2021年9月28日 (2022年5月30日 更新)
リースした車は保険に入っている?カーリースの保険料の仕組みは?
車に乗っている以上、誰しも事故に遭遇してしまう可能性があります。そんな事故に遭ってしまった時に自動車保険に加入をしておけば、保険の補償を充てることで損害の負担を軽減することができます。
今回は、リースした場合の車は保険には入っているのか?カーリースの保険料の仕組みについても解説をしていきます。
ジョイカルの「7MAX(セブンマックス)」と「NORIDOKI」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。
カーリースとは?
車の乗り方にはいくつかの方法があります。
- マイカー
- レンタカー
- カーシェア
- カーリース
上記の中でもカーリースは購入した車と同じような感覚で乗ることができます。カーリースは、契約者の欲しい車をリース会社が購入します。契約者は、リース料を月々支払うことでこの車を貸与してもらいます。所有権はリース会社なので、税金や車検などの維持費は別途請求されません。頭金不要で、月々定額払いのため、購入資金の準備がなくても新車に乗れます。リース期間は、1〜3年の短期リースや5〜7年の長期リースまで契約者のニーズにあった期間が選択可能です。
知っておきたい車の保険
次に車の保険についてみていきます。
車の保険は2種類ある
車の保険には2種類あります。車を買うと必ず加入しなければならない自賠責保険と任意で加入する任意保険です。2つの保険には、それぞれの目的や補償内容があります。
自賠責保険(強制保険)とは?
日本では「自動車損害賠償保障法」という法律が制定されています。車の事故によって、人命に過大な損害を与えた場合の補償や車を安全に走行させるための法律です。この法律に基づき、車やバイクを所有する全ての人に加入する保険が義務が発生する保険が、自賠責保険となります。そのため、車種により違いがありますが、同車種であれば保険料は一律です。自賠責保険の支払いの限度額は被害者1人あたり、傷害により被った損害には120万円、死亡や後遺障害により被った損害は3000万円(常時介護の場合は最高で4000万円)です。
自賠責保険の加入していない車は車検を受けることができないため、一般道を走行することができません。
自賠責保険が切れた自動車を運転した場合、下記のような刑罰が科せられます。
- 1年以下の懲役
- 50万円以下の罰金
- 違反減数6点
特に、免許証の点数は、車検切れの車を運転したことも6点の減点なので、合計12点の減点となり一発免停となります。
任意保険(車両保険)とは?
対人賠償のみの自賠責保険に対し、任意保険は大きく分けると下記の4つを補償する保険です。
- 対人保険
- 対物保険
- 人身傷害保険
- 車両保険
自賠責保険では、カバーしきれない部分を補償するための保険であり、自分の入りたい保険に加入できるので、種類によって保険料は人それぞれ違います。
カーリースの保険はどうなっている?
マイカーの場合、自賠責保険は基本的に車検時に業者が加入手続きをしてくれます。また、任意保険は自分で加入します。
それでは、カーリースの保険はどうなっているのでしょうか?
自賠責保険は月額料金に含まれている
カーリースは、リース会社から月々定額払いで車を貸与します。リース料には税金や車検などの費用も含まれますが、そのなかに自賠責保険も含まれています。
任意保険は自分で加入する必要がある
自賠責保険は、リース料に含まれていますが、任意保険は自分で加入しなければなりません。
カーリースでも、任意保険は加入すべき?
カーリースは、車を貸与しているので任意保険に加入する必要はないのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、任意保険に加入していなかったことで膨大な損失を招く恐れがあります。それでは、任意保険に加入する理由についてみていきます。
理由1. リース車の修理費用は借主負担となるため
リース車は、頭金不要で税金や維持費もリース料に含まれていますが、事故できたしたボディの損傷に対しての費用は契約者の負担となります。車両保険に未加入で事故を起こしボディにダメージを与えてしまったら、自己負担で新車の状態に修復しなければなりません。
理由2. 全損事故時は中途解約金が発生するため
任意保険に未加入の状態で、車が損傷しても修理可能であれば自己負担で修理して乗り続けることができますが、全損事故の場合は、車に乗り続けることはできず、リースを中途解約するしかありません。
しかし、カーリースでは、原則中途解約はできない契約ではあるため、解約金の支払いが発生します。
安心したカーライフを送るためにも任意保険には加入しましょう!
カーリース専用の保険プランを活用しよう
カーリースで車に乗る場合は、マイカーより手厚い保険に加入しておく必要があります。カーリースは、車をリース会社から貸与して乗ります。所有者は、あくまでリース会社で、契約期間が終了すればリース会社に返却しなければなりません。
もし、車に大きな損傷をきたした場合の修理代金をカバーしてくれるのが任意保険の車両保険です。それでは車両保険の補償内容についてみていきます。
一般条件
どんな事故でも生じた損傷の修理代をカバーしてくれるのが一般条件です。
保険料は車両により差はありますが、どんな事故でもフルカバーしてくれるので、保険料は高めになっております。車同士の事故や天災による損傷(地震を除く)をはじめ、当て逃げや自損事故などによる損傷も対応してくれます。
車対車+A
一般条件をスリム化した車両保険です。保険料が安い分、一般条件より補償範囲は狭くなります。自損事故や当て逃げといった事故の相手がいない、またはわからない場合は補償対象外です。
上記の2つから車両保険を選ぶことができますが、カーリースの場合は必ず一般条件に加入しましょう。
また、車両保険には車両新価保険特約という特約があります。事故により実際にかかる新車購入費用(車両本体価格+付属品+消費税)の½以上の損害があった時、新たに新車を購入するだけの補償が受けられます。
カーリースを利用して車に乗る場合は必ず車両新価保険特約を付帯しましょう。
ジョイカルのカーリース
カーリースは、頭金や車検などの諸費用が不要なので購入と比べても気軽に車に乗ることができますが、リース会社が車を貸与しているので契約期間が終了すれば、綺麗な状態で返却をしなければなりません。
返却時の修理に対しては自己負担という会社が多い中で、ジョイカルでは各カーリースサービスに手厚い補償がついています。
たすカッター3
3年契約のNORIDOKIではご契約期間中に3年間の安心補償「ジョイカルたすカッター3」が利用することができます。
「パンク・窓ガラス破損・落書き・いたずら・バンパー破損」などの各トラブルに対応ができるため、リース中の修理での自己負担も減らしながら利用することができます。
NORIDOKIは3年単位で新車に乗れるクローズドエンド方式のカーリースです。安心補償「ジョイカルたすカッター3」により、リース中の修理負担も少なく、お得に利用できます。
NORIDOKIの詳しい情報はこちら
たすカッター
7年契約のセブンマックスにもNORIDOKIと同様にたすカッターが付帯!
自分で修理する場合や、整備工場へ出すよりもお得に修理ができるお得なプランがついてくるジョイカルのカーリースをぜひご利用ください。
セブンマックスは、7年間のオープンエンド方式の長期リースです。こちらもたすカッターがついており、お得に修理が出来るプランで、長いリース期間でも安心してご利用できます。
セブンマックスの詳しい情報はこちら
まとめ
今回は、リースした車は保険に入るべきなのか?カーリースの保険料の仕組みについて解説してきました。
車の保険には、自賠責保険・任意保険の種類がありますが、カーリースの月額料金には任意保険は含まれていません。仮に任意保険に加入しても、事故の内容によって補償対象外となる保険内容であれば、修理代は自己負担となってしまいます。
カーリースでも個人でフルカバーの補償を確保できる自動車保険にも加入しておくことで、より安心してカーライフを過ごすことができるでしょう。