで契約期間中は自分の車のようにそのリース車両を自由に使うことができるというものです。
リース車両はマイカーと同じようにリース契約者が自宅や借りた月極駐車場で管理するので、いつでも好きな時に利用できますし、レンタカーとは違うのでナンバーも「わ」ナンバーではありません。さらに、リース期間中の税金や自賠責保険料、車検費用などもすべて定額のリース料金に含まれているので急な出費が必要になることもありません。契約者は基本的に毎月のリース代金を支払うだけでいいのです。
カーリースの利用者はどのくらい?契約台数の推移をご紹介
そんな手軽で便利なカーリースですが、近年その利用者が増えているとされていますが具体的にはどれくらい増加しているのでしょう。こちらにJALA(一般社団法人 日本自動車リース協会連合会)によるカーリース契約台数の推移のデータです。
https://jala.or.jp/library/lease03.html
年度 | 新車販売数 | リース車契約台数 | リース車比率 |
---|---|---|---|
平成22年 | 4,956,136 | 511,019 | 10.30% |
平成23年 | 4,210,219 | 497,210 | 11.80% |
平成24年 | 5,369,720 | 581,133 | 10.80% |
平成25年 | 5,375,513 | 601,938 | 11.20% |
平成26年 | 5,562,888 | 625,143 | 11.20% |
平成27年 | 5,046,510 | 620,343 | 12.29% |
平成28年 | 4,970,258 | 647,412 | 13.03% |
平成29年 | 5,234,165 | 735,097 | 14.04% |
平成30年 | 5,272,067 | 772,424 | 14.65% |
令和元年 | 5,195,216 | 753,575 | 14.51% |
令和2年 | 4,598,615 | 713,166 | 15.51% |
令和3年 | 4,448,340 | 680,012 | 15.29% |
こちらの表は一部を抜粋したものですが、数字を見ると、自動車総保有台数に占めるリース車保有台数の比率は年々着実に増加していることがわかります。
令和3年は新車販売台数のうち15.29%がリース契約車となっています。つまり登録された新車のうち6台に1台がリース車ということになるのです。平成30年以降は解約者の台数の推移が下がっている傾向も見て取れますが、これはコロナ禍で外出が減少したことで新車そのものの販売台数が減っていることが原因として考えられます。
それでも、令和3年は平成中期頃と比較すると明らかにリース車の契約台数は比率として高い数値となっているので、依然としてカーリースが注目されているのは間違いないといっていいでしょう。
カーリース利用者はどうして増えている?その理由や魅力を解説
では、なぜこのようにカーリースの利用者が増加し続けているのでしょう。それは以下のようなカーリースならではのメリットがあることが理由だと考えられます。
初期費用がかからない
新車をローンで購入するとなった場合、通常は頭金などのまとまったお金が必要となります。しかし、カーリースであれば、そのような頭金が不要です。つまり初期費用の負担が非常に軽いのです。さらに、カーリースなら、登録時にかかる諸費用なども別途用意は不要です。カーリースなら月々のリース代金だけで新車に乗ることができるのです。
メンテナンス費などの諸費用がかからない
また、カーリースはマイカーのようにリース車両を契約者側で自由に使うことができます。しかし、車の所有者はあくまでカーリース会社となりリース契約者はあくまで使用者。そのため税金や自賠責保険など諸費用の支払いや車検の手続きなども、所有者であるすべてカーリース会社のほうで行うことになります。
さらに、リース会社や契約内容によって変わってきますが通常はその車の整備などメンテナンスもカーリース会社に任せることが可能です。その場合費用もすべてリース料金に含まれます。このように面倒な手続きや各種の手間、諸費用も不要というのがカーリースの大きな魅力なのです。
短期間で乗り換えができる
購入した車を新しい車へと乗り替えるとなった場合、通常は車の下取りや買取り、または廃車手続きなども費用が必要です。また、そのための時間や手間がかかります。さらに乗り換える新しい車の車両代や登録初期費用なども負担しなくてはなりません。
しかし、カーリースならリース契約が満了となったらリース車をカーリース会社に返却するだけでOKなのです。そして、次に乗り換える新車に同じカーリース会社でリースするのであれば初期費用不要でまた同じく定額のリース料金を支払うだけで、短期間で最新の車に乗り替えることもできるのです。これはカーリースならではの特徴であり新車購入にはない大きなメリットでしょう。
月々の定額だから管理がしやすい
そして、前述のとおり、カーリースの月々定額のリース料金には、車両価格だけでなく登録時諸費用や自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料などすべてコミコミになっています。さらに契約によっては車のメンテナンスなどもすべてそのリース料金内で受けることができます。
