2022年1月24日 (2025年3月03日 更新)
カーリースは「わ」ナンバーになる?希望ナンバーや図柄入りナンバーにできる?
車への装着が義務付けられているナンバープレート。自分の好きな番号を希望することができるので、語呂合わせや縁起の良い数字といった思わず目を引くナンバープレートを街で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
カーリースを検討している人の中には、リース車のナンバープレートは「わ」ナンバーになるのか、好きなナンバーを希望することができるのかなど、疑問に思う人もいるかもしれません。できることなら自分の好きなナンバーをつけたいですよね。
そこで今回は、カーリースのナンバーについて、ナンバープレートの仕組みから希望ナンバーの申請方法まで詳しく解説していきます。
ジョイカルの「7MAX(セブンマックス)」と「NORIDOKI」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。
INDEX目次
カーリースは「わ」ナンバーになる?

そもそも「わ」ナンバーは、レンタカーやカーシェアリングといった、他人への貸し出しを使用目的とする車両に使用されます。カーリースも貸し出しに値しますがレンタカーと違って長期の貸し出しになるため、レンタカーとは区別されています。
つまり、リース車は「わ」ナンバーにはなりません。一般車と同じナンバーを使えるので、ひらがななどナンバープレートの情報からリース車だと認識することはできないので安心して乗れるでしょう。
車のナンバーの仕組み
ナンバープレートは自動車を個別に識別するために車両登録時に発行される標識板で、車への装着が義務付けられています。車両の区分で正式名称が異なり、普通車や大型自動車は「自動車登録番号標」、軽自動車や普通自動二輪は「車両番号標」、原付や小型特殊自動車は「原動機付自転車番号標」と呼ばれています。
また、ナンバープレートの色については「自家用」「事業用」「軽自動車(自家用)」が、それぞれ「白」「緑」「黄」の3色に分けられています。
ナンバープレートには左上から地域名、3桁の番号、ひらがな1文字、4桁の番号が記載されており、それぞれに意味を持ちます。
地域名
管轄の運輸支局または自動車検査場の地名を表しています。地域名には使用する本拠地が書かれているため、居住地の地名と異なる状態のまま使用している車を見かけることもあります。
分類番号
地域名のあとに記載されている3桁の番号のことです。車種別に数字が分類されています。よく耳にする「3ナンバー」「5ナンバー」というのは分類番号のことで、小型乗用車は1桁目が5(または7)になるので5ナンバー、普通乗用車は1桁目が3になるので3ナンバーと呼ばれています。
ひらがな
レンタカーが「わ」だというのはよく知られていると思いますが、それ以外のひらがなにも意味があります。例えば、軽自動車の事業車は「り、れ」、軽自動車以外の事業車は「あ、い、う、え、か、き、く、け、こ、を」のように車種ごとに使用されるひらがなが分類されています。
「お、し、へ、ん」の4文字は、他の文字との誤認を防ぐため、または不吉な印象を避けるなどの意味で使われていません。
一連指定番号
ひらがなの後に続く4桁の番号を、「一連指定番号」といいます。希望できるのはこの部分で、1から9999までの数字をつけることができます。
「7777」のようなゾロ目や「2525(ニコニコ)」などの語呂合わせは人気が高いため、抽選となる可能性が高いです。
カーリースに一般ナンバーが使えるメリット

「わ」ナンバーではないカーリースですが、一般ナンバーが使えることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、一般ナンバーが使える以下の3つのメリットについて紹介します。
- リース車であることがバレない
- 社用車としても使いやすい
- 自家用車のように利用できる
1つずつみていきましょう。
リース車であることがバレない

レンタカーやカーシェアリングと違って一般ナンバーを使えるリース車は、所有する車がリースであることをナンバーから推測することができません。「わ」ナンバーであることで「レンタカーだと気づかれるのが恥ずかしい」「借り物というイメージを強く感じてしまう」という方も多いと思います。
しかし、一般ナンバーが使えることで、自分から言わない限り周りにリース車であることはバレません。周囲のドライバーや家族、友人にもマイカーのように見せられる点は大きなメリットといえるでしょう。
社用車としても使いやすい

