2021年9月28日 (2022年3月14日 更新)
カーリースで任意保険は必要?加入すべき3つの理由と選び方
事故が起きた時何がと役立つのが保険です。自動車保険に加入していたことでトラブルを回避した人も多いことでしょう。
一方カーリースをする場合は一定期間の車を借りて乗車をするため、自賠責保険とは別に保険料を支払ってまで任意保険に加入する必要はないのではと考える方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、カーリースで任意保険が必要なのか?その理由と選び方について解説していきます。
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INDEX目次
カーリースでも、任意保険は入るべき?
結論からいうと、カーリースでも任意保険は加入しておくべきです。ドライバーにとって、事故を起こさないように誰もが心掛けて運転することかと思いますが、事故はいつ起こるか誰も予測できません。将来巻き込まれる可能性のある事故へのリスクを回避するためにも任意保険への加入は必要です。
リース車の保険はどうなっている?
カーリースの維持費のなかには、自賠責保険が含まれているため「自賠責保険=任意保険」と、認識をしている人は少なくありません。しかし、自賠責保険と任意保険はそれぞれ補償内容に違いがあります。
それでは自賠責保険と任意保険についてみていきます。
自賠責保険は月額費用に含まれる
自賠責保険とは、国が全ての自動車に加入することを義務付けた保険です。
損害内容 |
支払限度額(1名あたり) |
---|---|
死亡の場合 | 最高3,000万円 |
後遺障害の場合 |
神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合
常時介護の場合: 最高4,000万円 随時介護の場合: 最高3,000万円 後遺障害の程度により 第1級:最高3,000万円~ 第14級:最高 75万 |
障害の場合 | 最高120万円 |
上記が自賠責保険で支払われる限度額です。自賠責保険は国が定めた保険であり、加入していなければ車検を受けることができません。車検費用の1つとして自賠責保険が含まれているのです。
任意保険は別途加入が必要
任意保険とは、自賠責保険のように対人賠償のみではなく、広範囲の補償が受けられる保険です。そのため、別途加入しなくてはなりません。事故の被害者に対し、自賠責保険の補償だけでは賄うことは難しく、任意保険に加入しておけば十分な補償を備えることができます。
カーリースで任意保険に加入すべき3つの理由
カーリースは一定期間、自動車を借りてマイカーのように乗るため、リース満了後には自動車を返却することが必須条件です。それでは、なぜカーリースで任意保険に加入すべきなのか?3つの理由を挙げていきます。
理由①リース車の修理費用をカバーするため
自動車の修理代は、数万円から数十万円かかることが大半です。その際の修理代は自己負担ですが、任意保険に加入していれば、修理費用の全額負担を回避できます。
理由②全損事故の備えとして
全損になれば自動車には乗れません。リース途中でも解約清算をしなければならず、多額の違約金が発生する可能性もあるのです。任意保険は、もし事故で自動車が全損になっても、多額の負債を背負うことなく清算できます。
理由③事故対応を巻き取ってくれる
任意保険に未加入の場合、相手の救護から警察への連絡などに加えて、事故対応や示談も全て自分で行わなければなりません。任意保険に加入していれば、事故対応に時間も労力もかけずに済みます。
任意保険の費用相場はいくら?
任意保険の保険料は、平均すると50,000円〜80,000円となっています。
運転する人によって異なる!