つまり、毎月のリース料を支払っているだけで、車にかかる各種費用を別途支払う必要がないのです。消耗品であるガソリン代や月極駐車場代は利用者の負担が必要ですが、出費が定額で済むので何か突発的な出費が別途必要となることがありません。そのため家計の管理がしやすくとても経済的なのです。
残価設定があるから支払額がお得
個人向けのカーリースではあらかじめ期間を決めて利用するため一般的にそのリース契約満了時の車の予想残存価値(残価)を設定(いわゆる残価設定)し、その金額を車両価格から差し引いた金額でリース料を算出しています。そのため、車両本体価格全額ではなく、カーリースの利用期間分だけ支払えばいいのです。
車を購入する場合は車両本体価格全額を支払う必要がありますが、カーリースは設定された残価分だけを払えばいいので結果より安く新車に乗ることができるというわけです。このローンでの購入よりも月々の支払い額を抑えられるというのもカーリースの大きな魅力といえるでしょう。
このように、カーリースならまとまった頭金も不要で新車を購入するよりも費用面の負担が少なく、また車の管理もリース会社に任せられます。さらに、簡単で乗り換えも可能です。新車価格は年々高騰し続けていますので、特に費用面の負担が軽く済むというのは大きなメリットといえます。
新車に乗りたいけれど買うのではハードルが高すぎる、と考える方にとって、カーリースは非常にメリットの多い仕組みなのです。その良さが徐々に浸透してきたことで、カーリース利用者が増加しているのだと考えられます。
月額8,800円から利用できるジョイカルのカーリース
カーリースは現在各社から様々なサービスが提供されています。基本的な仕組みはほぼ変わりませんが、カーリース会社やサービスによっては利用できる車両やサービス内容、リース期間などが変わってくるので、どのカーリースサービスが自分に向いているのかを見極める必要があります。そんな数あるカーリースサービスの中でも、特に魅力的でおすすめしたいのがジョイカルの「セブンマックス」と「NORIDOKI」です。どんな点が魅力的なのか。
セブンマックス
まず、「セブンマックス」は短期で指定車種カラーの3年型と、国産全車種全メーカー全カラーの7年型カーリースです。国産全メーカーの軽自動車からコンパクトカー、大型ミニバンまで幅広い車種がそろっている上、自動車税や車検費用も毎月の定額利用料にコミコミとなっています。
さらに長期のカーリースですので毎月の負担がとても軽く済み、月々8,800円~というお得なプランも用意されています。また、3年間の安心保障の「ジョイカルたすカッター3」が契約者にもれなくついてきて、パンクやガラス破損、落書きなどのいたずら、バンパー破損といったトラブルなどの補償もわずか5,000円の免責額だけで受けることが可能です。より経済的に新車に乗りたいという方にはとてもおすすめのカーリースなのです。
「セブンマックス」は短期で指定車種カラーの3年型と、国産全車種全メーカー全カラーの7年型カーリースで、3年間の安心保障の「ジョイカルたすカッター3」により、トラブルなどをわずか5,000円の免責額で補償してくれます。
セブンマックスの詳しい情報はこちら
NORIDOKI
「NORIDOKI」は頭金不要、新車を購入してから3年後に訪れる車検のタイミングで乗り換えができるカーリースサービスです。3年単位のカーリースなので、車検費用も必要ありません。つまり、車検にかかるその分の費用も節約できるので、よりリーズナブルに新車に乗ることが可能となっているのです。
また、3年ごとに、最新スペックの魅力的な新型車へと気軽に乗り替えることができるというのも大きな魅力です。用意されているリース車両は人気のSUVからミニバン、コンパクトカーにハイブリッドカーなど幅広く、例えば人気のホンダヴェゼルなら月々27,300円×36回という負担の軽いリース料金で利用が可能です。ライフステージの変化に合わせて、車も乗り替えていきたい、という方にはぴったりにカーリースでしょう。
「NORIDOKI」は車検のタイミングで乗り換えができる3年単位のカーリースで、費用を節約しながら、負担の軽いリース料金で気軽に最新スペックの新車へ乗り換えていくことができます。
NORIDOKIの詳しい情報はこちら
まとめ
エネルギーや原材料などの価格高騰に円安、国際的な紛争の影響もあってモノの値段がどんどん上がっています。新車価格も同様に右肩上がりで高騰し続けており、もはや新車を気軽に買うということは当たり前ではなくなりつつあります。
そのような状況の中、カーリースのその優れた経済性があらためて注目されたことがカーリース利用者の増加につながっているのだと考えられます。また、様々なサブスクサービスの利用が当たり前として受け入れられるようになり、買うのではなく借りて利用するということに抵抗がなくなり始めているというのもカーリースが浸透してきた理由かもしれません。
いずれにしても我々にとって、経済的な負担が軽く、気軽に新車に乗ることができるカーリースは魅力的なものであるのは間違いありません。今所有している車がそろそろ乗り替えのタイミングだという方は、買うのでは次はカーリースの利用を考えてみてはいかがでしょう。