カーリースはもともと法人向けのサービスから始まったこともあり、社用車として使いやすいという一面があります。さらに、「わ」ナンバーがついたレンタカーを社用車に利用していると、自社所有の車がない=収益が安定していないと連想させることにもなりかねないため、周囲に与える印象は決して良いものではないでしょう。
その点カーリースなら、自社所有にするだけの資金が無くても月額のみで車を手にすることができ、それを周囲に知られることはありません。
自家用車のように利用できる

カーリースは年単位で契約するサービスのため、マイカーとして乗りたいと思っている方も多いと思います。しかし、レンタカーのように「わ」ナンバーがついていると、常に借りているという印象が拭えず、愛着を持ちにくくなってしまうかもしれません。
一般ナンバーがついていることでマイカーと同じような感覚により近くなり、購入した車のように愛着を感じやすくなるはずです。
カーリースは希望のナンバーにできる?

カーリースも購入と同様、希望のナンバーに設定することができます。意味のない数字の羅列より、愛着を込めてつけたナンバーの方が覚えやすいですし、より自分の車のように大切に利用できます。
乗用車と軽自動車のどちらでも希望ナンバーにできますし、申請もとくに難しくありません。基本的には好きな数字4桁を選べますが、人気の数字に関しては「抽選対象希望番号」として抽選に当選した場合のみ使用できます。(参考:希望ナンバーとは)
カーリースを希望のナンバーにする方法
カーリースを希望ナンバーにしたいときは契約前、リース会社に申し出ましょう。
新規登録手続きは代行で行ってくれるリース会社がほとんどなので、希望ナンバーの申請も代行してもらう、または自分で取得するかの段取りについて事前に相談します。
自分で取得する場合の希望ナンバーの申請方法や交付手数料について、詳しくチェックしておきましょう。
希望ナンバーの申請方法
希望ナンバーの申請は、管轄の陸運局に出向いて「希望番号予約センター」の窓口で申込みをするか、全国自動車標板協議会の「希望番号申込みサービス」においてインターネット上で申込みのいずれかから選択します。
また縁起の良い数字やゾロ目など、人気のナンバーは抽選対象となるため、必ずしも希望するナンバーが取得できるとは限りません。抽選対象番号の場合、まずは抽選の申込みをおこない、受付証の交付を受けます。そして毎週月曜日に行われる抽選のあと、当選した人は受付証と引き換えにナンバー申請の予約申込みをします。もし抽選に外れた場合、再抽選を申し込むことも可能です。
希望ナンバーの交付手数料
ナンバープレートには「ペイント式」と「字光式」の2種類あり、普通車と大型車で金額がそれぞれ異なります。また自治体によっても金額が変わりますが、普通車の場合、ペイント式は「3,910円~4,440円」、字光式は「5,330円〜5,660円」となっています。
人気の希望ナンバーは?
希望ナンバーとしてとくに人気が高いのは、やはりゾロ目や語呂合わせなどです。とくに「1122(いい夫婦)」などのように昔から縁起が良いといわれてきた数字は人気が高く、多くの地域で抽選対象希望番号となっています。
ほかにも
- 2525:ニコニコの語呂合わせ
- 358:エンジェルナンバーといわれている
- 777:ラッキセブンから
- 55:ゴーゴーと読めることから
- 1:No.1などいいイメージがついている
- 8:末広がりや無限など縁起がよいとされている
- 3:縁起がよいとされている
などが人気の希望ナンバーとなっており、以下に該当する数字などもナンバープレートに選ばれやすい傾向にあります。
- 誕生日
- 結婚記念日
- 好きな数字
- 車に関連した数字(トヨタの36、スバルの555、日産の12など)
カーリースで図柄入りナンバーにできる?
ご当地のデザインが入った「図柄入りナンバープレート」も、カーリースで使用可能です。2024年時点で図柄入りナンバープレートとして取得できるのは、次の3種類です。
