ヴェゼルの特徴
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ヴェゼルとは?
ホンダヴェゼルはスタイリッシュなフォルムを持つホンダのコンパクトクロスオーバーSUVです。4代目フィットのプラットフォームやパワートレインをベースにSUVに仕立てたもので、ボディサイズは全長4.33m×全幅1,790㎜×全高1,580㎜ととても扱いやすいサイズとなっています。
パワーユニットはガソリンエンジンと2モーターハイブリッドの「e:HEV」をラインナップしており価格も手ごろで扱いやすいことから人気も高いSUVです。では、他のSUVとヴェゼルは何が違うのか、どのような特徴があるのか詳しくご紹介します。
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ヴェゼルの魅力
ホンダヴェゼルの魅力の一つがそのスタイリッシュなエクステリアです。クロスオーバーSUVながらシャープでスタイリッシュなフォルムを持っています。いわゆるクーペ的なSUVとも違ってルーフが真っすぐ後方まで続きのびやかなデザインが大きな特徴となっています。そのため実寸以上にサイズが大きく感じられます。
インテリアもおしゃれです。SUVらしい解放感がありながら直線基調でシンプルかつ上質。ダイヤルやスイッチなどの操作系も手が届きやすい位置に配置され、装飾も上品で高級感の感じられるデザインとなっています。
また室内空間も見た目以上に広いのも魅力といえるでしょう。先代モデルとボディサイズはほぼ変わっていませんが後席の足元空間が35mm拡大し、荷室も段差をなくして荷物の積み下ろしがしやすくなっています。見た目がスタイリッシュなだけでなく使い勝手にも優れているのがヴェゼルといえます。
また、燃費に優れたハイブリッドが設定されているのも特徴でしょう。見た目が格好よく実用性もあり、さらに経済性にも優れている、それがヴェゼルと魅力といえます。
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ヴェゼルの値段
ヴェゼルは2,279,200円~とSUVとしては比較的リーズナブルです。ただしエントリーグレードはガソリンエンジンで本命ともいえるハイブリッドは2,658,700円~となっています。装備内容などを考えると決して高すぎではありませんが、ベースとなったFITのハイブリッドが1,997,600円~というのと比べると少し割高な印象もあります。
グレード エンジン 駆動方式 車両価格 G 1.5Lガソリン FF ¥2,279,000 4WD ¥2,499,200 e:HEV X ハイブリッド FF ¥2,658,700 e:HEV Z ¥2,882,000 e:HEV PLaY ¥3,298,900 e:HEV X 4WD ¥2,878,700 e:HEV Z ¥3,102,000 -
ヴェゼルの基本装備
ヘッドライトはエントリーグレードを除き全車フルLED(デイタイムランニングランプ付、マニュアルレベリング/オートライトコントロール 機構付)となっています。またエアコンもエントリーグレード以外はすべてフルオートでマルチインフォメーション・ディスプレーやHondaスマートキーシステム、PM2.5対応高性能集塵フィルター、リアヒーターダクトなども全グレード標準装備です。
ラゲッジスペースを簡単に広げられるチップアップ&ダイブダウン機構付6:4分割可倒式リアシートが装備されているほか、Zグレード以上には、予約クローズ機能付ハンズフリーアクセスパワーテールゲートなどが搭載されるなど装備内容はとても充実しています。
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ヴェゼルの走行性能と安全装備
ヴェゼルのパワーユニットは、1.5Lガソリンエンジンと駆動用と発電用2つのモーターを使用した「e:HEV」型(シリーズ式ハイブリッド)です。エンジンは基本発電専用で発進時や街なかを低速で走行する時はバッテリーから提供された電気を使いモーターで走り、加速時はエンジンで発電して走行用モーターで走行。そして、高速クルーズの時のみエンジンで駆動するというシステムになっています。
ガソリンエンジンの最高出力は87 kW[118PS]で、最大トルクは142 N・m[14 . 5 kgf・m]と、ハイパワーではありませんが必要十分な出力を発揮してくれます。
