2021年12月6日 (2021年12月06日 更新)
中古車ローンの金利相場は?賢く選んでお得に中古車を手に入れよう
中古車であっても車を購入するには資金が必要になります。高年式の中古車の場合は、新車ともほぼ変わらない価格帯となるため、新車と同じぐらいの予算を確保しておく必要があります。そんなまとまった資金の準備がなくても中古車を購入する方法として、中古車ローンの利用があります。
中古車ローンを利用する上で重要になるのが金利相場です。車体価格の安い車を選んだとしても、高い金利で自動車ローンを組んでしまうと総支払額が増えてしまう恐れもあります。
今回はそんな中古車ローンの金利相場はどのくらいなのか?賢く選ぶ方法について解説していきます。
INDEX目次
中古車ローンの金利相場について
中古車ローンは借りる場所によっても金利は大きく変わります。
ここでは、各ローン別の金利相場について挙げていきます。
※ここでご紹介する金利相場は、2021年12月時点までのデータに基づいています。
銀行系ローンの場合
銀行や信用金庫などの金融機関で借りることのできるローンが銀行系ローンです。銀行系ローンは、審査のハードルが高く、源泉徴収票や所得証明書などが必要ですが、金利相場は1~4%となっています。
信販系ローンの場合
信販系ローンとは、ディーラーや自動車販売店などが信販会社と提携をしているローンです。審査時間は早ければ30分程度となっています。公的書類も不要なので、借りやすい反面、金利相場が3.5~10%と幅広いです。
残価設定ローンの場合
残価設定ローンとは、ローン満了時の残存価額を前もって設定しておくことで、残存価額を差し引いた金額を毎月支払うローンのことをいいます。購入時に残存価格が決まっている分、総支払い額は少なく信販系ローンよりも金利は低めです。しかし、ローン満了後も車を利用したい場合には、一括払いもしくは新しくローンを利用して支払うことになります。
自社ローンの場合
自社ローンとは、中古車販売店が独自で商品化しているローンのことです。金融機関や信販会社のように金利ではなく、保証料や手数料という名目となっています。金融機関や信販会社の審査よりハードルが低いため、相場は15%前後と高めです。
低金利な銀行系ローンは狙い目?
金利相場を比較したところ、銀行系ローンは低金利で利用することができるため、金利を抑えたい人にとってはおすすめです。しかし、ディーラー系ローンよりもローンを組むための審査が厳しく、審査結果が届くまで数日かかってしまいます。そのため、審査内容に不安がある人や審査に時間を取られたくないという人は他のローンの利用も検討をしましょう。
金利別にみる支払いシュミレーション
次に、実際に借り切れ期間や金利が違うことでどのくらい支払い額に差があるのか、下記シュミレーションの条件で一覧でご紹介をします。
例)借入金額140万円の場合(カーセンサー中古車購入実態調査2019による平均購入金額)
返済期間 | 金利 | |||
---|---|---|---|---|
2% | 4% | 7% | 15% | |
2年 |
毎月支払額 59,557円 総返済額 1,429,368円 |
毎月支払額 59,557円 総返済額 1,429,368円 |
毎月支払額 62,682円 総返済額 1,504,368円 |
毎月支払額 67,882円 総返済額 1,629,168円 |
3年 |
毎月支払額 40,100円 総返済額 1,443,600円 |
毎月支払額 41,334円 総返済額 1,488,024円 |
毎月支払額 43,228円 総返済額 1,429,368円 |
毎月支払額 48,532円 総返済額 1,747,152円 |
5年 |
毎月支払額 24,539円 総返済額 1,472,340円 |
毎月支払額 25,784円 総返済額 1,547,040円 |
毎月支払額 27,722円 総返済額 1,663,320円 |
毎月支払額 33,306円 総返済額 1,998,360円 |
7年 |
毎月支払額 17,875円 総返済額 1,501,500円 |
毎月支払額 19,137円 総返済額 1,607,508円 |
毎月支払額 21,130円 総返済額 1,774,920円 |
