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カーリース

2022年10月6日 (2022年12月08日 更新)

カーリース返却時は費用のトラブルが多い? 事前に押さえておきたいポイントとは

カーリース返却時は費用のトラブルが多い? 事前に押さえておきたいポイントとは

カーリースは、契約者がリース料金を支払い、一定期間カーリース会社から車を借りてマイカーのように使用するという新しい車との付き合い方です。

契約したカーリースのプランや、リース会社によって違いはありますが、リースの契約期間が終了したらリース車両は通常は返却することになります。

ただ、返却の際、車に何も問題がなければいいのですが、公道で長期間使用した車ですので、何かしらトラブルが起きることもあり得ます。

ではもし返却する車に何らかのトラブルがあった場合どうなるのか。また、そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか。

そもそもカーリースで車の返却は必須なの?

そもそもカーリースで車の返却は必須なの?

カーリースはリース期間が満了後、車を返却するのが一般的です。でも、それはなぜなのでしょう。また返却する以外の選択肢はないでしょうか。

カーリースは基本的に車を返却する

カーリースは、リース契約満了後車を返却しなくてはいけない理由は、カーリースは車をリース会社から借りているものであり、車の所有権はあくまでカーリース会社にあるからです。

リース契約者はリース料を支払って契約期間中の、その車の使用権を得るという仕組みです。ですので、リース契約の満了後は、その車の本来の所有者であるリース会社に返すのは当然のことといえるでしょう。

カーリースはその分車の購入時に必要な手続きは所有権を持つリース会社が行いますし、また、保険料や税金などといった費用も月々のリース料金に含まれ、リース契約者は費用的な負担を節約できるというメリットがあるのです。

カーリースでは車の所有権は得られませんが、気軽に自分が乗りたい車に乗ることができ、また新しい車への乗り替えも簡単に行えるという大きなメリットがあります。

返却する以外の方法とは

では、カーリースでは車は必ず返却しなくてはいけないのか。実は別の選択もあります。

再リース契約する

リースで乗っていた車が気に入り、リース後も乗り続けたいとなった場合、再リースという方法もあります。

再リースは、もともとのリース契約満了時に、改めてその車で新しくリース契約を結び、契約期間を延長するというもの。再リースであれば引き続き定額のリース料金の支払いだけで乗り慣れた車に乗り続けることができます。

再リースする場合には、あらためて、中古となったその車の残価を設定します。新車ではなく今まで自分が乗り続けてきた車なので、新車をカーリースした場合よりも、残価が低く設定される可能性があります。

ただし、再リースの場合でも、リース契約満了後には車を返却することになります。当初の残価分を再リースで支払ったとしても、車は自分のものにならないのです。

買い取りする

再リースでは車は自分のものにならない。であるならいっそ買い取ってしまうという選択肢もあります。リース会社によってはそのようなことも可能です。当初の契約時に設定した残価を一括で支払い、買い取って自分のものにするという方法です。

ただし、単に残価を支払えばいいもではなく、所有権を変更するための手続きやその費用などが別途発生するので手間や費用はかかります。そのため市場で同じ車種の中古車を購入するよりもかえって高額になってしまうといったこともあるようです。

カーリースの返却時によくあるトラブル

カーリースの返却時によくあるトラブル

リース満了後の車は、原状回復してから返却するのが基本です。もし、それが守られていない場合、ペナルティが課せられ違約金が請求されることになるでしょう。ではどのようなことがトラブルになるのか。

走行距離の超過

カーリースでは走行距離の制限が設けられています。リース契約やリース会社によって違いますが「月間1,000kmまで」、「年間10,000kmまで」といった走行距離制限が多くの場合定められています。もし、これをオーバーして走行距離が超過となった場合は、その分の超過料金が発生する可能性があります。いわばペナルティです。

走行超過料金の計算方法は、1kmあたりいくら、といった距離数で算出される場合や、走行距離制限を超えたことで下がった残価に応じて支払う場合など、リース会社によって異なるようです。

損傷による修理

リース車両に故障や破損などがあった場合は、リース契約者が修理などを行い、原状回復してから返却しなければなりません。その際の費用はリース契約者負担です。

もし原状回復をせずに返却した場合は、原状回復のための修理費用がリース会社から別途請求されることになります。

車の状態によってその金額はまちまちですが、ボディをこすった程度でも5~10万円。大掛かりな板金塗装やエンジンのオーバーホールなどの修理が必要となれば数十万円の費用が請求されることになるはずです。

残価差額の精算

故障やカスタマイズなどがなくても、返却時の査定で、車の価値が下がってしまったと判断された場合にも、設定されていた残価と、実際の査定による金額の差額を精算しなくてはならなくなる可能性があります。

例えば、内装のシミや、タバコやペットの臭いなどといったことでも車の価値が下がり、査定価格が設定残価を下回る場合もあるので注意が必要です。

カーリース返却時のトラブルを回避するポイント

カーリース返却時のトラブルを回避するポイント

ではカーリースで返却時のトラブルを避けるにはどのようなことに注意すればいいでしょう。

走行距離に注意する

走行距離の超過は、通常のお買い物や通勤レベルであればほとんど問題ないはずです。しかし、遠方への帰省やレジャー、キャンプ、ドライブなどといった長距離走行が多くなると制限距離を超えてしまう可能性があります。