ハイブリッドはエンジンの最高出力が78 kW[106 PS]で最大トルクは127 N・m[13 . 0 kgf・m]。モーターの最高出力が96 kW[131 PS]で最大トルクが253N・m[25.8 kgf・m]となっています。トルクに余裕のあるハイブリッドのほうが加速性能に余裕がり、滑らかな加速が味わえます。
そして、予防安全装備のHonda SENSINGは全グレードに標準装備となっています。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 近距離衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
- パーキングセンサーシステム
このような充実した機能がセットで全車に装着されています。このほかにもブラインドスポットインフォメーションやオートレベリング機能付フルLEDヘッドライト、LEDアクティブコーナーリングライトが「e:HEV Z」と「e:HEV PlaY」などの上級グレードに装着されています。
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ヴェゼルの燃費
ヴェゼルのWLTCモード燃費はガソリンエンジンが17.0㎞/L(Gグレード2WD)で、ハイブリッドが25.0㎞/L(e:HEV X)です。このクラスとしてはトップレベルの低燃費性能を発揮してくれます。
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ヴェゼルのグレード
新型ヴェゼルは、ハイブリッド車をメインとしたグレード構成になっています。ハイブリッドのグレードはエントリーグレードの「e:HEV X」、上級グレードの「e:HEV Z」、そしてパノラマルーフや専用外装パーツやホンダコネクトディスプレイなどをセットで装着した「e:HEV PlaY」の3タイプが設定されており、e:HEV PlaY はFFのみですが、e:HEV Xとe:HEV ZにはFFと4WDが設定されています。
ガソリン車は「G」の1グレードで、FFと4WDが設定されているという形です。エントリーグレードのガソリンG 2WDと最高額グレードのe:HEV PlaY 2WDの価格差は約100万円もあるので、装備内容などを吟味したうえでグレード選びは慎重に行った方が良いでしょう。
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ヴェゼルと似ている車
ヴェゼルはコンパクトSUVですので、ライバルとしてはトヨタのライズ、ヤリスクロス、C-HRなどになるでしょう。また、日産のキックスやダイハツのロッキー、さらに、マツダのCX-3やCX-30、MX-30、スバルのXVになどが同じジャンルのモデルとなります。
この中でも特に都会的で洗練されたデザインを持つSUVがヴェゼルで、機能性や燃費性能などのバランスも取れており、ライバルと比べてもとても魅力的な存在といえます。
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ヴェゼルが向いている人
ヴェゼルはSUVながらコンパクトサイズで、視界も良いため、コンパクトで運転しやすい車が欲しいという方に向いています。またエクステリアもインテリアもデザインが洗練されているので、都会的で上質なSUVが好みという方にも適していると思います。
また、先代モデル以上に室内の快適性やラゲッジスペースに使い勝手が向上しているのでファミリードライバーにもぴったりです。燃費の良いハイブリッドも設定されており、装備や性能、価格のバランスも良いのでコンパクトカーや軽自動車から初めてSUVに乗り換えるという方にもとても向いているのではないでしょうか。
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まとめ
ヴェゼルの特徴についてご紹介しました。スペックや装備などを詳しくチェックしてみると、ヴェゼルは広い室内空間に、使い勝手の高いシートアレンジ機能を持ち、エクステリアやインテリアは上質でスタイリッシュ。それでいて走行性能や実用性能にも優れており欠点の少ないコンパクトSUVということがわかりました。
特にそのエクステリアデザインはライバル以上に洗練されています。人気車となっており多くの方がヴェゼルに魅力を感じているというのは間違いないでしょう。
コンパクトSUVというジャンルはライバルも多く、どのSUVが自分に一番合っているのか判断するのは簡単ではありませんが、その中でもおすすめのコンパクトSUV上げるとしたら、その候補の筆頭として、ヴェゼルは自信をもってオススメできる一台といえます。