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カーライフ

車の維持費

2026年10月9日 (2026年10月09日 更新)

車が故障したら修理はどこに頼む?費用と日数の目安を依頼先ごとに解説

車が急に故障したとき、どこに修理を頼めばよいのか迷う方は多いでしょう。修理を依頼できる窓口はディーラーや自動車整備工場など複数あり、それぞれ得意な修理や費用の傾向が異なります。

窓口の特徴を知らないまま依頼すると、必要以上に費用がかかったり、そもそも対応してもらえなかったりする恐れがあります。納得のいく修理をしてもらうためには、症状に応じて依頼先を選ぶことが重要です。

本記事では、修理を依頼できる4つの窓口の特徴を比較したうえで、部位別の費用相場と目安期間、費用を抑える方法を解説します。車が故障した際にどこへ依頼すべきか判断できるようになるので、ぜひご一読ください。

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車が故障したときに修理を依頼できる窓口4つ

車が故障したときに修理を依頼できる窓口は、以下の4ヶ所です。

  • ディーラー
  • 自動車整備工場
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド

それぞれ得意なことや費用相場が異なるので、ひとつずつ確認しておきましょう。

ディーラー

ディーラーであれば、メーカーが指定した基準に沿って整備してくれます。修理の際にメーカー純正品を使うため、請求額は他の窓口よりも高めである一方で、保証が充実しています。

純正部品の在庫を確保しているため、作業待ちの事態が起きにくく、すぐに着手してもらえる点もメリットのひとつです。新車保証の期間内に起きた故障であれば、無償で修理を受けられる場合もあります。

ディーラーへ修理を依頼する方は、まずは保証書を開き保証が残っているかどうか確認してみましょう。

自動車整備工場

費用を抑えながら大規模な修理まで任せたい場合は、自動車整備工場が候補になります。修理する車のメーカーは問われず、エンジンやミッションを降ろす修理にも対応できます。

価格を抑えやすい理由は、純正品と同等の社外品やリビルト品、中古部品を積極的に使うからです。

ディーラーと比べて修理費用が低めである一方で、部品の在庫を常に抱えているとは限らず、取り寄せになると数日は待つ場合もあります。

地域密着の工場も多いことから、費用と修理内容を相談しながら決めたい方に向いています。

カー用品店

軽度な故障を当日中に直したい場合は、カー用品店が向いています。タイヤ交換やバッテリー交換であれば、来店から1時間ほどで作業が終わります。

作業内容ごとの対応の目安は、以下のとおりです。

修理内容対応の目安
タイヤ交換即日
バッテリー交換即日
簡易的な板金塗装即日から数日
エンジンの分解修理対応不可の場合あり

タイヤやバッテリーは店頭の在庫が豊富なため、部品の取り寄せを待たずに交換できます。一方で、店舗によっては大掛かりな修理には対応していない場合もあります。

エンジンやミッションの分解など、大規模な修理が必要な故障であれば、整備工場やディーラーに相談しましょう。

ガソリンスタンド

軽い修理作業で済みそうであれば、ガソリンスタンドも選択肢に入ります。給油のついでにエンジンオイルの交換やタイヤの空気圧調整、ワイパーゴムの交換などに対応してもらえます。

一方で、すべての店舗が修理を受け付けているわけではないため、立ち寄る前に対応できる作業を電話で確認しておきましょう。外板のへこみや内部機構の不具合は、整備工場のほうが適しています。

車の故障修理にかかる費用相場と目安期間を部位別に解説

車の修理にかかる費用と日数は、部位によって大きな差があります。部位ごとにおける費用と期間を、以下の表にまとめました。

部位費用相場目安期間
ボディの傷・へこみ軽微な擦り傷:8,800〜22,000円パネル1枚のへこみ:20,000〜50,000円当日〜5日
ガラスのひび割れリペア:10,000〜20,000円交換:50,000〜130,000円即日〜3日
タイヤ・ホイールパンク修理:3,000〜6,500円交換工賃4本:11,000〜13,200円即日〜2日
電気系統バッテリー交換:7,000〜30,000円オルタネーター交換:27,000〜140,000円即日〜3日
エアコンガス補充:3,000〜11,000円コンプレッサー交換:60,000〜150,000円即日〜3日
エンジンセンサー交換:15,000〜80,000円載せ替え:30万〜100万円即日〜1ヶ月

