2021年9月28日 (2021年9月29日 更新)
車のバッテリーはいつ交換する?交換費用と費用を抑えるポイントをチェック!
車にはバッテリーが積まれていますが、使用するほどに劣化するため、いつかは寿命が訪れます。数年間交換せずに車に乗っている方にとっては、いつ交換すればよいのか迷っているかもしれません。
今回は、バッテリー交換の目安となるサインや交換費用、費用を抑えるコツまで詳しく解説します。バッテリーを交換しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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INDEX目次
車のバッテリー交換はいつすべき?しないとどうなる?
車に搭載されているバッテリーは、非常に重要なパーツです。エンジンスタートや車に装備されたランプやエアコンなどの電源として、電力供給を担っています。
スマートフォンやパソコンなどのバッテリーと同じく、車のバッテリーも使用するほどに劣化するので、定期的に交換しなくてはいけません。バッテリー交換のタイミングは、車の使い方によっても異なりますが、おおよそ2~5年で交換すべきと言われています。
ただし、バッテリーの調子が悪い場合や以下で解説するサインが現れた場合は、年数を問わず交換を検討しましょう。
バッテリー交換の目安となるサイン!
バッテリー交換のタイミングを見極めるためには、目安となるサインを知ることが大切です。ここでは、4つのサインを解説しますので、自分の車にサインが出ていないか確認しましょう。
- エンジンのかかりが悪い
- ヘッドライトが暗い、パワーウィンドウの動きが鈍い
- バッテリー本体の異常
- バッテリーの電圧が下がっている
エンジンのかかりが悪い
エンジンはバッテリーの力を借りてセルモーターが回り始動します。バッテリーに問題がなければ、勢いよくセルモーターが回ってスムーズにエンジンがかかるのが正常な状態です。
エンジンのかかりが悪い場合は、バッテリーの劣化が進んでおり、セルモーターの動きが悪くなっている可能性があります。いつもと音が違う場合にも、劣化を疑いましょう。
ヘッドライトが暗い、パワーウィンドウの動きが鈍い
バッテリーは、ヘッドライトやパワーウィンドウなどの電装品への電力供給にも役割を果たしています。ヘッドライトがいつもより暗い、パワーウィンドウの動きが鈍いという場合は、バッテリーが劣化している可能性が高く、交換の目安となるのです。
また、エアコンやワイパーなどバッテリーが電力供給している装備を同時に使用しているときに異変を感じたら、電力を上手く分配できていない可能性があります。
バッテリー本体の異常
バッテリー本体に異常が見られる場合は、寿命を迎えている可能性が高いです。定期的な点検の際に、バッテリー液の減りが早かったり、本体が膨らんでいるように見えたりした場合は、劣化が進んでいます。そのまま使用すると危険があるので、速やかに交換しましょう。
バッテリーの電圧が下がっている
バッテリーの電圧も交換時期を見極めるサインのひとつです。通常時の電圧は12.5~12.8Vとされているので、12.5Vを下回っている場合は寿命を迎えているかもしれません。
また、エンジン始動時の電圧は13.5~14.5Vですが、14.5Vを上回っている場合にも注意が必要です。適正な電圧を維持できるように、点検・メンテナンスを行いましょう。
バッテリー電圧を確認するには?
バッテリー電圧を確認する方法は、自分で行う方法とガソリンスタンドなどで確認してもらう方法があります。
自分で確認する場合は、まずテスターという器具を購入しましょう。テスターを使った電圧確認の手順は、以下の通りです。
- イグニッションをオフにする
- テスターのスイッチを直流Vに合わせる
- テストリードの赤プラグをV端子、黒プラグをCOM端子に差し込む
- バッテリーの+端子に赤テストリード、-端子に黒テストリードを接触させる
- テスターのディスプレイで電圧を確認する
自分で確認するのが不安な場合は、ガソリンスタンドなどに確認を依頼しましょう。もし電圧が適正値よりも低かったら、バッテリーの交換が必要です。
車のバッテリー交換にかかる費用
車のバッテリーを交換するためには、費用がかかります。費用の内訳やそれぞれの大まかな費用を解説しますので、交換する際の費用を概算してみましょう。
バッテリー本体代
まず発生するのは、新しいバッテリーを購入する本体代です。バッテリーの種類やサイズなどによって価格が異なるので、料金は4,000~40,000円ほどといったように幅があります。
使用している車によっても変わり、ハイブリッド車や電気自動車の専用バッテリー、純正品バッテリーなどは高価なことが多いです。
工賃
バッテリー交換にかかる工賃は、ディーラーや整備工場など業者によって異なります。業者別の相場は、以下の通りです。
業者 | 工賃 |
---|---|
ディーラー | 1,000~3,000円 |
整備工場 | 0~3,000円 |
カー用品店 | 0~3,000円 |
ガソリンスタンド | 0~3,000円 |
また、車種によっても工賃が変わってきます。一般的なガソリン車が最も安く、ハイブリッド車や外国車は比較的高くなることが多いです。
廃棄料
古いバッテリーを処分するための廃棄料も発生します。基本的には3,000円程度の有料サービスですが、業者によっては無料で行ってくれる場合もあります。
自分でバッテリー交換をした際は、決して粗大ごみとして捨ててはいけません。不用品回収業者などに依頼して、廃棄するバッテリーを引き取ってもらう必要があります。
バッテリー交換費用を抑えるポイントは?