任意保険は、運転する人が誰かによって保険料が変わります。
- 自分だけが運転する
- 配偶者と2人で運転する
- 未婚の別居の子が運転する
- 他人も運転する
これらの区分により保険料が違ってくるのです。
等級
等級とは、保険料の割引・割増を決定する料率のことです。1〜20等級(22等級までの保険会社も有り)まで設定されています。新規契約は、6等級から始まり事故がなければ1等級ずつ上がりますが、事故で保険を使えば3等級ダウンします。
免許証の色
免許証の帯色は、グリーン・ブルー・ゴールドがあります。ゴールド免許は優良運転者の証であり保険料も安くなります。
年齢
リスク細分型自動車保険では、下記のように年齢によって区分されています。
- 年齢制限なし
- 21歳以上
- 26歳以上
- 35歳以上
年齢制限なしが最も保険料が高くなります。
誰が運転するのか
運転者が本人だけなら「本人限定」本人と配偶者だけなら「本人・夫婦限定」と範囲を狭くすれば保険料を安く抑えられます。
運転する自動車によって異なる
任意保険は、自動車によっても区分されます。乗用車と貨物車、普通車と軽自動車など運転する自動車によって保険料はそれぞれ違います。
それでは、保険料が変わる自動車の主な条件を挙げていきます。
車種
自動車の種類によって保険料に違います。同車でもグレードや排気量の違いで保険料も違うので、自分の自動車のグレードを把握しておきましょう。
走行距離
走行距離の多い人は、自動車事故が起こる可能性が高くなりますが、一定の走行距離範囲であれば保険料が安く抑えることが可能です。
その他
自動車保険には、特約という主契約のオプションとしてつけられるものがあります。例えば、原付バイクや自転車で事故が起きた時に補償してくれる特約や個人賠償責任保険などを付帯すれば保険料は高くなります。一方、ネット型保険は、インターネットを介して自分で申し込みをするため、インターネット割引が受けられます。
カーリースに適した任意保険の選び方は?
任意保険への加入は、強制ではないため自己の判断で加入することができます。カーリースを利用する場合は、どの範囲まで補償を確保してけば良いのでしょうか。ここで詳しく解説をしていきます。
任意保険の内容は大きく3つ
任意保険は、保険の内容が大きく3つに分類されています。
保険種類 | 補償内容 |
---|---|
賠償責任保険(対人・対物) | 他人が怪我や死亡したり他物が損傷した場合の補償 |
人身傷害保険 | 自動車の運転者や同乗者が自動車事故で怪我や死亡した場合の補償 |
車両保険 |
マイカーが事故や天災などにより損傷した場合の補償 ・自損事故を含め、全ての事故を補償する「一般車両」 ・自動車同士の事故や天災のみ補償する「車対車+A」 |
自賠責が対人保険のみに対し、任意保険では第三者の物や自分と同乗者、そして自分の自動車の損害まで補償してくれます。
対人・対物賠償責任保険は無制限
事故が起こして相手の人や物に損害を与えた場合の補償は高額です。例えば、店舗に車が追突する事故を起こしたケースでは、店舗の修繕費だけでなく、休業補償や店舗内の商品の補償など全て負担しなければなりません。
対人・対物賠償責任保険は、無制限にしておくとどのような事故でも相手に対して手厚い補償が可能なので、無制限の補償をつけておきましょう。
全損事故に備えて車両保険はつける
カーリースは、一定期間の契約が終了すると自動車を返却します。修理しても、自動車にダメージがあれば追加料金が発生します。また、リース期間中に事故で全損となれば中途解約となり違約金を支払わなければなりません。
万が一に備えて、リース車は必ず車両保険に加入してください。
カーリース専用の任意保険もある
カーリースを利用するのであれば、賠償責任保険や人身傷害保険は当然ですが、車両保険もどんな事故でもフルカバーしてもらえる一般条件での加入が必須です。
リース会社によっては、カーリース専用の任意保険を取扱っている会社もあります。新車カーリースのNORIDOKIでは、契約期間中3年間の安心補償「ジョイカルたすカッター3」が利用可能です。
- パンク
- 窓ガラス破損
- 落書き
- いたずら
- バンパー破損
上記のようなさまざまなトラブルに対応することができます。
NORIDOKIの「ジョイカルたすカッター3」なら、さまざまな状況トラブルに対応することが可能です。
まとめ
今回は、カーリースで任意保険は必要なのか?加入すべき3つの理由と選び方について解説してきました。
自動車を運転している限り、事故を起こさないという保証はありません。仮に事故が起きた場合、自賠責保険だけではカバーしきれないのが現状です。任意保険に加入していないことで、取り返しのつかない事態を起こさぬように必ず任意保険に加入しましょう。
新車カーリースNORIDOKIでは、専用の任意保険を扱っていますので、カーリースでの乗り方を考えている人は、選択肢の1つとして検討してください。