- 全国版図柄入りナンバープレート・・都道府県の県花のデザイン
- 地方版図柄入りナンバープレート・・地域の風景や観光資源のデザイン
- 大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート・・2025年開催の日本国際博覧会の記念デザイン
上記の図柄入りナンバープレートは、新規申し込みや交換時に申請し直して取り付けることができます。図柄が入っていることを楽しむ以外にも、県や地域のアピールや広告としての役割も担っています。
なお、図柄入りナンバープレートのカラー版を選択する場合は寄附金が必要となり、寄附金なしの場合はモノトーン版のナンバープレートになります。寄附金は交通改善や観光振興などの費用として、各地の取り組みに反映されることになっています。(参考:https://www.mlit.go.jp/jidosha/zugaranumber_zenkokur4/)
カーリースで図柄入りナンバーにする方法
カーリースで図柄入りナンバープレートにしたい場合は、その旨をカーリースに伝えましょう。一般的なカーリースでは、図柄入りナンバーにしたいことを伝えるとその後の手順を教えてくれるはずです。
なお、図柄入りナンバープレートを取得するおもな流れは次のとおりとなっています。
- 「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」で申し込みと手数料を支払う
- 関連団体窓口(地域の予約センター)で予約済証を受け取る
- 予約済証と必要書類を揃えて運輸支局もしくは軽自動車検査協会事務所へ届出
- 予約センターにてナンバープレートを受け取る
カーリースの場合は、必要書類のなかにリース会社からの委任状なども含まれるため、運輸支局や軽自動車検査協会事務所へ行く前に受け取っておきましょう。
(参考:全国版図柄入りナンバープレートへの交換申請の手続きについて)
図柄入りナンバーの種類
ここまで紹介してきた図柄入りナンバーですが、「具体的にどんなデザインか気になる」という方も多いと思います。そこで、ここからは以下の3つの図柄入りナンバーについて詳しく紹介していきます。
- 大阪・関西万博ナンバープレート
- 図柄入りナンバープレート
- 地方版図柄入りナンバープレート
図柄入りナンバーに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
(※画像はすべて国土交通省が公表する「図柄入りナンバープレート」ページより)
大阪・関西万博ナンバープレート
【自家用登録車】
【軽自動車】
【事業用登録車】
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)を記念した図柄入りナンバープレートです。万博らしい「EXPO2025」というフレーズと、公式キャラクターのミャクミャクがデザインされていますね!
交付期間は2022年10月24日〜2025年12月26日で、寄附金は大阪・関西万博に関連した交通サービスなどに使われるとのこと。1,000円以上の寄附金で上記デザインのフルカラー版が交付されます。
全国版図柄入りナンバープレート
【自家用登録車】
【軽自動車】
【事業用登録車】
「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」をコンセプトとしてデザインされた、令和4年度版の全国図柄入りナンバープレートです。47都道府県の県花をモチーフとしており、リース車の使用の本拠の位置がどこでも申請可能です。
2024年時点でのデザインの交付期間は2022年4月18日〜2027年4月30日となっており、こちらも1,000円以上の寄附金でフルカラー版が交付されます。なお、寄附金は交通事故の削減や人の移動円滑化、環境負荷の軽減などに使用される予定です。
地方版図柄入りナンバープレート






