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カーリース

2022年1月24日 (2022年5月20日 更新)

カーリース・レンタカー・カーシェアの違いを解説

カーリース・レンタカー・カーシェアの違いを解説

「車を手に入れたい」と思ったとき、購入するほど自己資金に余裕がなかったり、いずれ手放す可能性があったりなどの理由でローン以外の乗り方を検討する人もいるでしょう。近年、車は自己所有以外にも「車を借りる」といった選択肢も挙げられますよね。

しかしなかには、「それぞれの違いがよくわからない」という理由から、利用をためらう人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自己所有以外の車の利用方法を検討している人に向けて、「カーリース」「レンタカー」「カーシェアリング」、それぞれの違いを詳しく解説していきます。
自分に合ったサービスの選び方についても解説するので、どのように選べば良いか悩んでいる人もぜひ参考にしてください。

カーリース・レンタカー・カーシェアリングは何が違う?

まずは、カーリース・レンタカー・カーシェアの違いについて、簡単に表を作成したのでご覧ください。

カーリース レンタカー カーシェア
契約期間 年単位
(会社によって異なる)
時間制(1時間~)
場合によっては
1ヶ月以上OK
会員制、短時間利用可
(分単位~数時間)
料金体系 毎月定額 利用時間分を前払い 月会費
名義 所有者:リース会社
使用者:契約者
所有者:レンタカー会社
使用者:レンタカー会社
所有者:カーシェア会社
使用者:カーシェア会社
保険や補償 リース料金に含まれる
(会社により
オプションになることも)
レンタカー料金に含まれる
(内容により
オプションもあり)
利用料金に含まれる
車検や税金 利用料金に含まれる 利用料金に含まれる 利用料金に含まれる
車種選択の幅 好きな新車から
自由に選択可能
(リース会社によって
異なる)
グレード
(乗車可能人数など)
しか選べないことも
取扱い状況・空き状況による
(種類は多くないことも)

以下、それぞれの項目ごとに内容を細かくチェックしていきましょう。

契約期間の違い

契約期間の違い

まずは契約期間の違いについて見ていきましょう。

カーリース

リース会社が購入した車を契約者に貸し出す仕組みのカーリース。リース会社にもよりますが、契約期間は年単位が多く、一般的には5年以上の契約が必須となります。
なかには1年、3年と短期契約のカーリースも挙げられます。

レンタカー

レンタカーは基本的に時間貸しですが、なかには長期レンタカーもあり、1ヶ月以上の契約が可能なこともあります。会社によっても異なりますが、よくあるのは「6時間」「12時間」「24時間」のいずれかから選べる時間制です。

カーシェアリング

カーシェアは月額会員のいわゆる「サブスクリプション」のようなサービス。
最低契約期間はなく、1ヶ月から契約することができます。もちろん、解約時に違約金などは発生しません。
利用したいときにネット上から予約を入れて、決められた時間内で車を利用可能です。

料金体系の違い

料金体系の違い

続いて、料金体系についてご説明していきます。

カーリース

カーリースの料金は、毎月一定の金額を支払う「月々定額料金」です。
リース料金以外に必要となるのは、ガソリン代、任意保険料、駐車場代などの維持費。会社によっては任意保険料もリース料金に含まれることがあります。
長期の契約ですが、自賠責保険料や自動車税、車検費用などはすべてリース料金に含まれているのが特徴です。

レンタカー

レンタカーは時間ごとに定められた利用料金を出発前に支払います。もしも契約した利用時間を超過して返却した場合は、返却時に延長料金を精算します。
利用料金以外にも、補償サービスやカーナビの利用料金など、オプション料金がかかることもあります。また、基本的にはガソリンを満タンにしてからの返却となるため、ガソリン代は別途必要です。

カーシェアリング

カーシェアの場合、事前に会員登録をして月額利用料金を支払います。会員登録はネット上からできるものが主流です。
最低10分からと短時間からの利用ができ、利用時間に合わせて料金が別途発生します。月ごとの利用料金をまとめて、あらかじめ登録したクレジットカードからの引き落としとなります。