普段から走行距離が長くなりがちなのであれば、はじめから設定走行距離の長いリースプランを選ぶようにするべきです。

また、毎月の走行距離を把握して、年間走行距離が長くなりそうとなった場合は、翌月は別の交通手段も組み合わせて使用するなどといった工夫を行うといいでしょう。

車の状態を保ちながら乗る

リース車に傷をつけて、あとで違約金などを請求されないためには、まず普段からまめに洗車を行い、傷をつけないよう慎重に運転することを心がけてください。

また、ショッピングモールやパーキングスペースでは、子供連れの車や改造車などが近くにいないような場所を選んで駐車するということも大切です。

もし、車が故障したり、キズなどの破損があった場合にはカーリース会社に報告した上で必ず修理するようにしましょう。適切に対応しておけば、よほどひどい故障やダメージ出ない限り、違約金が請求されるようなことはないはずです。

クローズドエンド方式で契約する

上記のような車の返却時に残価の精算が必要なカーリースの契約方式はオープンエンド方式といいます。オープンエンド方式は、リース契約時に残価が開示され、そして、契約が満了する際に車の査定を行い、最初に設定した残価と実際の残価の差額を精算する必要があります。

はじめに設定する残価はリース利用者とリース会社の間で決めることができます。契約時に残価を高く設定しておけば月々のリース料金は安くすることができますが、故障や走行距離超過などがあった場合は、返却時の査定額との差額が生まれやすく、その差額の精算が必要となります。

カーリース契約にはもう一つクローズドエンド方式というのもあります。こちらはオープンエンド方式とは異なり、残価が利用者に公開されず残価を設定するのはリース会社側です。そして、リース満了後の車の残価精算に関しての責任もリース会社側にあります。

もし、リース満了後の車の価値が、査定によって当初の設定残価よりも低くなってしまったという場合も、リース契約者側の不注意で、車に大きなダメージを負わせてしまったという場合を除いて、リース契約者側には残価の精算が求められません。

あくまで責任はリース会社側にあるからです。そのため契約満了時に残価精算がないので大きな出費の心配がなく、クローズドエンド方式なら、リース満了までより安心してリース車両に乗ることができるというわけです。

カーリースの利用でできるだけリスクを避けたいという方は、はじめから、クローズドエンド方式のカーリースを利用することを検討したほうがいいかもしれません。

返却時のトラブルを回避したいならNORIDOKIがおすすめ

返却時のトラブルを回避したいならNORIDOKIがおすすめ

「ジョイカル」のカーリースサービス「NORIDOKI」は頭金不要、新車を購入してから3年後に訪れる車検のタイミングで乗り換えできるというカーリースサービスです。

クローズエンド方式で残価差額の精算がない

なおかつ「クローズドエンド方式」です。つまりリース契約満了後の残価精算がありません。そのためリース期間中も安心感をもって車を利用することが可能です。もちろん最新の車種が豊富に用意されており、月々のリース額もお得です。

安心の補償サービスで車を維持できる

さらに、「NORIDOKI」には万が一の損傷などの不安も軽減してくれる3年間の安心補償「ジョイカルたすカッター3」がもれなく付いています。

こちらは、パンクや窓ガラス破損、落書き、いたずら、バンパー破損といった様々なトラブルに対応しており、1年間で50,000円までの修理(免責金額は1回あたり5,000円)であれば「ジョイカルたすカッター3」で補償されます。

ちょっとした損傷であれば車両保険なども使わずに済み、等級ダウンの心配もなく、わずかな負担で修理が可能ということ。これなら安心ではないでしょうか。

POINT

「NORIDOKI」は3年単位で豊富な最新の車種からご利用できるカーリースです。クローズエンド方式のため残価精算がなく、3年間の安心保証「ジョイカルたすカッター3」により修理費用も負担が少なくてすみます。

まとめ

まとめ

カーリースは、月々の負担も少ない、気軽に新車に乗れる便利で賢い車との付き合い方ですが、あくまでそのリース車はリース会社から借りているものだということを忘れてはいけません。借りている車に故障や損傷といったトラブルがあれば、当然ながらその責任はリース契約者が負わなくてはなりません。

カーリースの利用で、余計な費用の負担を負わないためには普段から少し注意して車の管理や運転を行うことが大切です。また、リース満了時の残価精算という、カーリース特有の仕組みがあることも忘れてはいけません。

なるべく不安なく、気軽にカーリースを利用したいのであれば、クローズドエンド方式のカーリースを選ぶというのも賢い選択です。 もしこれから、カーリースを始めてみたいと考えているなら、月々のリース金額だけでリース会社を判断するのではなく、そのカーリースがオープンエンド方式なのか、クローズドエンド方式なのかといった点にも注目してみてください。

WRITER筆者

橋本 敏弘 (はしもと としひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニット所属

資格・免許
・普通自動車免許
・大型自動二輪免許
・二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
・自動車検査員
・自動車保険募集人
略歴・職歴
自動車整備専門学校卒業後、2級自動車整備士資格取得。千葉県某日産系ディーラーにて整備士として6年、営業として1年勤務。その後、コバック加盟店の地元自動車修理工場にて3年勤務。この期間中に自動車検査員資格も取得後、退社。そして、現在は株式会社ジョイカルジャパンにて新車業販部を経て、マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニットで活躍中。
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自動車整備の資格を活かし、販売のことから日頃のクルマのメンテナンスのことを中心に、幅広くみなさまへお伝えできたらと思っております。

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