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車の維持費

2021年11月29日 (2022年5月20日 更新)

車のメンテナンス費用はいくらかかる?自分でもできるメンテナンスはあるの?

車のメンテナンス費用はいくらかかる?自分でもできるメンテナンスはあるの?

車は、購入後にも定期的なメンテナンスを欠かすことができません。安全性を保つためにも何かと費用がかかってしまいます。

購入後もしっかりとそのためのお金を準備しておく必要がありますが、どのくらい費用がかかるのかという目安は理解をしておきたいところです。

今回は、車のメンテナンスについてどのくらいの費用が発生するのか?少しでも費用を抑えるために自分でできるメンテナンスはどのようなものなのか?ということについて解説していきます。

ジョイカルの「7MAX(セブンマックス)」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。

車のメンテナンスはなぜ必要?

車のメンテナンスはなぜ必要?

新車だからといって車を購入後、メンテナンスには無関心の人がいますが、車にはメンテナンスが必要な箇所がいくつもあります。定期的なメンテナンスが必要であったり、数年に1度のメンテナンスであったりとメンテナンスの期間は箇所によって違います。それでは、なぜ車のメンテナンスは大切なのか?その理由について挙げていきます。

メンテナンス不足に潜むリスク

車は、細かな部品が数多く使われています。また、オイル類は人間でいう血液のようなもので、常に綺麗な状態を保つのが必須です。メンテナンスを怠ると、外装は劣化が進み錆の原因となり、タイヤはひび割れが生じてバーストする恐れもあるのです。さらにエンジンルームのメンテナンスやオイル交換なども定期的に行わないと部品の劣化やエンジンの不調に繋がります。
安心して乗り続けるためにも、日頃からのメンテナンスを欠かさないようにしなければなりません。

自分でできるメンテナンス

自分でできるメンテナンス

車のメンテナンスは、定期的に行う必要がありますが、全てのメンテナンスを業者に依頼すると維持費の捻出が大変です。車には自分でできるメンテナンスもあるので、いくつかご紹介していきます。

洗車

洗車も立派なメンテナンスの1つです。車の外装を綺麗に保つだけでなく、酸性雨による水玉模様を防いだり車の劣化を抑えツヤのある車を持続させます。

洗車の頻度・費用は?

洗車の頻度は、月に1〜2回行いましょう。ただし、悪天候や悪路を走行したなど車が汚れた場合には、その都度、洗車が必要です。洗車は、ガソリンスタンドでよく見かける手洗い洗車で2,500円〜5,000円ほどかかります。

また、洗車機を利用する場合、数百円程度でできますが手洗い洗車に比べると丁寧さに欠けます。自分で手洗い洗車をする場合、1,000円以内に抑えることが可能です。

洗車のポイント

洗車のポイントは「拭き取り」です。洗いを丁寧に行っても拭き取りが雑になると水玉が残ります。細部にわたり拭き取りをしっかり行いましょう。

タイヤの空気調整

タイヤの空気調整はタイヤの空気がどのくらい入っているのかチェックをして、入っていない場合は補充をすることです。

タイヤの空気調整頻度・費用は?

タイヤの空気圧は、1ヶ月に1度はチェックをしましょう。ガソリンスタンドやカー用品店などに行くとタイヤの空気圧を測り、空気を補充する装置があります。ガソリンスタンドでは、無料で貸し出してくれるのでセルフで測れますが、カー用品店や整備工場でも数百円程度です。

タイヤの空気調整のポイント

タイヤの空気圧は、圧力が低すぎると走行が不安定となります。また、バーストする危険性もあるので、圧力が低くならないように4本のタイヤ全てのチェックを忘れないようにしましょう。

ワイパーゴムやウォッシャー液の交換

ワイパーゴム・ウォッシャー液の交換は、特にこの時期というのはありません。しかし、窓の水滴の拭き取りが悪くなったと感じたり、ウォッシャー液を出した時、安定した量が出ない場合は補充します。

ワイパーゴム・ウォッシャー液の交換頻度・費用は?