ここからは、部位ごとにおける修理の詳細を解説します。

ボディの傷・へこみ

ボディの傷やへこみの修理費用は、傷の範囲と塗装の有無によって変わります。料金は同じ擦り傷であっても部位によって変動し、目安を以下の表にまとめました。

修理内容費用の目安
ドアミラー擦り傷8,000円~
バンパー擦り傷20,000円~
簡易板金22,000円~
へこみ修理25,000円~

作業期間は傷の程度で変わり、軽微な擦り傷であれば当日中に完了します。塗装をともなう板金は2~5日ほどかかるため、代車の手配も相談しておきましょう。

バンパーの擦り傷については「車のバンパーに傷が!修理方法や費用相場、保険適用について解説」の記事で詳しく解説しています。傷が付く原因や放置する危険性についても分かるようになっているので、ぜひ参考にしてください。

参考:車のバンパーに傷が!修理方法や費用相場、保険適用について解説

ガラスのひび割れ

フロントガラスのひび割れは、傷の直径が1.5cmを超えるかどうかで費用が変わります。目安として、傷の大きさが直径1.5cm未満であれば樹脂を充填するリペアで直せます。

費用は1~2万円ほどで、作業時間も30分程度しかかかりません。傷が大きい場合は交換になり、金額はガラスの種類によって変わります。

また、衝突被害軽減ブレーキを搭載した車は、カメラの再調整(エーミング)が必要です。エーミングを含めると10万円を超える場合もあるため、カタログで装備を確認しましょう。

交換が必要な場合は60~90分程度で、接着剤の養生を含めても即日から3日程度で戻ってきます。

タイヤ・ホイール

パンクや摩耗によるタイヤ交換は、修理のなかでも費用を抑えやすい部類です。タイヤまわりの費用は、以下の表のとおりです。

項目費用の目安
パンク修理(1本)3,000円〜
交換工賃(4本)11,000円〜
軽自動車のタイヤ(1本)3,000円〜
乗用車のタイヤ(1本)1万円前後

パンク修理であれば20~30分程度で終わり、当日中に乗って帰れます。交換が必要な場合は4本まとめて11,000円~で、タイヤサイズが大きいほど高額になります。

指定サイズの在庫がなければ取り寄せになり、1~2日ほど待たなければなりません。修理を依頼した結果サイズがないという事態を避けるために、複数の店舗に在庫と工賃を確認してみましょう。

電気系統

電気系統の故障は、交換する部品によって費用が大きく変動します。代表的な部品ごとの費用の目安は、以下のとおりです。

交換部品費用の目安
バッテリー7,000~30,000円
オルタネーター(リビルト品)25,000~65,000円
パワーウィンドウレギュレーター10,000~20,000円
パワーウィンドウスイッチ15,000~30,000円

発電機であるオルタネーターは、新品を選ぶと本体だけで5万円以上かかることもあります。金額がネックになる方は、リビルト品や中古品も検討しましょう。

バッテリー交換であれば作業は10~30分程度で済み、待ち時間もほとんど生じません。部品の取り寄せが必要になると2~3日ほどかかるため、代車の有無を確認しておきましょう。

エアコン

エアコンは不具合が起きている部位によって、費用や日数が大きく変動します。冷房の効きが弱いだけであれば数千円程度で収まるものの、コンプレッサーやエバポレーターなど内部部品の交換が必要な場合は、10万円前後することもあります。

症状ごとの費用の目安は、以下のとおりです。

修理内容費用の目安
ガス補充3,000円〜
ガス漏れ修理2万円〜
コンプレッサー交換6万円〜
エバポレーター交換7万円〜

ガス補充だけであれば当日中に終わる一方で、部品交換をともなうと数日ほど預けなければなりません。夏本番にエアコンが動かない、という事態を避けるために、不具合に気づいたら早めに整備を受けましょう。

エアコンの不具合について詳しくは「車のエアコンが効かない原因7選!自分でできる応急処置と修理費用の目安を解説」の記事で解説しています。症状ごとの不具合と応急処置法もわかるようになっているので、ぜひ参考にしてください。