バッテリー交換には費用がかかりますが、できれば安く抑えたいですよね。そこで、費用を抑えるポイントを解説しますので、できるところから実践してみましょう。
バッテリーを自己調達して持ち込む
バッテリーを通販や顔馴染みのショップなどで購入すると、ディーラーや専門店などよりも費用を抑えられる場合があります。
調達したバッテリーをディーラーや整備工場などに持ち込めば、バッテリー本体代を節約して、バッテリー交換を依頼することが可能です。
自分で交換する
車に詳しい方であれば、バッテリーを自己調達して自ら交換する方法もあります。バッテリー本体代と工賃を節約できるので、交換費用を大幅に抑えられるでしょう。
ただし、作業に自信がない方や車に詳しくない方には、セルフ交換はおすすめできません。作業中に感電したり、取り付けが上手くいかず車両火災につながったりする可能性があり、非常に危険です。費用を抑えたいからといって、むやみにセルフ交換を選択しないようにしましょう。
バッテリーをなるべく状態良く長く使うコツ
バッテリーの状態を維持して長く使うためには、3つのコツがあります。
- 「バッテリーあがり」に気をつける
- 適度に走らせる
- 夜間走行を減らす
車の使い方次第でバッテリーは長持ちするので、バッテリー交換の頻度を抑え、費用の節約にもつながります。コツを実践して、バッテリーをできるだけ長く使いましょう。
「バッテリーあがり」に気をつける
「バッテリーあがり」を一度起こしてしまうと、バッテリーが大きく劣化してしまいます。交換時期を早めてしまうので、バッテリーあがりを起こさないように注意しましょう。
「バッテリーあがり」の原因になりやすいのが、車内灯やヘッドライトのつけっぱなしなどです。つけっぱなしにしている間、バッテリーが消費され続けてしまうので、降車時にしっかりドアを閉め、ライトが消えているか確認しましょう。
適度に走らせる
バッテリーは、車を走らせることによって充電されます。10km未満の走行を主だったり、ほとんど乗らなかったりすると、バッテリーが充電されず劣化してしまうので注意が必要です。
バッテリーを長持ちさせるためには、適度に走らせましょう。1度の走行で10km以上、最低でも週に1回を目安に走らせるのがポイントです。
夜間走行を減らす
夜間走行では、ヘッドライトを常に点ける必要があり、バッテリーに負担がかかりやすいです。エアコンやオーディオ、ワイパーなども同時に使うと、さらに負担がかかります。
仕事帰りや旅行の帰りなどの夜間走行は避けられませんが、特に用がない場合は夜間走行を減らしましょう。バッテリーの負担を軽減でき、長持ちさせられるはずです。
カーリースならバッテリー交換を気にしなくていい
自家用車の場合は、数年に1度とはいえ、バッテリーの交換費用が家計の負担になる場合があります。手間もかかるので、バッテリー交換を気にせず車に乗りたい方が多いでしょう。
そこでおすすめしたいのはカーリースです。カーリースでは、業者によってはメンテナンス費用も月額料金に含めているので、バッテリー交換の費用を定額にできます。バッテリー交換のタイミングによっては、新しい車に乗り換えることも可能です。
NORIDOKIでは、3年ごとに新車に乗り換えることができます。バッテリー交換のタイミングや、タイミングが来る前に乗り換えられ、バッテリー交換の手間や費用を抑えられるのが魅力です。
まとめ
車のバッテリーを使用するほど劣化するので、2~5年に1度交換が必要です。交換には、バッテリー本体代や工賃、廃棄料がかかります。費用をできるだけ抑えるためには、バッテリーを自己調達したり、自分で交換作業を行ったりしましょう。
また、バッテリーを長持ちさせるためには、バッテリーあがりを防いだり、適度に走らせたりすることが大切です。バッテリーの交換時期や目安のサインを理解して、正しいタイミングでバッテリーを交換しましょう。