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カーライフ

2023年3月22日 (2023年4月21日 更新)

車検ステッカーの貼り方とは?貼付け位置や再発行の方法を解説

車検ステッカーの貼り方とは?貼付け位置や再発行の方法を解説

公道を走るすべての車に貼られている(貼られていなくてはいけない)のが車検ステッカーです。あなたのマイカーのフロントウインドーにも必ず貼られているはずです。

車にはなくてはならない車検ステッカーですが、なぜ車に貼られているのか、そのステッカーにどんな意味があるのか、また万が一破損(もしくは紛失)してしまった場合、再発行が可能なのか、意外に知らないことも少なくないのでは。

また、先日車検ステッカーを貼る場所が変更となるというニュースもありましたがそれはどうなったのでしょうか。再発行の方法などと合わせて調べてみました。

車検ステッカーとは?

車検ステッカーとは?

車検は車を乗り続けるために欠かせないもので、車が保安基準を満たしているかを検査する制度です。義務付けられているのは、小型特殊自動車以外の車や排気量251cc以上の二輪車で、有効期間もあり期限が切れた車は公道を走行できません。正式名称は「自動車継続検査」で、新車で車を購入した場合は3年後、以降の継続車検は2年で検査を受けなければなりません。

そして車検に適合していると認められると「検査標章」、通称「車検ステッカー」が与えられ、フロントガラスに貼り付けておくことになります。このステッカー(車検シールとも呼ばれます)には車検の満了年月が書かれているので、次回の車検の時期をこの車検シールで確認するかたも多いのではないでしょうか。

車検ステッカーの見方

車検ステッカーにはどのようなことが書かれているのでしょうか。下記がサンプルです。

車検ステッカーの見方

引用元:車検標章の現状について|国土交通省

車検ステッカーには表側(車の外側から見える面)と、裏側(車内から見える面)があって、その両面に車検の満了期限が記載されています。表側には車検の有効期限が切れる年月が表示されており、裏側には車検有効期限が切れる年月日までが文章で記載されています。この車検ステッカーを見ればいつまでに車検を受けなくてはいけないのかがわかるようになっています。

車検ステッカーの貼り方・貼付け位置【2022年7月時点】

車検ステッカーの貼り方・貼付け位置【2022年7月時点】

車検ステッカーはどこに貼ってもいいわけではありません。フロントガラスに貼ることが決まっており、またその位置も国土交通省によって細かく指定されています。

前面ガラスの内側に貼り付ける

車検ステッカーはフロントガラスの内側に貼ることが決められています。貼る位置は以下の3つのパターンから選ぶことになります。

1.フロントガラス中央部にミラーがある場合はその前方のフロントガラス中央上部

2.ルームミラーがない場合はドライバーから最も遠いフロントガラス上部

3.フロントガラス上部が着色されている場合、1.の位置から位置を下げ着色されていない部分に貼る

車検ステッカーは貼り直しできる?

車検ステッカーですが、貼り間違えてしまったり、貼る際に破損してしまったりした場合貼りなおすことはできるのでしょうか。車検ステッカーは剥がすことはできますが、一度剥がしますと粘着力はなくなり貼り直すのは難しいでしょう。一部が破れたり、折れたりしてしまうと破損となり再発行が必要になります。

車検ステッカーの貼り方は令和5年1月に変更の発表が

国土交通省は令和4年6月に車検ステッカーの貼り付け位置に関して、見直しをするという発表をしました。発表時点では今年の令和5年(2023年)1月から変更される予定となっていましたが、現状ではまだ実施されていません。そのため、現時点では上記のような既存の位置に車検ステッカーを貼り付けるようにします。

車検ステッカーを再発行するやり方

車検ステッカーを再発行するやり方

車検シールをなくした場合や破損・汚損した場合は、再発行をする必要があります。再発行のやり方ですが以下になります。

最寄りの運輸支局に問い合わせる

普通自動車の車検ステッカーの再発行手続きは陸運支局で行うと定められています。もし車検ステッカーの再発行を行いたいなら、まずは最寄りの運輸支局に問い合わせてみてください。再発行の申請に必要な申請書類などは運輸支局で購入できます。また、申請書類はWEBでの印字も可能です。

http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_gian/touroku/car_regist_saikoufu.htm