参考:車のエアコンが効かない原因7選!自分でできる応急処置と修理費用の目安を解説

エンジン

エンジンの修理費用は、軽い不具合と載せ替えで金額が10倍以上変わります。メーターに警告灯がついた程度であれば、数万円で直る場合が多いです。

例えば、排気ガスの濃度を測るO2センサーを交換する場合の目安は、15,000~50,000円程度です。イグニッションコイルの交換は30,000~40,000円、セルモーターは25,000円から70,000円ほどかかります。

エンジン本体の載せ替えは数十万円かかるのが一般的で、車種によっては100万円近くすることもあります。

修理期間はセンサー交換であれば即日から2日程度、載せ替えは2週間ほどかかります。エンジンを分解して組み直すオーバーホールになると、1カ月近くを要するので、修理期間中に代車を用意してもらえるか相談しておきましょう。

車が故障したときに修理費用を安く抑える方法

車の故障により修理に出すと、内容によっては高額な費用がかかることを懸念される方は多いです。修理費用が高額になりそうな場合は、以下の方法で安く抑えられる可能性があります。

  • 車両保険を使う
  • 相見積もりを取る
  • リビルト部品に交換する

ひとつずつ見ていきましょう。

車両保険を使う

故障の原因が事故や自然災害によるものであれば、車両保険で修理費用を補償してもらえます。

ただし、保険を使うと等級が1等級または3等級下がり、翌年以降の保険料が上がります。

車両保険の申請をする前に、修理費用と保険料の増額分を比較することが重要です。修理費用が少額であれば、自費で修理したほうがトータルの費用を安く抑えられることもあります。

なお、経年劣化やメンテナンス不足による故障は車両保険の対象外です。

相見積もりを取る

同じ故障でも、依頼する窓口によって部品代と工賃は変わります。見積もりを比べるときは費用だけでなく、以下の内容も確認しておきましょう。

  • 部品代と工賃の内訳
  • 純正品と社外品の区別
  • 作業にかかる日数
  • 代車の有無と料金

純正部品を使うディーラーと社外品を使う整備工場では、請求額が大きく異なることもあります。バンパーの擦り傷1件でも、店舗によって1万円以上の開きが出ることもあるくらいです。

2~3社ほどで比較すれば、手間をかけすぎずに修理費用を下げられるでしょう。

リビルト部品に交換する

使用済みの部品を分解洗浄して再生したリビルト部品を選ぶと、修理費用を抑えられます。純正の新品と比べて、数万円安く収まる部品もあるのが特徴です。

ただし、すべての部位にリビルト部品の在庫があるとは限らず、取り寄せに数日を要することもあります。急いで直したい場合は、在庫の有無を先に確認しておきましょう。

修理費用が高額な場合は買い替えも選択肢のひとつ!主な判断基準

修理費用が高額だったり修理後も継続的に故障したりすると、トータルの支出が割高になり、車を買い替えたほうが総額で安く済むこともあります。買い替えを考えるときは、以下の3つを基準に判断しましょう。

  • 修理費用と車の下取り価格を比べる
  • 次の車検までの残り期間を確認する
  • 同じ箇所の再故障が続くかを見る

迷ったときの参考にしてください。

修理費用と車の下取り価格を比べる

修理費用が下取り価格を上回るのであれば、買い替えが選択肢に挙がります。修理したところで、車に残っている価値以上の支出になるためです。

実際に、エンジン本体の交換は30万~100万円ほどかかり、中古車であればこの金額以下でも選択肢は十分にあります。下取り価格は業者によって差が出るため、1社の査定額だけで判断するのはおすすめできません。

複数の業者に査定を依頼し、手元に残る金額を確認してから決めましょう。修理費用が下取り価格を下回るのであれば、直して乗り続ける選択肢もあります。

次の車検までの残り期間を確認する

車検満了日までの残り期間も、修理するか買い替えるかの判断材料になります。車検まで半年を切っていると、修理費用と車検費用が同じ時期に重なり出費が集中します。

車検を通した直後に手放しても、支払った費用は回収できません。残り期間が1年以上あれば、修理して乗り続けたほうが1年あたりの負担は軽くなります。

修理してすぐに車検、という事態を避けるために、車検満了日を確認しておきましょう。

同じ箇所の再故障が続くかを見る

一度直した箇所が再び故障する場合、そう遠くないうちに再発することも考えられます。

目安として、走行距離が10万kmを超えてくると複数の部品の寿命が重なり、故障が起こりやすくなると言われています。修理のたびに費用がかかり、直した合計額が車の価値を超えることもあるでしょう。