名義の違い

名義の違い

車の名義は誰なのか、「所有者」「使用者」に分けて、それぞれの違いを確認しておきましょう。

カーリース

カーリースの場合、車の所有者はリース会社です。契約者はあくまでも車の「使用者」であって、所有者にはなりません。

レンタカー

不特定多数に貸し出すことを前提に営業許可を受けているレンタカー。所有者も使用者もレンタカー会社となっています。

カーシェアリング

カーシェアもレンタカーと同様に、所有者・使用者いずれもカーシェアリング会社です。

保険や補償の違い

保険や補償の違い

車に乗るなら保険や補償も必要ですよね。基本的にはいずれも利用料金のなかに含まれています。以下、詳しく見ていきましょう。

カーリース

カーリースは一般的に「自賠責保険」がリース料金に含まれています。リース会社にもよりますが、任意保険は別途加入しなければなりません。車のキズ修理や盗難などの際に受けられる補償サービスは、リース会社によって月額に含まれているものもあれば、オプションとなるサービスもあります。

レンタカー

レンタカーでは基本的な補償が利用料金の中に含まれています。ただ、基本のプランは最低限の補償となるので、別途オプション料金にて手厚い補償サービスが用意されていることもあります。

カーシェアリング

カーシェアもレンタカー同様、基本的な保険・補償サービスが利用料金の中に含まれています。ただし、利用方法によっては補償が適用できない例もあるため、ルールを守って利用することが大切です。

車検や税金の違い

車検や税金の違い

続いて、車検や税金に関してもそれぞれチェックしておきましょう。こちらも基本的にはすべて利用料金に含まれています。

カーリース

カーリースの場合、車検基本費用・自動車税・自動車重量税はすべてリース料金に含まれています。

レンタカー

レンタカーは当然ですが、車検に出す義務もなければ、税金を支払う必要もありません。
しかしそうした料金においても利用料金の中に含んだうえで計算されています。

カーシェアリング

カーシェアにおいても、利用者に車検の実施や税金の支払い義務はないため、別途支払いが発生することはありません。レンタカー同様、利用料金の中に含まれており、利用者みんなで少しずつ出し合っているといったイメージです。

車種選択の幅の違い

車種選択の幅の違い

車を借りるといっても、できれば自分好みの車種を自由に選びたいですよね。
ここでは、車種選択の幅の違いについて見ていきましょう。

カーリース

カーリースは、リース会社により選択の幅が異なります。ディーラー系のリースは、そのメーカーの車種しか取扱いがありませんが、メーカー問わず幅広く対応しているリース会社であれば、国内メーカー全車種の中から自分の好きな車を選ぶことができます。
また、基本的に新車リースを展開する会社が多くありますが、なかには中古車を貸し出している業者もあり、そういった意味でも選択肢は多種多様です。

レンタカー

レンタカーでは、「軽自動車」「セダン(普通乗用車)」「ミニバン」といった車種のグレードを選択することはできても、具体的な車の種類を選択できないケースも多くあります。
また、車種を指定できてもオプション料金が取られたり、選択肢が少なかったりするため、自由度は低いと感じるかもしれません。

カーシェアリング

カーシェアの場合、 好きな車種を選ぶことはできても、必ずしも近くに置いてあるとは限らず、あっても先客がいれば、車が戻るまでは利用できません。
また、ひとつの設置ステーションに置ける車の数自体も多くはないため、車種選択の幅はかなり狭いといえるでしょう。

それぞれのメリット・デメリット

それぞれのメリット・デメリット

ここまでで料金体系や契約期間などの違いをそれぞれチェックしてきました。
ここでは、「カーリース」「レンタカー」「カーシェアリング」それぞれのメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

カーリースのメリット・デメリット

まずはカーリースのメリット・デメリットについて確認していきましょう。

メリット

カーリース最大のメリットは、「自分の車のように自由に使える」という点です。
最初に契約を済ませ、車が納車されたあとは予約などの必要もなく、自宅の近くに車を置いて24時間いつでも自分の好きなときに車を動かすことができます。

それでいて導入費用はかからず、毎月の定額料金で車に乗れて税金や車検費用の支払いも不要といった点は、維持費の負担を最小限に抑えるリースならではのメリットです。

デメリット

「車を使うときだけ借りたい」といった人にはデメリットとなるかもしれません。他の2つの利用方法に比べると、カーリースは駐車場を用意する必要があるため、とくに自宅に駐車場がない人にとっては、別途駐車場代が発生することにもなります。

また、車の利用頻度が極端に低い人にとっては割高となる可能性があります。契約には審査が必要な点や、購入の場合と手順が変わらず納車までに時間を要する点も、すぐに車を使いたい人にとってはデメリットといえるでしょう。

