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カーライフ

2021年11月29日 (2021年11月30日 更新)

事故で車が廃車になった場合の保険は?適用される保険の種類や対処法について徹底解説

事故で車が廃車になった場合の保険は?適用される保険の種類や対処法について徹底解説

車を運転する時は、事故を起こさないよう最大の注意を払います。しかし、事故はいつ何時起こるかわかりません。事故により車を廃車することになった場合、任意保険がかかっていたらどのような処理が必要になるのでしょうか。

今回は、事故で車が廃車になった場合、どのような処理を行えば良いのか対処法について解説していきます。

廃車とは?

廃車とは?

廃車とは、車を走らせるために必要なナンバープレートを切断、車を走れない状態にすることをいいます。

一時抹消登録と永久抹消登録

廃車にするためには2通りの処理方法から選択します。車の状態によって登録方法が違うので、それぞれの方法について見ていきます。

一時抹消登録とは

一時抹消登録とは、車検切れや下取りなどの理由で車を一時的に抹消登録することです。将来、車を再度乗る場合や中古車として販売する場合などに行います。

一時抹消しておくことで、自動車税をはじめとする税金が非課税となります。また、自賠責保険の加入もしなくて良いので車の維持費を抑えることが可能です。

最寄りの陸運局で手続きをすれば一時抹消登録証が発行されます。再度、車を走らせるために必要な書類となるので大切に保管しておきましょう。

永久抹消登録とは

永久抹消登録とは、車を永久に走行させないために行う手続きのことです。永久抹消された車は復活させることはできません。そのため、永久抹消された車は解体処分となります。

事故により車が走行不能となれば解体処分となり、永久抹消登録を必ず行わなければなりません。

廃車にする基準

廃車にする方法は2通りあることがわかりました。それでは、廃車にする基準について挙げていきます。

物理的全損

事故で車が走行不能や修理不能など、物理的な全損となった場合は永久抹消登録を行います。永久抹消登録をすれば車は、解体処分されて2度と乗ることはできません。

経済的全損

事故による損傷で車の修理代が自己負担となった場合や保険でカバーしきれない場合など、経済的な理由で全損となるケースがあります。

廃車でも保険は適用される?

廃車にする車に任意保険をかけている場合、保険適用となります。

自分の保険から出る保険金とは?

任意保険は、大きく車両保険と賠償保険があります。自分の車に損傷をきたした場合、下記の保険から保険金が支払われます。

車両保険

車両保険とは、自車が事故や天災などで損傷した場合に支払われる保険のことです。

車両保険には、自損事故や当て逃げなど全ての車両事故による損傷をカバーする「一般条件」と車同士の事故や天災による損傷をカバーする「エコノミー」の2種類があります。

保険金は、設定している車価の範囲で支払われます。例えば、100万の車価を設定している場合、100万円以上の修理代がかかったとしても支払われる保険金は100万円で全損扱いとなるのです。

新車特約

新車特約とは、修理費用が車両保険の車価に対し全損または50%以上の修理代がかかる時、再度新車を購入できるよう新車価格相当額を限度として保険金を受け取れる特約です。
新車特約が200万円の場合、100万円以上の修理代がかかれば、200万円が保険金として支払われます。

買替時諸費用特約

車を買い換える時には、車両本体に加えて検査登録費用や車庫証明費用、損傷した車の解体にかかる費用まで必要となります。これらの諸費用を買換時諸費用特約に加入していれば請求することが可能です。

全損超過修理特約

事故により自車の修理代が車両保険金額を超える場合があります。原則、車両保険金額を超えた分は自己負担となりますが、この特約に加入していれば「車両保険金額+50万円」を上限に保険金が支払われます。

相手の保険から支払われる賠償金

車同士の事故の大半は過失が発生します。自分の過失は車両保険で補償されますが、相手の過失は相手が加入している賠償保険から支払われます。

対物賠償責任保険

対物賠償責任保険とは、相手の車や家屋、信号、壁などを壊して損害を出した場合に補償する保険です。店舗の損失により休業せざるを得なくなった時の休業補償なども保険の対象となります。

対物超過修理費用特約

全損超過修理特約同様、事故により相手車の修理代が車両保険金額を超えた場合は全損と判断して、超過した修理代を支払う義務がありません。しかし、この特約に加入していれば「車両保険金額+50万円」を上限に保険金を相手に支払うことが可能です。

廃車にしたら自動車保険は解約する?

廃車にしたら自動車保険は解約する?

車には、加入義務のある自賠責保険と任意での加入となる任意保険の2種類があります。車を廃車にした時期や廃車にした後の状況により、手続きの仕方が違います。

自賠責保険の場合

自賠責保険は、車検の時に加入する保険です。普通車の場合、初年度登録から36ヶ月、それ以降は24ヶ月で契約しています。保険期間内で廃車にした場合、所定の解約の用紙に記載をして抹消証明書のコピーとともに提出しましょう。

任意保険の場合

任意保険は、各自のタイミングによって加入している時期が異なる保険です。任意保険の場合、廃車後の動向により手続きの仕方が変わります。

車に乗らない場合

廃車後、次に車に乗らない場合は解約の手続きをします。一括払いで保険料を支払っている人は、解約をするタイミングによって保険料の戻りが変わるため廃車が決まったら早急に保険会社へ連絡をしましょう。

すぐに新しい車に乗り換える場合

廃車後、すぐに新しい車に乗り換える場合は、車両入替の手続きを行います。車両入替とは、保険期間の途中で補償の対象となる車を変更することです。自賠責保険と違い、任意保険は車両入替ができるので、新しい車に乗り換える前に保険会社へ手続きの依頼をしましょう。

しばらく車に乗らない場合

「将来的に車には乗るけれど、しばらくは乗らない」という人は、解約と中断証明書の発行手続きを行います。中断証明書とは、任意保険の解約日より10年間、再加入が認められる証書のことです。この手続きをしておけば、しばらく車に乗らなくても保険の割引を継承することが可能です。

いざという時でも慌てず対処が大切

いざという時でも慌てず対処が大切

事故を起こして廃車となると様々な手続きがあります。特に相手がいる事故は相手への補償や手続きもあり、混乱を起こしてしまいがちですが、慌てずにスムーズな対処ができるよう、必要に応じて保険を活用するようにしましょう。

まとめ

まとめ

今回は、事故で車が廃車になった場合の保険手続きの仕方や適用される保険の種類について解説してきました。

車を運転している限り、どれだけ注意を払っていても事故が起こる可能性はあります。事故による車の損傷具合によっては、廃車にしなければならないこともあります。

廃車になる場合でも自分と相手が加入している保険で補償を補うことができますので、必ず保険会社に問い合わせを行いましょう。

事故で愛車が廃車になるという戸惑いもあるかと思いますが、そんな時こそ落ち着いて迅速な対処をするように心がけましょう。

WRITER筆者

橋本 敏弘 (はしもと としひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニット所属

資格・免許
・普通自動車免許
・大型自動二輪免許
・二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
・自動車検査員
・自動車保険募集人
略歴・職歴
自動車整備専門学校卒業後、2級自動車整備士資格取得。千葉県某日産系ディーラーにて整備士として6年、営業として1年勤務。その後、コバック加盟店の地元自動車修理工場にて3年勤務。この期間中に自動車検査員資格も取得後、退社。そして、現在は株式会社ジョイカルジャパンにて新車業販部を経て、マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニットで活躍中。
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自動車整備の資格を活かし、販売のことから日頃のクルマのメンテナンスのことを中心に、幅広くみなさまへお伝えできたらと思っております。

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