車を選ぶ上であなたはどんな点を重視していますか。動力性能やデザイン、燃費に車両価格などありますが、とにかく快適な車が良い人もいるはずです。そんな時、重要な要素となるのが車の静粛性です。
今回は車の静粛性とはどのようなことなのかについて解説するともに、現実的な選択肢の中から特に静粛性に優れている国産車についてランキング形式でご紹介します。
ジョイカルの「NORIDOKI」では様々な新車を豊富にご用意しています。
ぜひご覧ください。
車の乗り心地と静粛性の関係
静粛性の高い車は乗り心地にも優れているとされています。それはなぜなのでしょうか。
静粛性とは
そもそも静粛性とはなんなのでしょうか。一般的に静粛性とは「静まりかえっていること、そのさま」を意味します。つまり車の静粛性とはどれだけその車が静かで、振動などによる不快感がないのかなどの性能を表します。
静粛性に優れていると、走行中でも車内が静かで騒音や振動による余計な刺激を受けません。運転中でもストレスのない時間を過ごせるため、乗り心地の良い車ということにつながるのです。
静粛性の高い車のメリット
静粛性の高い車には以下のようなメリットがあります。
ノイズが少ないので会話がしやすい
走行中の騒音(ノイズ)が少なく、車内が静かであれば、同乗者同士での会話がしやすくなります。カーオーディオの音などもクリアな音質で楽しむことが可能です。
振動が少ないので車酔いしにくい
車酔いをしやすい人は車に乗った際に普段とは違った匂いを嗅いだり、身体にかかるG(加速度)や、走行振動などの刺激を受けることで酔ってしまうともいわれています。逆に静粛性が高く、振動が少なければそれだけ車酔いもしにくくなるでしょう。
大勢で車に乗る機会が多い方や、小さなお子さんがいるご家庭には静粛性の高い車は特におすすめです。
静粛性能は何で決まる?
では静粛性能と関連する車が発する騒音にはどのようなものがあるのでしょう。
エンジン音
文字通りエンジンから伝わる騒音です。エンジンはシリンダー内でガソリン(混合気)に点火し爆発させ、そのエネルギーから動力を得るものです。そのため、爆発による騒音と振動はどうしても避けられません。また、その音も大きくなってしまいます。
ガソリンエンジンよりもさらに音が大きいのが、混合気に大きな圧力をかけて自然着火させるディーゼルエンジンです。このエンジン音をいかに抑えるか、どのようにして車内に伝わらないようにするかで車の静粛性は大きく変わってきます。
ロードノイズ
タイヤと路面との摩擦によって起こる騒音がロードノイズです。走行中に聞こえる“ゴー”という音がそうです。ロードノイズはタイヤが発生源で、タイヤと路面とが接触する際の摩擦や、トレッドのパターン(溝)で空気が圧縮、解放されることでも騒音を発します。
タイヤのパターンによって騒音の大きさが変わってきますが、場合によってはエンジン音よりも大きいこともあります。
発生源がタイヤなので、エンジン音のないBEV(電気自動車)でもロードノイズは発生します。
風切り音
風切り音とは、走行中の車の車体周りで起こる気流の乱れや、渦による圧力変動によって発生する騒音のことです。
風切り音はボディの形状にも大きく左右されるものですが、基本的には空気抵抗が少ない車ほど風切り音は小さくなるといわれています。そのため背の高いSUVやミニバンよりも、背の低いセダンやクーペのほうが風切り音は少なくなると考えていいでしょう。
こういった本来なくても良い余計な騒音が車内に入ってこず、静かで快適な車が静粛性の高い車といわれています。
おすすめの静粛性が高い車3選
現在の国産新車の中で、特に静粛性の高いとされているのはどのような車なのか、ここでは代表的な車を3台ご紹介します。
3位:トヨタ・アルファード
ファミリーカーとして人気の高いミニバンの中でも、特に静粛性が優れていると評判なのがトヨタの高級ミニバン「アルファード」のハイブリッドモデルです。
空気抵抗が大きな箱型ボディのため風切り音などでは不利ですが、車内空間が大きい上、気密性も高くボディがしっかりとした作りとなっています。したがって、ロードノイズや風切り音が車内に届きにくく、室内が静かです。
またハイブリッドなら、モーターのみでの走行も可能です。エンジンのノイズが発生せず、一般道では特に静粛性の高い走りが味わえます。
2位:トヨタ・クラウン