ワイパーゴム・ウォッシャー液ともに部品代だけなので1,000円程度で購入できますが、ワイパーが一体型になっているタイプのものは少し割高です。ワイパーゴムは水を取りにくくなったりひび割れが生じたタイミングで交換しましょう。ウォッシャー液は、出なくなってからの補充よりも少し余裕を持って補充しておきましょう。

ワイパーゴム・ウォッシャー液の交換のポイント

ワイパーゴムの交換の際には必ずワイパーを持ち上げた状態で交換しましょう。ウォッシャー液は、水で薄める際、濃くなりすぎるとガラスについた洗剤が取りにくくなるので注意が必要です。

冷却水の補充

最近の車に使われる冷却水は、クーラントとも呼ばれる液体のことをいいます。冷却水の補充は、エンジンを冷却するために必要です。

冷却水の補充頻度・費用は?

冷却水は、2年毎に補充します。しかし、エンジンルームも劣化していきますので、低年式の車は定期的に点検をしておきましょう。費用は、作業工賃がかからないので1,000円以内に抑えることも可能です。

冷却水の補充のポイント

冷却水は、車によって色が違います。自分の車の冷却水が何色であるか把握しておきましょう。

エアコンフィルター交換

エアコンフィルター交換は、車内の空気を綺麗に保つために必要な部品です。

エアコンフィルター交換頻度・費用は?

エアコンフィルターは、ゴミや埃を取るため目詰まりを起こし効きが悪くなります。 交換の目安は10,000kmが一般的で、 費用はフィルター代が数千円程度です。

エアコンフィルター交換のポイント

エアコンフィルターは、助手席の前にあるグローブボックスの奥に付いています。グローブボックスを外せば比較的簡単に交換することが可能です。

ヘッドライト交換

ヘッドライト交換は、ヘッドライトの球を交換することです。球が切れると走行することができないため早急な交換が必要です。

ヘッドライト交換頻度・費用は?

電球の交換は切れたことに気がついた時点で即交換します。余裕を持って球が暗いと感じたら交換しても良いでしょう。費用は「ハロゲン」「HID」「LED」といった電球の種類によって数百円から数千円かかります。

ヘッドライト交換のポイント

ヘッドライトの球は前述にもあるようにさまざまな種類があります。車にどの球が使われているのか品番をチェックしておきましょう。

業者に任せる車のメンテナンス

業者に任せる車のメンテナンス

自分でできるメンテナンスがある一方、業者に依頼するメンテナンスがあります。下記のメンテナンスは、業者に依頼すれば工賃はかかりますが、自分で行うには難しい作業です。

エンジンオイルの交換

エンジンオイルは、エンジンを円滑に動かすためのオイルです。エンジンオイルがなくなるとエンジンが焼き付いて車が動かなくなるため、10,000kmまたは半年に一度は交換をします。

オイルフィルター交換

オイルフィルターは、エンジンオイルのなかに入ったゴミを取り除く部品です。一般的に、エンジンオイルと同じタイミングで取り替えます。オイルフィルターは数千円、工賃はオイル交換を含めると2,000円ほどとなります。

タイヤ交換

タイヤは、タイヤのスリップサインが出れば交換しますが、ひび割れやパンクなどが起きた場合は、早急な交換が必要です。タイヤ交換には特殊な装置が必要なので自分で作業をするのは難しく、タイヤ4本と工賃で数万円〜10万円以上かかる車種もあります。

ブレーキオイル交換

ブレーキオイルは、ブレーキの効きをスムーズに行うためのオイルです。一般的に車検のタイミングで補充をします。ブレーキオイルと工賃で3,000円ほどみておきましょう。

エアクリーナー交換

エアクリーナーとは、エンジンルームに取り付けられた部品でエンジン内の空気をろ過します。20,000〜30.000kmが交換の目安で費用は、部品工賃で5,000円程度です。

年間にかかるメンテナンス費用は?