ご当地ナンバーブレーとして人気の、地方版図柄入りナンバープレートです。地域の魅力がデザインされたナンバープレートで、他府県へのアピールにも有効です。
交付期間は第1弾が2018年10月1日~、2024年現在は第2弾2020年5月11日〜のデザインが交付されています。なお、地方版図柄入りナンバープレートは、リース車の使用の本拠の位置である地域のみで申し込み可能となっています。
カーリース契約中にナンバープレートを変更できる?
基本的にリース車につけるナンバープレートは、契約時に選択したものとなります。ただ、月日が経ちナンバープレートを変更したくなった場合は、リース会社に相談し必要な手続きを踏むことで対応してくれます。
ただ、勝手にカーリースのナンバープレートを変更することはできず、変更を希望する場合は必ずリース会社に連絡しなければなりません。というのも、ナンバープレートの変更は所有者しかできないと決まっており、リース車の所有者であるリース会社の委任状が必要になるからです。
カーリースの契約中にナンバープレートを変更することになったら、通常の変更手続きにリース会社とのやりとりも必要になると覚えておきましょう。
希望のナンバーや図柄入りナンバーのメリット&デメリット
希望のナンバーや図柄入りナンバーにすることで、車で個性を表現できますし、何より「マイカー」としての意識が強くなります。また、ご自身で選んだ数字やデザインのナンバープレートをつけていることで駐車場でも見つけやすいというメリットも。
図柄入りナンバープレートのなかには、オリンピックや万博などのように交付期間が限定されているものもあるので、記念として残しておけるのも嬉しいポイントですね!
ただ、ご当地ナンバーなどの図柄入りナンバーは、通常のナンバープレートよりも費用が高くなります。交付手数料は地域によって異なりますが、希望ナンバーで5,000円程度、図柄入りナンバーで7,000円〜9,000円程度となります。
また、とくに図柄入りナンバーは、デザインが入っていることにより見飽きてしまう可能性もゼロではありません。そのため、カーリースの契約満了まで飽きずにつけていられるかを考慮して選びましょう!
カーリースなら希望ナンバーで車に乗れる

レンタカーとは違い、カーリースなら希望ナンバーを取得することができ、自家用車同様に利用することが可能です。契約期間中は自分の車として愛着を持って大事に乗りたい人や、リースでもナンバーにはこだわりたいといった人にはうれしいポイントともいえるでしょう。
費用面から自己所有は諦めざるを得ないようなときでも、希望ナンバーが取得できるカーリースなら、自分の車のように乗れてカーライフをもっと楽しむことができます。ぜひ、自分だけの特別なナンバーを手に入れてくださいね。
お得に車に乗るならジョイカルのカーリース!

費用面から購入には踏み切れない、という人におすすめなのがジョイカルのカーリースです。ジョイカルなら、ライフスタイルに合わせて選べるカーリースのサービスを取り揃えています。
NORIDOKIなら3年単位で新車を乗り換え!
NORIDOKI(ノリドキ)なら、3年間の短期リースにもかかわらず超低価格を実現しています。3年単位で乗り換えできるので、その都度希望ナンバーを変更できることにもなります。人気の車種を多数取り揃えているので、定期的に車を新しく乗り換えたい人や、ライフスタイルに合わせた車選びをしたい人にぴったりのカーリースです。
NORIDOKIは3年単位で乗り換えできる、超低価格のカーリースです。カーナンバーも新車を乗り換える度に変更できます。
NORIDOKIの詳しい情報はこちら
セブンマックスなら車検料もコミコミの月額定額制!
セブンマックスでは、7年間の長期リースを提供しています。車検基本料や毎年の自動車税などの費用がすべてコミコミで毎月8,800円(税込)からリースが可能です。
また、月々2,750円(税込)のメンテナンスパックをつければ半年ごとの定期的なメンテナンスを受けることができ、メンテナンスに自信がない人でも7年間、安心のカーライフを送ることができます。
セブンマックスは、車検費用や維持費も込みで、7年間利用できるカーリースです。車検費用や自動車税もコミコミで、人気の車種を新車でご利用できます。
セブンマックスの詳しい情報はこちら
まとめ
今回は、カーリースのナンバーについて、ナンバープレートの仕組みから希望ナンバーの申請方法までを詳しく解説しました。
レンタカーとは形態が異なるカーリースは、一般ナンバーと同じようなナンバープレートをつけることができるため、リースでも好きなナンバーを希望することができます。
車のナンバーを自分の好きなものに決められると、より自分の車のように愛着が湧いて大事に使えるので、ぜひリース車にも希望ナンバーをつけてみてください。