「いつかはクラウン」というキャッチフレーズでおなじみの高級サルーン「クラウン」も、特にハイブリッドモデルは静粛性の高さで定評があります。まず空気抵抗の少ないセダンというボディ形状は風切り音の低減に効果的です。
また防音材や吸音材を車体の各所に配置して、外部からの騒音の侵入を防いでいる上、エンジンのこもり音をスピーカーからの制御音で打ち消すという「アクティブノイズコントロール」機能まで搭載しています。
さらに、クラウンは「いなしサスペンション」技術を用いたマルチリンク式サスペンションを採用しています。このサスペンションは、路面から伝わる振動を上手にいなし、しなやかな動きを実現してくれる機能です。これによって車体への振動を大きく減らし、静粛性を高めています。
1位:日産・リーフ
1位はBEV(電気自動車)の日産リーフです。100%電気のみで走行する電気自動車のため、騒音の原因であるエンジンがありません。静粛性に関してはハイブリッド車や、エンジン搭載車の比ではなく圧倒的に有利です。
また、電費(ガソリン車でいう燃費)を稼ぐために、ボディのフォルムが極力空気抵抗を減らすよう流れるようなデザインを採用しています。空力抵抗が抑えられることで、風切り音の低減を実現しています。
ロードノイズに関しては、クラウンのように徹底的に車内の静音化はされておらず、タイヤもエコタイヤを装着しているためそれほど静かではありません。しかし、エンジン音が全くしないため、クラウン以上にリーフの静粛性のほうが高いという印象です。
静かな車でストレスフリーなカーライフを!
車の乗り心地というとシートのクッションの良さや、ソフトなサスペンションなどにばかり目が行きがちです。
しかし、それだけではなく「車が発する音や振動」、つまり静粛性も非常に重要な要素なのです。その車の静粛性の高さについては実際に乗ってみないとわかりませんので、是非購入前には試乗などを行いしっかりとチェックしておきましょう。
新車を買うなら毎月定額のカーリースがおすすめ
静粛性の高い車に乗りたいのであれば、やはり最新のスペックを持つハイブリッドカーやBEV(電気自動車)が選ぶことがおすすめです。とはいえそういった最新の新車を購入するのは高額な費用がかかるため、慎重になってしまう方も多いでしょう。
もしも車の価格についてお悩みであれば、定額料金で新車に乗ることができるカーリースを検討してみてはいかがでしょう。
カーリースとは?
カーリースは、利用する期間分のリース代金を毎月支払って、新車を一定期間だけマイカーのように使用するという、新しい車の利用方法です。
リース代金にはリース期間中の税金や諸費用も含まれている上、頭金もいらず、まとまった出費がなく気軽に新車に乗ることが可能です。
カーリースは現在様々なサービスがありますが、是非ご利用いただきたいのが「ジョイカル」のカーリース、「NORIDOKI」と「セブンマックス」です。ジョイカルなら、静粛性に優れた最新の高級モデル車などもお得に利用できるのでご検討ください。
3年ごとに新車に乗り換えできるNORIDOKI
「NORIDOKI」は頭金不要、新車を購入してから3年後に訪れる車検のタイミングで乗り換えできるカーリースです。3年単位のカーリースなので車検費用も必要ありません。
つまり、その分の費用が節約できます。静粛性に優れた高級モデル車などもリース可能ですし、3年ごとに新車に乗り換えることができるので、さらに静粛性に優れた最新モデルへの乗り換えも気軽に行えます。
NORIDOKIは3年ごとに乗り換えができる短期のカーリースです。車検などの費用の心配もなく、静粛性に優れたお好みの車に、おトクに乗り換えができます。
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「セブンマックス」は最長7年の長期カーリースサービスです。軽自動車から普通乗用車まで人気の車種も多数取り揃えているのが特徴です。もちろん静粛性に優れた車種もリース可能。長期のカーリースのため、毎月の負担が軽く、1万円以下のプランも選べます。 さらに、自動車税や車検費用も毎月の定額利用料に含まれており、長く乗り続ける中で発生する費用の負担を軽減できます。毎月の費用を抑えたい方におすすめのカーリースです。
セブンマックスは7年の長期カーリースなので、好みの車を長く乗り続けたい方におすすめです。静粛性に優れた車をはじめ、多数の車種を取り揃えており、自動車税、車検費用も込みなので費用の負担も抑えてご利用できます。