修理の履歴が1回だけであれば、慌てて手放す必要はありません。故障した部位が再発していたかどうかを把握するために、修理記録簿を付けておくことをおすすめします。

故障した車を廃車したときに取るべき選択肢

修理せずに廃車を選んだ場合、次の移動手段を確保しなければなりません。車の利用頻度が少ないのであれば、これを機に「所有しない選択」もできます。

廃車になった場合、取ることになる選択肢は以下の3つです。

  • 車を買い替える
  • カーシェアリングに切り替える
  • カーリースを利用する

ご自身の状況に適した方法を選ぶための参考としてください。

車を買い替える

通勤や送迎などで毎日使う方は、買い替えが最優先に挙がるでしょう。ご自身の所有物になるため、走行距離や使い方に制限がありません。

ただし、後述するカーシェアリングやカーリースと違い、購入時に頭金をはじめとした初期費用が必要です。手元の資金と月々の負担を見比べてから、購入する車種を決めましょう。

カーシェアリングに切り替える

車に乗る頻度が少ない場合は、カーシェアリングに切り替える方法もあります。費用の内訳はサービスによって異なるものの、一般的には月額基本料に加えて利用時間に応じた利用料を支払うことになります。

ガソリン代や保険料は利用料に含まれることが多いものの、別途費用が発生するかの確認は必要です。

ただし、車を受け取る拠点(ステーション)が近くになければ、借りるまでに時間がかかります。また、地域によってはカーシェアリングが普及していないことも考えられます。


自宅や職場の周辺にステーションがあるかどうか、地図で確認してみましょう。

カーリースを利用する

頭金を用意せずに新車へ乗り換えたい場合は、カーリースが選択肢になります。月額料金には、以下の費用が含まれます。

  • 車両価格
  • 自動車税と重量税
  • 自賠責保険料
  • 登録費用

軽自動車であれば月々1万円台~、コンパクトカーは2万円台~が相場です。多くのサービスで初期費用は不要で、月額利用料だけで乗り続けられます。

ただし、契約期間中に解約すると違約金がかかるうえに、走行距離を超過した際にも追加料金が発生します。毎月の走行距離を把握したうえで、契約するプランを選びましょう。

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故障した車を修理するかは費用と期間をもとに判断しよう

車が故障した際、修理を依頼できる窓口によって費用や対応可能な範囲が異なります。早く確実に直したい場合はディーラー、費用を抑えたい場合は自動車整備工場が向いています。

部位別の相場と日数を知らないままでは、提示された見積もりが妥当かどうか判断できません。ボディの擦り傷であれば1万円前後である一方で、エンジンの載せ替えになると100万円近くまで開きがあります。

修理費用は依頼先によって異なることも珍しくないので、2~3社程度の相見積もりを取ることをおすすめします。

修理費用が車の価値を超えるのであれば、買い替えやリースも選択肢に入れましょう。リースを検討されている方は、ジョイカルのカーリースへお問い合わせください。

当社では、利用者様のニーズに応じてさまざまなサービスを提供しております。初期費用は不要で申込みができますので、手元資金に不安な方でも小さい負担で乗り換えができます。軽自動車やSUV、コンパクトカーなど、幅広い車種を取り揃えておりますので、まずは気軽にご相談ください。

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WRITER筆者

土田 崇央 (つちだ たかひさ)

資格・免許
・ファイナンシャルプランニング技能士2級
・AFP認定者
略歴・職歴
2020年よりライターとして活動開始。
2026年現在はディレクターとしても活動しています。
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栃木県宇都宮市在住。家族ができたことをきっかけに新車のシエンタを購入。
長距離ドライブが好きですが、普段は在宅勤務のため年間走行距離は6,000km程度です。

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