車のメンテナンスは、さまざまな箇所に必要です。2年毎には車検もあるため、年間にかかるメンテナンス費用は最低でも2万円、高い時には20万円以上必要となることがあります。

車のメンテナンスはすべて業者に任せてもいいの?

自分でできるメンテナンスもいくつかありますが、多少なりとも車に対する知識は必要です。自分でメンテナンスをする自信がない場合は、業者に見てもらうことも可能ですが、洗車のような手入れは自分で行ってもよいでしょう。

車の調子が悪いと感じたりエンジンやブレーキなど目に見えない場合は専門の業者へ依頼しましょう。

メンテナンスはどこで依頼できる?

車のメンテナンスは、下記の店舗に依頼できます。

ディーラー

ディーラーは、部品の取り寄せは早いですが、予約が必要で他に比べると工賃が高めとなっています。

整備工場

車の整備工場は、大半の修理をしてもらえますが、修理内容によっては時間がかかる場合もあります。

ガソリンスタンド

最近では、整備士が常駐しているガソリンスタンドも増えていますが、修理箇所によってはできないとこもあります。

カー用品店

カー用品店は、外注品も取り扱っているので部品代を安く抑えることができますが、車種によっては整備不可の場合もあります。

車のメンテナンス費用を抑える方法は?

車のメンテナンスは、車をベストな状態で維持するために大切です。しかし、維持費はかかるためどうしても後手にまわしてしまう修理も少なくありません。

それでは車のメンテナンス費用を抑える方法を挙げていきます。

  • セルフメンテナンス
  • 定期的なメンテナンスを行う
  • 無茶な運転をしない
  • 複数の業者で見積もりしてもらう

上記のように、自分でできるメンテナンスはなるべく自分で行えば安く抑えられます。その他にも、車に負担をかけるような運転を避けることも有効です。また、メンテナンスを依頼する際には相見積もりをしてどこに依頼するのかを検討しましょう。

3年毎に新車に乗れるカーリースも考える

車は、新車で購入しても使っていれば劣化します。こまめなメンテナンスが必須ですが、維持費が嵩み車の維持をすることが厳しくなる恐れもあるのです。

そこで、オススメしたいのが「カーリース」での乗り方です。カーリースは、数年単位で新車に乗り換えるため、劣化などの心配がありません。3年リースであれば、3年毎に乗り換えられるので、常に新車に乗ることができます。

まとめ

まとめ

今回は、車のメンテナンス費用や自分でもできるメンテナンスについて解説してきました。

車のメンテナンスは、新車で購入しても定期的に行わなければ劣化や故障の原因となります。何かと維持費はかかりますが、自分でできるメンテナンスをすることで費用を抑えることも可能です。車についての知識がない状態ではエンジンルームやブレーキまわりをメンテナンスするのは危ないため、業者に依頼する方が無難でしょう。

購入後のメンテナンス費用が懸念という方は、新車の乗り換えで故障のリスクも低いカーリースを利用もぜひ検討をしてみてください。

WRITER筆者

橋本 敏弘 (はしもと としひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニット所属

資格・免許
・普通自動車免許
・大型自動二輪免許
・二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
・自動車検査員
・自動車保険募集人
略歴・職歴
自動車整備専門学校卒業後、2級自動車整備士資格取得。千葉県某日産系ディーラーにて整備士として6年、営業として1年勤務。その後、コバック加盟店の地元自動車修理工場にて3年勤務。この期間中に自動車検査員資格も取得後、退社。そして、現在は株式会社ジョイカルジャパンにて新車業販部を経て、マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニットで活躍中。
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自動車整備の資格を活かし、販売のことから日頃のクルマのメンテナンスのことを中心に、幅広くみなさまへお伝えできたらと思っております。

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