2021年10月5日 (2022年5月20日 更新)
車のエンジンがかからない!すぐにできる対処と原因について
いざ車に乗ろうとしたら、エンジンがかからなくなったという経験はありませんか。
突然起きる車のトラブルは原因が分からず、どうしたら良いものかと焦ってしまいますよね。
いざというときの対処法を知っておけば、落ち着いて対応することができます。
そこで今回は、エンジンがかからなくなった時に考えられる原因と対処法について、詳しく解説していきます。
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ぜひご覧ください。
まずは落ち着いて対処することが大切
それは突然訪れるハプニングかもしれません。
家の駐車場ならまだしも、家族や恋人とのドライブ中に突然エンジンがかからなくなってしまうと、冷静さを失ってしまうことでしょう。ですが、原因は単純なもので、落ち着いて操作すればなんの問題もなく解決できるケースもあります。
まずは冷静になり、焦らず落ち着いて対応することが大切です。
エンジントラブルの状況を確認しましょう
まずは思い当たる原因を考えてみましょう。自分だけで解決できることもあるので、一つずつ原因を探っていきます。
エンジンのトラブル以外にも、「燃料不足」「バッテリー上がり」「操作ミス」などさまざまな要因が挙げられます。
エンジンがかからない原因と対処法
それではここで、具体的に「エンジンがかからないときの原因とその対処方法」について、一つずつ見ていきましょう。
シフトがパーキングに入っていない
普通は車を停めるときに、シフトを「P(パーキング)」に入れますが、パーキング以外になっている状態だとエンジンがかかりません。
この場合はシフトをパーキングにした上で、エンジンを再始動してみると良いでしょう。
ニュートラルでもエンジンはかかりますが、エンジンをかけたときに車が動いてしまう危険があるため注意しましょう
ハンドルロックが解除されていない
ハンドルロックとは盗難防止機能の一つで、ステアリングロックとも呼ばれます。
エンジンを切った状態でハンドルをある一定まで回すと「カチッ」という音とともにロックがかかります。この仕組みを知らないと、停車時に意図せずロックをかけてしまうことがあるので注意が必要です。
ロックをかけると、正しい手順で解除しない限り、エンジンが作動しません。
「キーも回らず、ハンドルも動かせない」といったときには、ハンドルロックの可能性があるので、解除を試してみましょう。
解除方法は各メーカー共通で、ハンドルを左右に小刻みに動かしながら、キーを回すか、エンジンスタートボタンを押すとロックが外れます。
ガス欠を起こしている
それまで普通に走っていて「まだ大丈夫だろう」と思っていても、エンジンを止めたらつかなくなってしまったということもあるでしょう。
何度か再始動を試してもエンジンがかからなければ、ロードサービスを呼ぶか、近くのガソリンスタンドやディーラーなどに応援を頼むのが良いでしょう。
電子キーの電池が切れている
最近では電子認証キーの車が多く、キーの電池が切れるのもエンジンがかけられない原因の一つとなり得ます。この場合、普段からキーの反応が悪かったり、車種によっては警告音が鳴ったり警告灯が表示されたりと、なんらかの前兆があったはずです。
電池切れの場合は電池を変えるか、電池が切れたままでもエンジンをかける方法があります。メーカーによってやり方が違うので、取扱説明書を読んで対応しましょう。
稀に、電池を交換してから間もないのに電池切れとなるケースがあります。電子キーは常に電波を受信しており、スマホやICカードなどの磁気を発生する物の近くに保管していると電池の消耗が激しくなるかもしれません。保管には十分注意しましょう。
ブレーキペダルを踏んでいない
車は安全のため、ブレーキを踏まないとエンジンがかからない仕組みになっています。
ブレーキペダルをしっかりと踏み込めていなかった可能性もあるので、ブレーキを踏み再度試してみると良いでしょう。
エンジン始動の際、ブレーキを踏んでいるつもりなのに踏み込めてない状態が続くようであれば、マスターバックの不具合も考えられます。気になることがあれば、点検を依頼するのも良いでしょう。
バッテリー上がりや故障
バッテリー上がりは、室内灯などのライトをオンにして、点灯するかどうかで簡単に確認ができます。バッテリーが上がっていると、これらのライト類は一切つきません。
ヘッドライトや室内灯など、ライト類のつけっぱなしが引き金となって、バッテリーが上がることはよくある話でしょう。
また、バッテリー以外にも、セルモーターの故障やエンジンオイル不足などが原因でエンジンが始動しないケースも考えらます。
バッテリー上がりの場合は、専用機器とバッテリーを補給してくれる救援車があれば自分でも修理は可能ですが、故障が原因の場合、一時的に車が動いても再度不具合が生じるかもしれません。原因を特定し安全に対処するには、ロードサービスを呼び診断してもらうことをおすすめします。
必要であれば、業者を頼る
自分だけでは対処することのできない、バッテリー上がりや故障などが原因でエンジンが始動しない場合には、業者を頼ると良いでしょう。
どういった業者を頼れば良いのか、以下に挙げているのでぜひ参考にしてみてください。
近くのガソリンスタンドへ連絡する
燃料切れの場合は、近隣のガソリンスタンドへ応援を頼むのも良いでしょう。
店舗にもよりますが、ガソリンを配達してくれることがあります。
ただしセルフのスタンドなど、人員不足で対応が難しい店舗もあるので、事前に電話をして確認してみるのがおすすめです。
ロードサービスへ連絡する
加入している任意保険にロードサービスの提供がある場合は、保険会社へ連絡して業者を手配してもらいましょう。最近ではアプリを利用して、簡単に業者を手配できるサービスを提供している保険会社もあります。いざというときのために、加入中の保険会社が提供しているサービスの内容を確認しておくと安心です。
ロードサービスの利用では等級が落ちないため、安心して利用することができます。
JAFへ連絡する
JAF会員であれば、JAFを利用するのもおすすめです。
基本的には会員向けにサービスを展開しているJAFですが、非会員でもロードサービスを受けることができます。
ただし、非会員の人は会員価格よりも割高となってしまうため、修理費用が高額となるケースが多いでしょう。
定期的なメンテナンスを心がけよう
こういったトラブルを回避するためにも、日頃からなるべく定期的なメンテナンスを心がけておくと良いでしょう。
エンジンやバッテリーの故障は、汚れやゴミによる詰まりを取り除いておくだけでも発生しにくくなります。またエンジン性能の低下や燃費の悪化なども、メンテナンスを受けることで未然に防ぐことができるでしょう。
NORIDOKIのカーリースなら、契約中の車において定期的にメンテナンスを受けることができます。
また契約は3年と短期のため、3年ごとに新車に乗り換えることができ、車の故障リスクが少ないのもメリットです。
まとめ
今回は、エンジンがかからなくなった時の原因と対処法について、詳しく解説してきました。
エンジンが始動しないのは、操作ミスやバッテリーの故障などあらゆる原因が考えられます。
人為的な操作ミスによるものであればその場で対処可能ですが、万が一故障の場合は、慌てずにロードサービスを呼ぶなどして応援を要請しましょう。
いずれも冷静に落ち着いて対処することが大切です。
普段からメンテナンスを受けておくことで防げるトラブルもあるので、日頃の点検は怠らず、愛車を大切に乗りこなしましょう。