2021年10月5日 (2022年5月20日 更新)
カーリース契約中に車で事故を起こしたら?対処法や契約について
安全運転を心掛けていたつもりでも、予期せず起こってしまうのが事故というもの。
もしそれがリース車であった場合、どのように対処するべきなのでしょうか。
今回は、カーリース契約中の車において事故を起こしたときの対処法と、事故後のカーリース契約について詳しく解説していきます。
今後カーリース契約を検討している人も知っておきたい内容ですので、ぜひ参考にしてください。
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事故を起こしてしまったときの対処法
リース車であるかどうかに関わらず、まずは事故を起こしてしまったときの初期対応について、順番に解説していきます。
自動車事故を起こした場合、適切な初期対応をし二次被害を防ぐことが大切です。
事故の発生につい焦ってしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて冷静に対応することを心掛けましょう。
車を安全なところへ移動させる
車が正常に動く状態であれば、周囲の安全を十分に確認した上で、車を安全な場所へゆっくりと移動させます。このとき、ハザードランプを点灯させた方が良いでしょう。
また、事故現場が分からなくなってしまわないように配慮することも大切です。
車が動かせない場合は発炎筒や三角表示板で二次被害を防ぐ
衝突の衝撃によって車が動かなくなる場合もあります。
そんなときは発炎筒や三角表示板を使って、事故の発生を他のドライバーに知らせましょう。
一般的にこれらは高速道路上の事故時において使用する物ですが、一般道路上でも必要であれば使用することができます。
二次被害を防ぐために重要なことなので、適切な方法で必ず行いましょう。
負傷者がいる場合は、救護措置をとる
万が一負傷者を発生させてしまった場合は、救護措置をとる義務が生じます。
これを怠ると道路交通法違反にもなりますので必ず行いましょう。
具体的には、負傷者を安全な場所に移動させ、必要に応じて救急車を呼びます。
負傷の状態によっては無理に体を動かしてはいけないこともあるので注意しましょう。
警察に連絡する
負傷者を救護したのち、110番通報をして事故の発生を警察に知らせます。
110番をすると「事件ですか?事故ですか?」と問われるところから始まるので、事故であることを告げ、落ち着いて事故の日時や状況、現場の場所などを伝えましょう。
近くの電柱に貼ってある住所や交差点の名称、目印となる建物などを伝えると現場の特定がしやすくなります。信号機の管理番号や自動販売機の住所表示、コンビニなどチェーン店の店名(〇〇町店のような表記)なども有効的です。
任意保険会社に連絡する
続いて、加入中の任意保険会社にも連絡を入れます。
事故が発生してすぐに連絡をすると、その後の事故対応がスムーズにいきます。
ただし、あくまでも「負傷者の救護措置」と「現場の二次被害防止」が最優先されるため、それらが落ち着いたあとにできるだけ早く連絡すると良いでしょう。
事故発生から時間が経ってからの連絡は、記憶も曖昧になり事故状況を正しく回答することができないといった状況にもなりかねません。
カーリース会社へ連絡する
事故を起こした車がリース契約中の車であった場合、カーリース会社へも忘れずに連絡しましょう。
事故が起きたらリース会社へ連絡することは、リース契約者の義務として定められており、連絡を怠ると契約違反となる恐れがあります。
また、事故後の車の修理についても、カーリース会社の指示に従って行う必要があります。
事故後の対応について確認する意味でも、必ず連絡しましょう。
契約中のリース車はどうなる?
事故により車が破損してしまった場合には、リース契約はどうなってしまうのでしょうか。
一部破損の場合と全損の場合で対応が異なるので、それぞれ確認していきましょう。
一部破損の場合は基本的には契約継続
リース車が修理をして走行可能な状態であれば、破損部分の修理費用を負担することで契約の続行ができます。
任意保険の車両保険を付帯しておけば車両の修理費用に関して補償が受けられるため、実質費用の負担は必要なく、リース契約も問題なく継続が可能となります。
全損の場合は強制解約で違約金が必要
全損とみなされ廃車になってしまうケースでは、大抵のリース契約において強制解約となり、違約金を負担することになります。
違約金は次の内容によって構成されています。
- 残りのリース料金
- 契約時に設定した残価分
- 事務手数料
万が一、それまでのリース料金に未払い分がある場合は、その金額に加え遅延損害金の支払いも発生するため注意しましょう。
これらをすべて足した金額から、まだ発生していない税金や車検・メンテナンス費用などを差し引いた分が違約金として支払う金額になります。
リース車を勝手に修理するのはNG
事故を起こした場合、契約中のカーリース会社に連絡しなければならないことは、契約時の規約により定められています。
事故があったことを隠したり、修理を勝手に行うのは契約違反となり、違約金が発生することにもなりかねませんので注意しましょう。
修理に関しては、リース会社から修理工場を指定される場合があります。傷のついたリース車を勝手に修理をするのはNGですので気をつけましょう。
リース車でも事故は気をつけるべき
月々定額で、負担が少なく乗れるカーリースですが、マイカーであってもカーリースであっても、「事故に気を付ける」という点は変わりません。
安全に十分配慮した、責任のある運転が求められることを忘れないようにしましょう。
安全運転を心がける
「スピードの出しすぎ」「前方不注意」などは、特に多い自動車事故の原因ともなっています。
自分の運転を過信することのないよう、安全運転を心掛けましょう。
急いでいるとスピードの出しすぎや不注意にも繋がりやすくなるため、日頃から時間に余裕を持って行動することも、安全運転の秘訣だと言えるでしょう。
任意保険に加入する
事故によって最も懸念されるのは、相手側に対する損害賠償です。万が一の対人・対物補償に備えるためにも、任意保険には必ず加入するようにしましょう。
また、カーリース特有の任意保険であれば、リース車が全損になったときの違約金を補償してくれるので、いざというときにも安心です。
契約内容を確認する
万が一事故を起こした際、リース車に対してどういった対処をとるべきなのか、契約内容に関して事前に確認し頭に入れておけば、いざというとき間違った行動をとることも無くなるでしょう。
カーリース契約の内容は事前にしっかりと読み、確認しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、カーリース契約中の車において事故を起こしたときの対処法と、事故後のカーリース契約について解説してきました。
事故を起こしたときには慌てず落ち着いて対処することを心掛けましょう。
二次被害を防ぐための対処や負債者の救護措置は、法律にも関わる部分となるため怠らずしっかり行いましょう。
救急や警察、任意保険会社に連絡したあとは、忘れずにカーリース会社にも連絡して事故の発生を伝えるようにします。
場合によっては強制解約となり違約金を支払うことになりますが、リース特有の任意保険に加入することによって違約金をカバーしてくれる保険もあるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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