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車選び

2022年2月21日 (2022年5月20日 更新)

ホイールベースが長い車・短い車の違いとは?メリット・デメリットも解説

ホイールベースが長い車・短い車の違いとは?メリット・デメリットも解説

車のカタログを見ると全長や車高、車幅などボディサイズが細かく記載されています。そのなかの1つにホイールベースという言葉があります。ホイールベースという言葉を聞いたことはあっても、ホイールベースで車の何が変わるのか知らない人も少なくありません。

ホイールベースを理解した上で、長短それぞれのメリットやデメリットを把握しておくことが大切です。
今回は、ホイールベースが長い車と短い車の違いやメリット、デメリットについて解説していきます。

車のホイールベースとは?

ホイールベースとは、日本語で軸距と呼ばれます。前輪の中心から後輪の中心までの長さを指す言葉で、車の全長と比例していますが、同じボディタイプの車だからといって長さも同じとは限りません。

それでは、同じミニバンのトヨタヴォクシーとホンダステップワゴンのホイールベースを比較していきます。

  全長 ホイールベース
トヨタヴォクシー 4.695-4.710mm 2.850mm
ホンダステップワゴン 4.690-4.760mm 2.890mm

上記のように、全長はヴォクシーの方が短くてもホイールベースはステップワゴンの方が長くなっています。

ホイールベースの長さによる違いを知ろう!

ホイールベースの長さによる違いを知ろう!

同じボディタイプの車でもホイールベースの長短でどのような違いがあるのか?ということを理解している人は少ないです。ホイールベースの長短は、内輪差にも大きく関係してきます。

曲がり角でハンドルを切った時、前輪と後輪は弧を描きます。この動きの差を内輪差、外輪差といい、ホイールベースの長ければ弧のズレは大きくなり、短ければズレは小さくなるのです。特に、内輪差は十分に把握しておかなければハンドルを切った時、壁に側面を擦ったり衝突する恐れもあります。

それでは、ホイールベースの差が車にどのような影響を及ぼすのか、挙げていきます。

ホイールベースが長い車メリット・デメリット

ホイールベースの長短それぞれでメリット、デメリットがあります。ホイールベースの長短どちらが自分にとって乗りやすい車であるのか見極めるためにも、メリット、デメリットについて理解しておくことが重要です。

それでは、はじめにホイールベースが長い車のメリット、デメリットについて挙げていきます。

安定した走りを実現できる

ホイールベースが長い車は、直進での走行が安定しています。例えば、台風や突風などの悪天候で車が煽られても、ホイールベースの長い車は直進安定性に優れているため、平常時の走行と変わらない安定性を保つことが可能です。

広い車内空間を確保できる

ホイールベースの長さは、全長に比例します。全長が長くなれば、室内空間に広さを確保できるため7〜8人乗りの車でも窮屈さを感じることがありません。また、室内空間を広げることで多くの荷物を乗せることも可能です。

小回りが利きにくい

ホイールベースが長ければ、直進安定性に優れているうえ、広い車内空間を確保できます。一方、最小回転数は大きくなります。最小回転数とは、車がどのくらい小さく回れるのかというのを表した数値です。最小回転数が大きくなると低速でハンドルを切った時、前から後ろまで回転するスピードが遅くなります。小回りが利きにくくなるため、運転に自信のない人にとって狭い道で何度も切り返しをするなどのリスクも生じます。

ホイールベースが短い車のメリット・デメリット

次にホイールベースの短い車についてメリット、デメリットを挙げていきます。

小回りが利くのでハンドル操作が楽

ホイールベースの長い車は小回りが利かないことがデメリットです。一方、ホイールベースが短いことは車にとってはメリットとなります。ホイールベースが短いため、小回りが利きハンドル操作が楽に行えるため、狭い道での走行や車庫入れなどもしやすいです。

室内空間が狭くなる

ホイールベースが短い車は、全長も短く車体もコンパクトです。室内空間は狭くなるため、荷物によっては後部座席を占領することもあり乗車定員が限られます。

ホイールベースが長い車より安定性が劣る

ホイールベースが短い車は、直進安定性が劣ります。特に、悪天候での横風や台風による強風などでは煽られやすく、直進走行は不安定です。

長いホイールベースの車がおすすめな人

長いホイールベースの車がおすすめな人

ホイールベースが長い車は、広い車内空間が確保でき、安定した走りが可能です。家族で車を利用する人やある程度の人数を乗せて運転をすることが多い人におすすめです。

短いホイールベースの車がおすすめな人

 ホイールベースが短い車は、小回りが利くためハンドル操作がしやすくなっています。また、内輪差が小さいため狭い道や駐車中に車を擦ったり自損事故を起こす心配が少ないです。初心者であっても街中や毎日の買い物や送迎など良く運転する人や車の運転に慣れていない人におすすめです。

車のホイールベースは自分の運転に合う長さを選ぼう

車の購入を検討する際、全長や全高、全幅といったサイズを重視する人は少なくありませんが、ホイールベースを気にしている人はさほどいません。ホイールベースは見た目では分からず、似たサイズの車でも試乗をして比較しなければ数値だけでは限界があります。

ホイールベースの長さは運転のしやすさに大きく影響します。車を選ぶ際はその点を考慮して選ぶようにしましょう。

まとめ

まとめ

今回は、ホイールベースが長い車と短い車の違いとはどのようなものなのか?メリット、デメリットについて解説してきました。

ホイールベースは、前輪の中心と後輪の中心の直線距離を数値にしたものです。ホイールベース長短にはそれぞれメリット、デメリットがありますが、どちらが自分に合っているの車なのか見極める基準の1つとなります。室内空間が広く乗車人数が多い人には、ホイールベースの長い車、街や狭い道での走行が多い人には小回りが利くホイールベースの小さい車がおすすめです。

車の購入を検討している人は、同じミニバンやコンパクトカーなどに分類される車でも、メーカーによってホイールベースに違うため、試乗をするなど実際に乗った時の感覚を体験してから自分に合った車がどうか判断をしましょう。

WRITER筆者

飯野 貢司 (いいの こうじ)株式会社ジョイカルジャパンマーケティング本部商品開発ユニット所属

資格・免許
・大型自動車第一種運転免許
・自動車牽引免許
略歴・職歴
TAXジャンボ蓮田店にて中古車販売事業に7年携わる。その後株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社、2年の店舗勤務を経て、本社での新車事業、法人営業、新規企画など様々な分野に携わり合計19年間勤務。現在は株式会社ジョイカルジャパンの新車事業部を経てマーケティング本部商品開発ユニットに配属。
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長年の経験から、自動車に関する知識やアドバイスも行います。試乗レポートなども今後は展開していく予定です。お楽しみに。

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