再発行に必要なもの

車検ステッカーの再発行に必要なのは上記の申請書と、手数料と手数料納付書、そして車検証と委任状(代理申請の場合)となります。場合によっては上記以外の書類が必要なケースもあるので、詳細は各支局に問い合わせてください。

再発行の手数料は300円です。これは全国のどの陸運支局で申請しても同じです。手数料の支払いは再発行の申請を行う当日に行います。

ちなみに車検ステッカーの再発行手続きの際には車を陸運局に持って行く必要はありません。また、登録した車を管轄する運輸支局等でなくても、全国どこの運輸支局等でも車検ステッカーの再発行の手続き申請は可能です。

車検ステッカーを貼っていないとどうなる?

車検ステッカーを貼っていないとどうなる?

車検ステッカーがはがれてしまったのを、そのまま放置しているとどうなるのでしょうか。そもそも道路運送車両法第66条では、自動車の運航の際には検査標章(車検ステッカー)を表示しなければならないと定められています。

これを守らなかった場合は「道路運送車両法 第109条の9」の罰則が適用される可能性があります。そして最悪の場合は50万円以下の罰金刑となることもあります。車検ステッカーを破損や紛失してしまった場合は、直ちに再発行の手続きを行い、ただしく車のフロントガラスに貼るようにしてください。

まとめ

まとめ

フロントガラスに貼られた小さなシールである車検ステッカーですが、実は貼り付けることに重要な意味があり、車検ステッカーを貼り付けずに公道を走ることは法律違反となります。車検ステッカーがなくても車検証原本があれば、大きな問題にはならない場合もありますが、最悪の場合は上記のように50万円以下の罰金刑に処されることもあり得ます。

フロントガラスにステッカーを貼るのは格好悪いからと車検ステッカーを貼らないでいる方も中にはいるようですが、そのようなことは絶対に避けてください。

万が一破損したり紛失したりしても、ご紹介したように車検ステッカーは簡単に再発行が可能です。手数料もわずか300円です。必要書類を持参して直ちに手続きを行いましょう。

3年ごとにお乗り換え!車検が不要なカーリース

車検を受けるたびに、新しい車検ステッカーへ貼りなおす必要がありますが、車検ステッカーの貼付を、車のオーナーに任せるという業者もいるようです。

そのため貼り忘れ、紛失などといったミスが起きてしまうこともあるようです。車検手続きや車検ステッカーの貼付が面倒だというのなら、いっそ車検が不要なカーリース、ジョイカルの「NORIDOKI」を利用してみてはいかがでしょう。

「NORIDOKI」は、頭金不要、新車を購入してから3年後に訪れる車検のタイミングで乗り換えできるカーリースです。3年単位のカーリースなので毎年の「自動車税」も車検時にかかる「自動車重量税」も、さらに「自賠責保険料」や「整備料」などが不要です。つまり、その分の車にかかる費用が節約できます。もちろん車検ステッカーの貼り忘れや紛失などという失敗もありません。
また、「NORIDOKI」なら頭金・ボーナス払い・諸経費・税金など一切不要で月々「定額料金」をお支払いいただくだけでご利用できます。購入するよりも便利なお得なそんなNORIDOKIのカーリース、是非利用を検討してみてください。

POINT

「NORIDOKI」は車検のタイミングで乗り換えができる3年単位のカーリースで、車検ステッカーの貼り忘れや紛失などという失敗もなく、費用も節約できます。

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WRITER筆者

橋本 敏弘 (はしもと としひろ)株式会社ジョイカルジャパン マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニット所属

資格・免許
・普通自動車免許
・大型自動二輪免許
・二級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)
・自動車検査員
・自動車保険募集人
略歴・職歴
自動車整備専門学校卒業後、2級自動車整備士資格取得。千葉県某日産系ディーラーにて整備士として6年、営業として1年勤務。その後、コバック加盟店の地元自動車修理工場にて3年勤務。この期間中に自動車検査員資格も取得後、退社。そして、現在は株式会社ジョイカルジャパンにて新車業販部を経て、マーケティング本部 宣伝・広報・販促ユニットで活躍中。
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自動車整備の資格を活かし、販売のことから日頃のクルマのメンテナンスのことを中心に、幅広くみなさまへお伝えできたらと思っております。

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