レンタカーのメリット・デメリット

続いて、レンタカーのメリットとデメリットについて解説いたします。

メリット

レンタカーは自分が使いたいときだけ利用できる手軽さがメリットとなります。またレンタカー会社は全国各地にあるため、旅行先で車を使いたいときにも便利なサービスです。

保険や税金などの費用は利用料金に含まれているので、別途支払う必要はありません。
利用シーンに合わせて最適な車種を選べるので、「少人数で遊ぶとき」「大きな荷物を載せるとき」など、自由に車を選択できるのもうれしいポイントです。

デメリット

一方、デメリットは「事前に予約をする必要がある」「ガソリンは満タンにして返さなければならない」「利用料金が割高」などといった点が挙げられます。
基本的には借りたい日の数日前までに予約をしなければならないため、「今日車を使いたい!」というときすぐに利用するのは難しいでしょう。

また、短時間の契約の中に保険などの補償も含まれているため、比較的利用料金が割高となるケースが多くあります。

カーシェアリングのメリット・デメリット

最後にカーシェアのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

カーシェアのメリットは、利用料金が安く短時間の利用ができること。月額無料~1,000円程度の月会費に、10分~15分につき数百円程度の利用料金のみで車に乗ることができます。(サービスにより最低利用時間が異なります)

レンタカーのように対人での手続きが不要なため、予約は24時間可能でいつでも好きなときに利用できる点も魅力です。ガソリン代も不要なので、気軽に返却できる点もメリットとなっています。

デメリット

カーシェアは時間にシビアで、あらかじめ決めた時間内に返却しなければ、延長料金を取られるだけでなく、他の利用者にも迷惑がかかることにもなりかねません。借りた場所まで返しに行く必要があるのも、場合によっては手間だと感じることでしょう。

また、24時間いつでも予約は可能ですが、車を使いたいタイミングで他の利用者がいるときなど、必ず利用できるとは限らない点もデメリットのひとつです。
車内の清掃に関しても、レンタカーのように毎回おこなわれるわけではないため、前の人が汚したまま自分が使うことになると不快な思いをすることもあるでしょう。

自分に合っているサービスの選び方

自分に合っているサービスの選び方

メリット・デメリットについてそれぞれ詳しく見てきたところで、自分に合ったサービスの選び方について解説していきます。

カーリースに向いている人

カーリースに向いている人

カーリースは、普段の生活の中で定期的に車を利用したい人で、なるべく初期費用を抑えてマイカー同様に車に乗りたい人に向いています。

レンタカーに向いている人

レンタカーに向いている人

レンタカーは車を所持したいというわけでなく、旅行など必要なときだけ一時的な利用をしたい人に向いているといえます。

カーシェアリングに向いている人

カーシェアリングに向いている人

レンタカーよりも利用頻度が高いけど利用時間は少ないといった人にはカーシェアが向いています。また、車種にそれほどこだわりがない人もカーシェアの利用が合っているでしょう。

自分の利用シーンに合ったサービスを利用しよう

自分の利用シーンに合ったサービスを利用しよう

カーリース・レンタカー・カーシェアリングを実際に比較してみると、それぞれにメリットとデメリットが挙げられ、それぞれ最適な利用方法などが異なることがわかります。それぞれのメリットを存分に生かして効率的に利用するために、自分にはどんな使い方が適しているか考えてみましょう。

車の利用頻度や利用シーンなどを考慮し、自分に合ったサービスを活用して、快適なカーライフを送りましょう。

月々お得なカーリースはジョイカルへ!

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車についたキズやいたずらなどに使える補償サービスもリース料金に含まれており安心のサービス。3年後に返却するので、車検の心配もいりません。

POINT

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POINT

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まとめ

今回は自己所有以外の車の利用方法を検討している人に向けて、「カーリース」「レンタカー」「カーシェアリング」、それぞれの違いを詳しく解説しました。

いずれも「車を借りる」サービスですが、利用方法や契約形態をはじめ、メリットやデメリットに関してもそれぞれ異なります。
やっぱり自分の車が欲しいけど資金に余裕がないという人には、費用を抑えて新車に乗れるカーリースがおすすめです。

自分に合ったサービスを賢く利用して、お得に楽しいカーライフを送りましょう。

WRITER筆者

久保谷 千尋 (くぼや ちひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部WEB・企画ユニット所属

資格・免許
・普通自動二輪車免許
・普通自動車免許(初心者マーク中)
略歴・職歴
大学時代はイギリス鉄道の研究を行う。在学中にバイクの免許を取得し、モビリティの沼にはまる。大学卒業後、株式会社ジョイカルジャパンに入社マーケティング本部WEB・企画ユニットへ配属。
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