毎月支払額 27,016円 総返済額 2,269,344円 |
自動車ローンを選ぶ際の注意点
前述の表からもわかるようにわずかな金利の違いによっても後の総支払額に大きな差が出てきますので、少しでも金利を抑えて利用することが大切です。
それでは、金利を抑えるためにどのような点に注意をすれば良いのか?自動車ローンを選ぶ際の注意点について挙げていきます。
複数社で見積もりを取って比較
中古車の購入を検討する際、1社だけで決めるのではなく複数社で見積もりを取りましょう。特に、信販系ローンの利率は、中古車販売店によって自由に設定ができるため、同じ金額の車でもローン利率によって総支払額に差があります。
金利の上限を確認
金利は法律で上限が定められています。上限金利は、借入金額により違いますが年15%~20%となっているため、必ず金利の上限を確認しておきましょう。
保証料の有無を確認
自動車ローンでは、保証人不要の代わりに保証料を支払わなければならない場合があります。一般的には借入金額の1%程度ですが、保証料のかからない場合もあるだ、保証料の有無やどのくらいかかるのか必ず確認をしておきましょう。
繰り上げ返済が可能か確認
ローンの支払い途中でも、繰り上げ返済は可能です。繰り上げ返済をすれば繰り上げ後の金利は戻ってきますが、自動車ローンのなかには、繰り上げ返済ができない仕組みのものもあるのです、繰り上げ返済が可能か確認をしてください。
お得な情報をチェック
期間限定で金利の引き下げキャンペーンや給与振込や公共料金の引き落としなどでローン金利が安くなるといった特典のある金融機関もあります。このようなキャンペーンを活用することで、通常時よりも金利を下げて利用することも可能です。
中古車ローンの金利を抑える方法
中古車ローンの金利を抑えるための方法にはどのようなものがあるのか挙げていきます。
中古車の値引き交渉をしてみる
中古車は、新車のように金額が決まっているものではありません。値引き交渉次第では、中古車価格が安くなる可能性もあるのです。中古車価格を安くできればローンの利用金額も少なくなるので、値引き交渉をしてみましょう。
安い時期を狙って購入する
中古車販売では、在庫処分や決算期など車両価格が安くなる時期があります。その時期を狙って購入すれば、平時より安くなるため、ローンでの支払い額が軽減されます。
3年以内の短期ローンで契約する
前述の表にもありますが、同じ金額のローンで2%の金利でも、支払い年数が3年と7年とでは総支払額が80,000円ほど違います。少しでも、金利を安く抑えるためは、3年以内の短期ローンでの契約がおすすめです。
安く車に乗るならカーリースという選択もあり
中古車の購入以外にも安く車に乗る方法としてカーリースがあります。
ここでは、カーリースという選択をおすすめする理由をご紹介していきます。
カーリースとは
カーリースとは、リース会社がリースの利用者に代わり車を購入します。利用者はリース契約後に月々定額のリース料を支払えば、一定期間使用することができる新しい車の乗り方です。
カーリースなら初期費用なしで車に乗れる
カーリースの魅力の1つは、初期費用がかからないということです。車は、新車、中古車のどちらでも車両価格以外に諸費用が必要です。一方、カーリースはリース会社が新車を購入してくれるので初期費用もリース会社が支払い手続きをしてくれます。
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カーリースは、定額払いで新車に乗ることができます。ジョイカルが展開をしているサービスは、頭金などの初期費用も不要で3年・7年の期間からカーリースを利用することが可能です。
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まとめ
今回は、中古車ローンの金利相場は?中古車を賢く選ぶ方法について解説してきました。
中古車を購入する際にもローンを利用することができますが、借りる場所や金利によっても総支払金額が高額になってしまう恐れがあります。
新車に乗りたかったけど予算の問題から中古車の購入を検討していたという方は、定額料金でマイカーのように新車を乗り回せるカーリースという選択肢もぜひご検討ください。